わしの戯言

方舟TOP

昔の日記TOP

11/17
トーマス話をもう少しだけ。今日新しく図書館で借りてきたやつには「ふけいきで機関車が売り飛ばされた」みたいな記述がありました。う〜ん、ヘヴィな話題・・・エゲレスの餓鬼どもも大変なり。

さて、過日東京都内某所で行われました、「『ザ・スニーカー』押井守特集&『獣達の夜』合同打ち上げ宴会」についてのレポート。参加者は角川書店からNT誌編集長W辺さん、前編集長I上さん、スニーカー副編集長O内さん、ドラゴンマガジンのH田さん、AネクストのO合さん、そしてモデルグラフィックスのK泉さん(「立喰師列伝」写真のモデル!!)、遅刻してきたわし、風邪をこじらせた大塚ギチさん、そして我らが押井守先生。おおっ、ヒゲが復活!!素晴らしい。今後もこのまま育成して下さい。

前回の飲み会では押井守独演会だったのですが、今回はI上さんとW辺さんも負けずにしゃべるので押井先生はちょっとヒいていたかも。日本酒の美味しいお店で、「一ノ蔵」のとても甘い発泡酒とか(シャンパンみたい、マジで)すっげえうまかったッス。ちなみに押井先生は焼酎のお湯割に梅干し投入でした。

立喰の話になりまして、以前から気になっていた、「東京の人はうどんをそばと同じ汁で食べるが、あれはまずいと思っていないのか?」という質問を押井先生ぶつけてみたのですが、うやむやになってしまい残念。ちなみに私は「コロッケそば・グズグズ派」です。コロッケそばは東京で最も衝撃を受けた食べ物の一つです。いったい誰が始めたのか?まったく素晴らしい。

前から暖めていたある「本の企画」を押井さんとW辺さんにプレゼンしてみました。おお、好感触!そして協力の約束を直に取り付けてホクホク。大塚さん、ついにあの幻の企画が発動するかもですよ!!

この日聞いたスクープを一つ。
「うる星やつら・オンリーユー」の後に
幻の劇場版というのがあったそうな。これは「ビューティフル・ドリーマー」の前に没になったやつとも別の企画らしい。ただあまりにもスケジュールがなさ過ぎたため(オンリーユーが2月公開、多分その半年後とか、そんな感じだと思う)押井先生が暴れてひっくり返しちゃったんだって。エクセレント!!その後高橋留美子を交えて和解の手打ち宴会をやったとかやらなかったとか。で、仕切り直して翌年2月公開の映画を立ち上げたにもかかわらず、これまた企画が一回ポシャって、そしてもうこれ以上企画が決まらないとまた流れてしまう・・・という絶妙のタイミングで「ビューティフル・ドリーマー」の企画を投入して天下御免で有無を言わさずスルッと通しちゃったようです。
「あれは今までの中で作戦が一番うまくいったなぁ」押井先生は遠い目をして語っていました。

そして先週から今週にかけてはBSフジの新番組「コンテンツ・ファンド」の立ち上げに奔走しております。つってもわしゃ今回はわき役なので気は楽ですが。これはまあデジタルコンテンツを中心としたクリエイター向けの、「スター誕生」と「イカ天」を足して二で割ったような番組。ただクリエイターに辛辣な意見を言っていただくコメンテーターにOTC推薦枠で岡田斗司夫さんと唐沢俊一さん(この日の様子を唐沢さんが11/15の日記に書いています)が参加しているので、かなりパンドラ度高いです。デジタル見れる人は見てやって下さい。#1は12/5の22時(火22時と水11時に隔週4回リピート)に放映されます。

では股。

11/6
機関車トーマスって、子持ちの人じゃなけりゃほとんどみたことないと思うけど、フジの「ポンキッキーズ」でやってたりするので、森本レオなナレーションをきいたことある人もいるのでは?そのトーマスです。原作はイギリスの絵本なんだけど、トーマスって実は主役じゃないんだな。つーか特に主役がいるという感じではなく、ソドー島という架空の島の鉄道で働く機関車たちのお話なわけです。そんでトーマスって2巻から登場するから、明らかに主役ではないのである。

イギリスの子供の知的レベルがどんなもんかは知らないけど、この原作絵本は結構リアルな設定が出てくるんすよ、これが。人間のキャラで一番よく登場するのが〈ふとっちょのきょくちょう〉ことトップハムハット卿。この人、原作絵本の最初では〈ふとっちょのじゅうやく〉って書いてあるから、なんのこっちゃと思っていると、何巻だか忘れたけど急に重役から局長になる。そしてそのページには脚注が付いていて「ソドー島鉄道は、国有化されたので、ふとっちょの重役は局長になりました」とかなんとか書いてあるのよ。なんだそりゃ。でも国鉄が民営化するんじゃなくて私鉄が国有化されるなんて、過去にそういう時代背景があったのか?>エゲレス

ちなみに映像版には登場しないようだけど(ちゃんと確認してない)〈ほっそりきょくちょう〉という人も原作絵本では登場します。この人はソドー島の高山鉄道を管理する人なんであるが、この高山鉄道の脚注には〈狭軌〉なんてマニアックな用語まで飛び交っている。意味わかります?レールの幅が狭い、規格の違う鉄道なんですわ。そんなこと3歳児に説明する設定かどうかはすこぶる疑問だが、オタク的には正しい姿勢であるな。うむうむ。

登場キャラクター(機関車とかディーゼル車とか貨車とか客車とか)の正確設定も結構細かく作ってあり、しかもイイやつは少なくて、どっちかというとヤなやつが多いのも特長。いばりんぼやらんぼうものやうぬぼれやや自慢したがりが、日々ののしり合いや揚げ足取りにいそしんでいるという、結構えぐい話なんですわ、「機関車トーマス」。しかもこいつらよく事故を起こす。脱線や遅刻は日常茶飯事。だいたい貨車と機関車が対立していて、貨車は機関車にいじわるをするので衝突事故が多い。ヨーロッパの鉄道はそういうものなのかもしらんが、おれは乗りたくないかも。怖いもん。

イギリスの鉄っちゃんたちも意外と侮れないのではないかと思う今日この頃なのである。

ところで今日は息子の3回目の誕生日であった。プレゼントはもちろん、トーマスグッズの数々でした。

あと、昨日角川書店さんが打ち上げと称して催してくれた飲み会に行ってきた話は次回に。

では股。

11/1
某WEB SITEの別の場所で日記も書いていたりする私だが、そこでは別の人格を演じていたりする。そしてそれはそれとして、私のいわゆる本音というか、そーゆーものを書く場所が欲しかったので勝手にここに作ることにする。別に日記と同じと思っていただいていーのである。

私は子持ちである。もちろん妻もいる。上に写真をはっつけてある本を読んだ人は御存じてあろう。ちなみに息子は来週三歳だ。かわゆーてかわゆーて仕方がないのである。私は元来、子供嫌いで通してきたのだが、自分の子供というのがこんなにかわいーとはしらなんだ。いや本気で。本気と書いてマジと読む。んなこたぁどーでもいいんでしたね、ハイハイ。

息子である。この息子が今「機関車トーマス」に萌え萌えなんである。そりゃあもう大変ですよ。先週なんて家族で富士急ハイランドの「トーマスランド」に行ったくらいなんだから。・・・親バカ。以前は私もなんか気持ち悪いなとしか思っていなかったのであるが、見続けていると意外と慣れてくる。最近では愛着すら感じるほどである。しかもあれって、意外と設定が凝っていたりするのであるが、その辺は次回ということで。

では股。

方舟TOP