ここでは、A5の世界に存在するJR(旧国鉄)の列車を
どのような場面で運用すればよいかを見ていきます。
都市の情景作りでの参考にでもどうぞ。
また、TwinPack限定仕様としてTechWin誌(アスキー刊)1998年3月号から7月号に
連載されたA5Go!Go!のコーナーで応募されたオリジナルデータが
最初から追加されています。
A5完全版の方はTechWin誌を集めるか、「A5バリューキット」(ZEST刊)を購入
することによってそろえることができます。
なお、PowerVR版のほうは残念ながら車両を追加することができません。
ここにあるデータは完全版を調査して掲載してあります。
PowerVR版では多少差異が存在するかも知れません。ご注意ください。
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Series Kiha40 Diesel Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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一般用気動車 | 200 | 低速 | 200 | 1400 |
全国のローカル線で運用されている気動車(ディーゼルカー)で、キハ40、47、48と3形式が存在します。
最近になってキハ41という形式も生まれています。
主に地方のローカル線で運用されていて、たいてい1〜5両編成で運行しています。
ゲームでも、マップの端近くの末端路線で運行するといいかも。
または、ゲームの初期段階で運用するとローカル線の風情が味わえます。
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Series 201 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流通勤型電車 | 200 | 中速 | 400 | 2800 |
おもに、中央線、総武緩行線などで運用されている通勤型電車です。
今までの抵抗制御から、機電子チョッパ制御という制御方式を採用し電気を回生することを可能にするなど、
JR(旧国鉄)の電車ではじめて省エネルギー性を重視した車両となりました。
試作型は台車も特急と同じくらいの質のものを採用するなど、通勤型としてはとても贅沢な仕様で登場したそうです。
しかし、量産型では普通の台車に装換したりしましたが、省エネ性能と引き換えに車両のコストが上がってしまったのが災いし投入されたのが中央線など限られた路線のみになってしまいました。
ゲームでも都市の中を縫うように長い編成で運行すると様になります。
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Series 415 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直交流近郊型電車 | 190 | 中速 | 370 | 2600 |
常磐線や山陽本線・鹿児島本線など直流と交流の2つの区間をまたがって走るための電車です。
ゲームの中では直流・交流という概念がなく全体的に中途半端なスペックなので使い方が難しい(使い道がない)電車のひとつです。
実際に乗ったことの有る人ならば愛着があるんでしょうね。
ちなみに、211系と同じ形をした415系1500番台も存在します。
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Series 205 Electric Cars
(Keiyo Color) |
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TWINPACK ONLY
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Series 205 Electric Cars
(Yamanote Color) |
種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流通勤型電車 | 230 | 高速 | 680 | 4800 |
山手線をはじめとして首都圏の各路線に投入されているおなじみの電車です。
201系のコストが高くなってしまった反省より、
ステンレスボディーやボルスタレス台車などを採用し、製作コストを下げ経済性を高めています。
さらに、近年では6扉車を投入したりして輸送力の増強を図っています。
ゲームでも山手線のように環状線で使ったり、近郊の町から中心部への通勤の足として走らせたりと
とにかく大都市に似合う列車です。
そして、基本運賃も高いので使い勝手のよい電車ですね。
用途が用途なのでせめて6両以上で編成したいところです。
ちなみにPowerVR版では京葉線向けの車両がベースになっていましたが、
完全版では山手線向けの基本型に変化しています。
しかし、車体をよく見ると4扉ではなく3扉(これは間違い)になっているのが残念です。
個人的に最近京葉線によく利用しているのでPowerVR版のほうがすきですね。
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TWINPACK ONLY
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Series 205-500 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流通勤型電車 | 220 | 高速 | 680 | 4800 |
TechWinなどに収録された追加車両データです。
山手線などでおなじみの電車の系列で相模線向けに作られた車両です。
上の205系基本番台とはかなり表情が異なっているのが特徴です。
位置づけとしては、都心からちょっと離れた近郊区間を走る
通勤型電車ということになっているようです。
ゲームで基本番台と比較すると、基礎運賃や購入価格は同じですが、
唯一定員が500番台のほうが10人ほど少なくなっています。
少々、収入に差が出ますが、ほとんど同一の種類と見ていいでしょう。
基本運賃の高さも引き継いだので使い勝手もよさそうです。
どちらを使うかは、それぞれの好みですね。
用途が用途なのでせめて6両以上で編成したいですね。
実際に投入されているJR相模線では4両編成で快走しているそうです。
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TWINPACK ONLY
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Series 901 Electric Cars
(Now Series 209-900) |
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流通勤型試作電車 | 200 | 高速 | 700 | 5300 |
この車両もTechWinなどに収録された追加車両データです。
コスト半分、寿命半分という新世代のコンセプトの電車を開発するために 製造された車両で、
A・B・Cのそれぞれ機器が異なる3編成が製造され、 京浜東北線で試験運用として投入されました。
この電車の試験の成果を反映し量産されたのが現在京浜東北線に集中投入されている209系です。
現在は901系という形式は消滅し、209系と同様の量産化改造を施され 209系900番台を名乗って
京浜東北線を快走しています。
毎日利用していますが、たった3編成しか存在しないので、なかなか見ることができないとてもレアな電車です。
見分け方としては、6扉車が組み込まれてない、ドア上の電光案内板がない、 900番と910番はモータ音と
制御音が違う(本当か?)、などで判別できます。 注意深く番号みればわかるんですけどね(笑)。
ゲームでは、205系よりも基礎運賃が高く設定されていますが、その分車両価格も高くなっています。
コンセプトはコスト半分なんですけどね。実際にすると、他の電車を使わなくてもよくなりそうですね。
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TWINPACK ONLY
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Series E501 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直交流通勤型電車 | 200 | 高速 | 700 | 5300 |
首都圏通勤路線で唯一直流と交流の2種の電源形式を余儀なくされている常磐線に
老朽化してきた中電(中距離電車)の代わりとして、また今まで3扉によるラッシュ時の
乗降遅延を押さえるため直交流としては初の4扉の通勤型して投入された電車です。
見ての通り209系とほぼ同一の車体を持ち、車体の帯の色くらいでしか見分けが
つきませんが、通勤型としては最長の15両編成(10両+付属5両)が存在し、また
その筋にはドレミファインバータ(※)として有名なドイツシーメンス社製のVVVFインバータ
装置を搭載していたりと、かなりJRの車両としては異端児的な車両です。
しかし、設計思想が常磐線にマッチしなかったどうかは知りませんが、全面的な
置き換えとはならず、現在、基本・付属各4編成、計60両が常磐線で快走中です。
ゲームでは901系と同じ運賃、車両価格なので、色違いバージョンとして扱っても
よさそうです。901系と併走させて、上野〜日暮里駅間を再現させても面白そうです。
(※)ドレミファインバータ=シーメンス社のVVVF装置は周波数の変化が可聴周波数帯域では
周波数幅が音階と同一の幅で変化していくため、うなり音がドレミファソラシドレ〜と聞こえる
のでそのように呼ばれるとかないとか…。ちなみに京急2100系も同系列の装置を使用しているため
似たような音を聞くことが出来ます。
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Series 211 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流近郊型電車 | 210 | 高速 | 640 | 4500 |
113系の後継型で113系とともに直流区間における近郊型電車の代表ともいえる車両です。
ゲームでも都市の中心部からまちはずれの駅まで走らせるのが良いのでは。
この電車も基礎運賃が高いので長い距離を走らせるとかなりの稼ぎになります。
ゲームでの車体の色は湘南色です。
編成を組むとしたら、実際は最小2両編成(6000番台)からありますが、
個人的には5から7両で運行したいですね。
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Series kiha80 Diesel Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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特急用気動車 | 210 | 低速 | 280 | 1900 |
唯一、現在日常的に使用されていない列車です。
その昔は、非電化区間を走る特急列車として活躍していたようです。
キハ40が走っている区間で優等列車を走らせたい時はこれを用いるしかないでしょう。
せめて、キハ181系だったら…(ため息)。
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Series 113 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流近郊型電車 | 210 | 中速 | 580 | 3900 |
直流区間の路線ならほとんどの所で見ることのできる近郊型電車の代表格です。
115系と見立てて使用してもよいでしょう(外見はほぼ同じです)。
実際には211系と同じ路線に投入されて共存していますが、このゲームでは211系は高速、113系は中速となっているので、うまく運用しないと一本の線路に共存させるのは難しいでしょう。
ゲームでの車体の色は中央東線などで運用されている、横須賀色になっています。
横須賀色というのに、本家ともいえる総武快速・横須賀線ではPS版で採用されているE217系と置き換えられ、
その姿は見られなくなりつつあります。
実際の編成は最低2両からです。
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Series 117 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流近郊型電車 | 190 | 中速 | 510 | 3500 |
京阪神地区の新快速用に造られた電車で、転換クロスシートなど私鉄の車両に負けない装備をもって登場しましたが、いまではその座を新型の車両に奪われつつあります。
登場から時期が経っているので基礎運賃が安いのでしょうか?
この車両を運用するくらいなら113系を運用した方がよさそうですが、いかがなものでしょうか。
東日本の人にはあまりなじみない車両ですね。
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Series 381 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流特急型電車 | 235 | 高速 | 1050 | 7300 |
振子式の車両で、カーブでも高速で走れるのが特徴です。
ゲームでは、カーブでも速度は落ちたりしないのであまり意味はありません。
しかし、JR車両の中では基礎運賃がもっとも高いので長距離を走らせればかなりの収入になります。
特急らしい運用が一番似合う車両です。
実際の車両編成は3両からありますが、ここは7両フル編成で走らせたいところです。
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Type 65 Electric Locomotive
with Series 24 Passenger Cars |
種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流特急寝台客車列車 | 160 | 高速 | 720 | 5000 |
見出しの名称は存在せず実際はEF65直流電気機関車と24系特急寝台客車をあわせてこのような名称になっています。
見てのとおり寝台特急(ブルートレイン)なので、ゲームでもマップの端から端まで日にちをかけて走らせるのがよいのではないでしょうか。
駅のホームに3Dビューのダイレクトクレーンを置いて、列車の旅立ちを見送るのもおつなものです。
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Series 251 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流特急型電車 | 180 | 高速 | 810 | 5600 |
主に、スーパービュー踊り子(SVO)として運用している、リゾート地行きの特急電車です。
先頭車両と一部の車両が2階建てで、その他はハイデッカーとなっているのが特徴です。
ゲームでも、都市の中央からリゾート地の向かう路線で運用するのがよいでしょう。
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Series 253 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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直流特急型電車 | 150 | 高速 | 670 | 4700 |
成田エクスプレス(N'EX)で使用されている電車です。
ゲームでも、空港に向かう路線のみに使わなければならないのでしょうか?
(もちろん、そんなことはありません。)
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TWINPACK ONLY
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Series 787 Electric Cars
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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交流特急型電車 | 190 | 高速 | 800 | 5600 |
UNDER CONSTRUCTION |
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TWINPACK ONLY
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Type C53 Steam Locomotive
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種別 | 定員(人) | 速度 | 基礎運賃(円) | 購入価格(万円/両) |
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蒸気機関車 | 190 | 低速 | 1180 | 6800 |
UNDER CONSTRUCTION |