FSvivaola

FSvivaola


 
FSXで遊ぼう。
シーナリと操作パネルを作っています。  
 
TopImage

Scenery

FSX用のシーナリ。仙台市消防ヘリポートを公開中です。

Cockpit

FSを操作するパネルを作っています。
ダイヤルやスイッチをカチカチできるよ。  
 

3号機近況-設計編

2012.05.06

やりたいことは2つです。
ap3
・ FS内の数値を取り出して、7セグメントディスプレイ(以下、7セグ)に表示します。
ロータリーエンコーダ(以下、RE)の入力に応じて数値を変更します。変更した場合は数値をFSに反映します。
 
 
ap3
これらを実現するためにハードウェアを自作します。

 
ap3
FSが動作するPCと自作ハードウェアの間を繋ぐ仕組みが必要です。
ここはArduinoのシリアル通信を使用します。USBを使用した仮想シリアルポートで行いますので、PCにシリアルポートは不要です。
 
 
次に7セグ出力とRE入力を考えます。ArduinoのUNOという製品を使っていて、使用できる入出力ピンは最大20本です。うち2本はPCとのシリアル通信で使用しますので、実質18本のピンしか使用できません。
 
7セグを1つ点灯させるためには8本の出力ピンが必要です。ダイナミック点灯で使用するピン数を減らしますが、あまり多くの桁数を表示させるとチラチラしますのでやりすぎないようにします。 REは1個につき2本の入力ピンが必要となります。
 
今回は7セグを78個、REを16個使いますのでArduino1台ではとてもたりません。
 
 
ap3
そこで、Arduinoを親として入出力を担当するIOモジュールを作成します。
 

IOモジュールは以下の機能を持ちます。
・ 7セグ出力 x 10桁
・ RE入力 x 4個
・ スイッチ入力 x 4個
 
※REとスイッチの数は可変。12本の入力ピンをプログラムで自由に使えます。 たとえば、スイッチを使用せずRE6個、またはREを使用せずスイッチ12個、など。
 
 
ap3
1台のArduino(親)に対して複数のIOモジュール(子)を接続します。親子間の通信はSPI通信を使用します。
 

2012.05.07

 
つづきです。各部の名前を整理します。
※名前はkooが適当につけたもので、一般的な呼び方ではありませんので注意を。
ap3
ap3
Arduinoの名前を「MC」に。各I/Oモジュールを制御する役割です。
I/Oモジュールを「IM」に。
 
ap3
MCはArduino本体と、その上に重ねて連結するシールドに分けられます。
シールドをMCシールドと呼びます。各IMとの通信用ケーブルが接続されます。
 
ap3
作ったMCシールドです。奥にArduinoUNOが見えます。
 
ap3
Arduinoと合体後。
 
ap3
IMの中身も2つに分けられます。7セグ表示を担当する「SD」と、MCとの通信やREの入力を制御する「IC」の2つです。
これらの実体はATMega328Pというマイコンです。
 
ap3
IMのプロトタイプです。マイコンのソケットが2個付いています。これを使用してプログラムの確認を行いました。
 
ap3 さて、7セグの表示やREの入力を担当することになったIMですが、7セグを78個とREを16個をコントロールするためには9基必要になります。9枚もの基板をあちこちに設置するのは大変ですので、IM4基をひとまとめにして1枚の基板にします。
 
ap3
これを「IB」と呼びます。
 
ap3
IBです。MCへの通信ケーブルは1本にまとめてあります。
   
ap3
3号機全体で、3枚のIBを用意します。コックピット上部のMCP用に1枚、下側COM,NAV,ADFなどに2枚となります。
 
ap3
現在作成した機器です。左上がMC、左下にIB、右側が7セグ(COM1,2とNAV1,2)になります。
 
(現在ここまで)

 
 
↓最終形 ap3
 
 

DIY

せっかくですので作ってみましょう。
2012.05.09現在、書きかけです。  
 

連絡はこちら

twitter koo_作成報告
mail fsvivaola.koo@gmail.com



©2012 koo エフエスビバオーラ