バスストップ

列なんか作らなくても横はいりなし!

  • バスを待つとき日本と違って列を作ったりしませんが(まぁ、そんなに人がいないという事もあるんですが)、ちゃんと自分が誰の後か覚えていてバス停で待ってた順に乗り込みます。横はいりなんて絶対しません。
  • また、高齢者などには進んで順番を譲ります。
  • はっきり言ってバスを利用する人というのは低所得者が多いわけですが、そういう方々でもマナーがちゃんとしています。
バスを待ってる人はみんなお友達!

  • バスというのはどこの国も一緒で時間が不確かなものなんですが、そんなバスを待ってる間はみんな同じ思いをしているお友達なんです。
  • バス停でバス待ちをしていると必ずと言っていいほど皆さん声をかけてきます。
  • 『あなたも赤いバス待ってるの?』『どこ行きのバス待ってるの?』というように。
  • そこでそれをきっかけに会話が広がるわけですが、英語が流暢じゃない私ではあんまり広がらない!それでもみんなかまわず話し続けます。
  • 聞き取れなければ何回でも言い直してくれるし、私のつたない英語を一生懸命理解しようと耳を傾けてくれます。
  • おかげで地元の人でなければ知らない生の情報を教えてもらったり(おいしいレストランやチョコレート屋さん、ここに今度映画館が出来るよなど)、いろんな話が聞けてうれしかったです。
運転手さんがやさしい!

  • 日本でバスに乗ると『あなたは毎日バスに乗ってるからわかるかもしれないけど、そういう人ばかりじゃないんだよ!』とか『お年寄りにもっとやさしくしろよ!』と突っ込みたくなる人が多いんですが(もちろんやさしい運転手さんもたくさんいますけど)、セントルイスの私が乗った運転手さんはみんな本当にやさしかったです。
  • ある時は、みんなが降りてしまって私だけになった時、しばらく走ってからわざわざバスを止めて『どこで降りたいの?』と聞いてくれました。(多分、この子わかって乗ってるのかなぁと不安になったんでしょうが…)
  • ある時は、美術館に行こうとしてバスに乗ったら、その前の科学館に着いた時『科学館よ!』と声をかけてくれたので、『美術館に行きたいんです。』と言うと、『今日は美術館は開館が遅い日でまだやってないからここか動物園で時間をつぶしたら?』と言ってくれて結局動物園で降ろしてもらいました。
  • ほかにもいっぱいあったけれど、みんなバスに乗る時も降りる時も運転手さんに声を掛けていき、運転手さんもそれにちゃんと答えます。
  • 乗車人数が少ないこともあるんでしょうが、本当にみんなやさしい人ばかりでした。

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