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11/8

またもや間が開いてしまいましたが、あいすいませぬ。みなさまお元気でいらっしゃいましたでしょうか。
私はと言えば、モー大変。上を下へのくんずほぐれつそりゃあもう大騒ぎさの先々週〜先週でございました。

先々週はパンドレッタの納品と、次回の収録が重なってしまっててんてこまいでひぇ〜〜〜〜ってな感じでございました。しかも今回担当のネタが「80年代アマチュア特撮特集」ということで、昔のフィルムを借りてきてビデオに起こして編集してと事前の作業が多くて若干ややこしかったりしたもので。そいつが終わってはぁやれやれと思っている間に、次は東京国際映画祭が開幕。今年は「押井守レトロスペクティブ」なる回顧企画があるので全部見るぞと意気込んでいた矢先に、妻が産気づいてしまいました。まだ予定日より二週間も早いのに・・・とか思いつつ、とりあえず10/27のトークショーの取材は押さえました。

翌日は一番見たかった「ビューティフル・ドリーマー」なんだけど、やっぱ無理かなぁ、と思っていると、日曜日の明け方に陣痛が始まり9時頃まで待って息子を妻の実家に預けて病院へ。もちろんそのまま陣痛室へ直行。ということでこの日は取材中止。予定はしていなかったのですが、その場の勢いで立ち会い出産することになりました。そして16時42分、妻は無事長女を出産。2週間も早かった割には3120gと大きめでした。その日は義父母と息子が病院に合流した後、息子と二人で帰宅。そして今度は妻の入院中、私がおさんどんをしなくてはいけないわけで。いどPに連絡して一週間産休を取得。ただ、既に入っている取材と打合せだけは息子を妻の実家に預けて出動することに。こうしてなんとか10/30の国際映画祭は取材できたものの、11/1と11/2の上映チケットは紙屑となってしまったのでした。トホホ。久しぶりにスクリーンで「紅い眼鏡」と「ケルべロス」が見たかったのに・・・まぁそんなこんなで妻も無事退院。すると当然、24時間授乳体制の日々がスタートしたわけです。今の私は正に慢性寝不足状態。いいんですけど。

そうそう、日本全国2500萬のヒゲファンのみなさん、お待たせいたしました!ついに
押井先生のヒゲが復活
しました!!ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。イベントの様子は近日中に「すごいよ!マモルさん」のページにアップしますので乞う御期待。

では股。

10/16

先週の土曜日は、息子の保育園の運動会でした。息子は今年から幼児組なので種目もぐっと増えて(といっても玉入れとかけっことダンスですが)楽しかったです。保育園の運動会ごときで筋肉痛にはなりたくないところですが・・・大丈夫でした。これって年々しんどくなっていくんだろうなぁ。今さらにして、我が両親の偉大さに感動いたしますです、ハイ。

そして妻がいよいよ産休に入りました。ぜんぜんどーでもいー話ですが、私は「ジャンスカ萌え」です。ジャンパースカートに萌え萌えしてしまうのです。中学や高校の頃の女子の制服がセーラー服だったのですが、衣替えの時期に一瞬だけジャンパースカートになるのが楽しみでした。高校の制服は一学年下からブレザーになってしまいがっかりでしたが。で、産休の話に戻りますと、私はマタニティのスカートも結構萌えるんですよ。でもうちの妻は何故かかたくなにズボン派なのでかなりがっかりです・・・が、こないだうちの実家から借りたマタニティにジャンスカがあったので、それを着てくれた時はちょっとだけ嬉しかったです(大莫迦)。
日曜日は 出産に備えてベビー用品の買い出しに行きました。久しぶりに見る哺乳瓶&乳首。息子の時は環境ホルモンがちょうど騒がれ始めた時期だったので(うちは途中から慌ててガラス瓶を買いに走った)、プラスチックの哺乳瓶がほとんどだったのですが、すっかりガラスが主流になっていました。環境ホルモンにならないプラスチックの製品もありました。おむつも新生児用。野田家はいよいよスクランブル状態に突入です。

では股。

10/10

というわけで、10/8の「G.A.M.S. Market-2」というイベントの様子を簡単に「すごいよ!マモルさん!!」にアップしておきました。戯れ言以外の更新を半年以上サボっていたことが判明。いかんいかん。自戒を込めてフィルモグラフィーも更新しました。

今日の東京地方は大雨でした。雷も物凄かったです。事務所で最初に雷の音が聞こえた時「これ何の音かなぁ。空爆じゃねぇよなぁ。ははは」なんて言っていたのですが、空爆だったら笑う前に死んでいますが。それ以前に空爆って雨の日でもやるのでしょうか?テロは雨でもやりそうですが。

明日は予想最高気温30ドシーだって。まじかよ。

では股。

10/8

なんか一部に根強いリクエストがあるので、石巻ロケの話を。
もうすでに日が経ってしまっているのですが、一泊二日で「侵略放送パンドレッタ」のロケとして行って参りました。泊まりのロケは楽しいのですが、OTCは相も変わらず火の車ですので、移動は全員で自動車、もちろん運転手は私という状況なので、はっきり言ってしんどいです。運転のできるADくらい雇って欲しいところですが、まあ仕方がないということで。朝8時にOTCを出発して、それでもかなり順調にオービスを回避しつつとばして13時頃現地着。まずはめしでもということで、地元のラーメン屋に入りました。ラーメン屋なのに、なぜかうどんとそばもメニューがあり、そのなかで「大平」という謎のメニューがありました。店のおばちゃんにきくと、なんか麩とかカマボコとかがのっているらしいのですが・・・この店のオリジナルか、地元のメニューなのかイマイチはっきりせず。ならばと注文しようとすると「この店はラーメンがおいしいから」と言って頼ませてもらえず・・・結局真相はいまだ闇の中。誰か知っている人、教えて下さい。
ロケは時間がないながらもサクっと終了して宿へ。
二日目は「ウルトラマンティガ」ムナカタ副隊長ことレインボー仮面・大滝明利さんの御実家へ。嫌がる大滝さんを後目に思い出の品々をたっぷりと収録。このロケの様子は「侵略放送パンドレッタ」#11にて放送予定ですので、お楽しみに。

ちなみに今日は有明のビックサイトで行われていた「G.A.M.S. Market-2」というイベントで行われた、押井守サイン会&トークショーの取材に行って参りました。その模様は近日中に「すごいよ!マモルさん!!」(そういや最近全然更新してないなぁ)にアップ予定です。それにしてもマモルさんはもうヒゲは生やさないのかなぁ・・・

では股。

10/4

先週、近所の図書館で「行け!稲中卓球部」を借りてきて、一気に読みました。いや〜面白いですね。こんなに面白いとは知らなかった。作者の古谷実は今「ヒミズ」というちょっと違うテイストのマンガを連載中ですが、そっちも読んでみたくなりました。

その時に一緒に「ちびくろさんぼ」を借りてきました。岩波書店刊の直訳版です。発禁(?)になって以来、久々に目にしたもので思わず借りてしまいました。あるところにはあるんですね。早速、息子と読んでみましたが、意外と記憶と違っているというか、全然ディテールを覚えていなかったことに愕然としました。さんぼはジャングルでトラにからまれて、着ている新品の洋服やズボンや靴や傘をカツアゲされたんですね。んで、さんぼの衣類を奪った4頭のトラがお互いに自分が一番オシャレだと競い合って戦っているうちに、ぐるぐる回ってバターになると。で、そのバターを回収したのはさんぼではなく父親のまんぼでした。

新しい発見もありました。原題は「LITTLE BLACK SAMBO」、つまり「ちびくろさんぼ」は直訳だったんですな。この訳は絶妙の語感ですねぇ。素晴らしい。あと、さんぼの家のバターの壷には「GHI(ギー)」と書いてありました。ギーというのは、アレです、印度のバターです。つーことは、さんぼは印度人だったんですな。確かに、トラが出てくるんだから、アフリカと言うよりは印度と考える方が正しいですな。目からウロコです。とはいえ、母親の名前・じゃんぼとかはいかにもアフリカっぽいのですが・・・それにさんぼの髪型は、明らかに短いチリチリ天然パーマだけに、アフリカ人との誤解も無理からぬところか。

ちなみに、トラ編の他に、サルに二人の弟(ちびくろうーふ&ちびくろむーふ)をさらわれるサル編が第二部として存在します。ある日母親がさんぼを呼んで「今日からお前に弟ができたよ」っていう導入もなかなか豪快でいい感じです。

皆様も近所の図書館で探して是非御一読を。

とか書いた後でネットで検索してみると、図書館によっては貸し出し禁止とかにしているところもあるそうで。うちの近所の某図書館は、単なるお目溢しか、確信犯か?

では股。

9/26

ということで三連休編の続きです。

23日の日曜日は、家族三人揃って「目黒SUN祭り」という区民祭に行ってきました。これは落語の「目黒のサンマ」に引っ掛けたイベントで、気仙沼産のサンマを焼いたものを無料で配付してくれるというので一部で大人気です。余談ですが、実はJR目黒駅というのは正確には目黒区ではなく、品川区に位置しておりまして、駅の反対側では品川区の商店街が主催して同様のイベントを一週間早くやっているんです。こっちは岩手県宮古市に水揚げされたサンマを使っており、どちらも「うちが本家」とゆずらないとか。さらにはその時に一緒に配る大根おろしにかける「汁」も大分県のカボスと愛媛県のユズが火花を散らしているという、もうなんだか笑えない状況になっているのでありました。
閑話休題。で、その目黒側の方に行ってきたわけですが、サンマに辿り着く前に他のイベントで遊んでいたら4000匹のサンマはすべて無くなっていました。がっくし。息子は小学校の校庭に走らせていたミニSLと近所の警察が記念撮影用に持ってきた白バイに乗れて御機嫌でしたが。

んで24日月曜日は、息子と二人で板橋区の淡水魚水族館&子供動物園に行ってきました。水族館と動物園といっても、もちろん全然大したことはなく(なんつっても無料ですから)、水族館は水槽が20個くらいあって、ヤマメやらフナやらタナゴやらオイカワやらザリガニやらタガメやらウーパールーパーやらを見たり、亀を手づかみしたりといった、なんとものどかな施設です。動物園も、ヤギやひつじやニワトリを放し飼いにしてえさをあげたり(えさは自宅から持参しなくてはなりませんが)、モルモットを抱っこできたり、ポニーに乗れたりという、よくある子供動物園です。親子二人でマッタリするにはぴったりの場所です。ただ、息子は滑り台の方で遊んでばかりでしたが。

ところで、その子供動物園でモルモットをだっこする子供達の中に親爺を一人発見しました。しかもゴッツイ感じのサラリーマン風。
まあ私も親爺ですから端から見りゃあ大差無いんでしょうが、その人は子供を連れているわけではなく、文字どおり一人でやってきたのです。そして係員に頼んで持ってきてもらった(それを待つ間にネクタイをくるくる丸めて胸ポケットに納めるという芸の細かさ!
っていうか、すでに手慣れているというか、お前何度も来てるだろ)モルモットを愛おしそうにだっこしていました・・・仕舞にゃ口元に寄せて何ごとか話し掛けていました。恐いやらおかしいやら・・・

明日はいよいよ石巻ロケです。

では股。

9/25

この三連休は、久しぶりに子供とみっちり付き合う三連休でありました。

まず、初日の土曜日は、仕事のロケハンで宮城県の石巻というところに日帰りで行ってきました。まあそれだけでも結構ハードなのですが、どうせならということで、子連れで行ってきたわけです。飛行機と違ってJRは幼児はタダだし(イョッ、JR太っ腹!)、というわけで新幹線の自由席で仙台へ。連休の初日とあってかなり混んでいましたが、一本遅らせて二階建て車両MAXを狙ったこともあって、見事席をGET!確か初代MAXは全ての席が上と下に別れていたように思いますが、新MAXは、普通の高さのバリアフリー席があるんですねぇ。知らなかったです。

仙台からは仙石線というローカル線で行きます。最初は地下線路を走ってかなり都会っぽい感じなのですが、しばらく行って郡部に入ると急に寂れてきて、しまいにゃ単線に変貌するという侮れないローカル線でした。スイッチを押さないと開かない自動ドアをひさしぶりに見ました。
あまりに空いているのでこんなこともできます。(こらこら)


後、久しぶりにジャイアンツの野球帽をかぶっている少年を仙石線で目撃しました。まだいるところにはいるんですねぇ。

石巻では、来週ロケに行く石ノ森萬画館という施設の下見。たまたま仮面ライダーアギトショウをやっていたので息子と見学。うちの息子はとっても恐がり君なので、ショウの間は私の背中からのぞき見ていました。それもアンノウンよりギルスにビビっていました。なんだかなぁ。ところで、アギトショウはちゃんと本編のストーリーに沿った内容になっていて、最初アンノウンと戦ってG3(まだ進化していない)とアギトが仲間になり、後から出てくるギルスはアンノウンにそそのかされてアギトを倒そうとしますが、途中で騙されていたことに気が付いて、最後はアンノウンがやられるという筋立てです。でも結局アンノウンを倒したのがギルス(アギトではない)で、最後はライダー同士が戦っうシーンでショウが終わるというのはどうかと思うぞ。実際、ギルスとアギトが戦っていると、それまでライダーを大声で応援していた子供達は、どっちを応援していいかわからずにシーンとしてしまっていました。元々アダルトな路線を狙っているからしようがないのかもしれませんが、やっぱりその辺もう少し子供達に配慮して欲しいなぁと思いました。せめてショウの時だけでも。

残りの二日間については次回。

では股。

9/20

今日は横浜にある「新聞ライブラリー」というところに行ってました。過去のほとんどの新聞が閲覧できるという、なかなかイカす施設です。場所は横浜スタジアムのすぐ近くです。同じ建物に放送ライブラリーという施設もあって、こちらは過去のTV番組(のほんの一部ですが)が見られるという、これまたスグレモンです。両方とも無料で使えます。

で、ちょうどお昼時だったので、ちょっと足を伸ばして中華街に行ってきました。通り一、二本ていう感じかと思っていたんですが、案外広いですね。豪勢な店からちょっと路地裏の怪し気な店まで揃っていて、ふらふら歩くには結構楽しめました。昼御飯は怪し気な方の店から一店選んで食べてきました。安くて美味しかったです。

ところで、探していた資料は残念ながら見つかりませんでした・・・今、昭和40年代後半頃に宮城県地方でTV放映されていたローカルヒーローを探していて、仙台のTV局に問い合わせても要領を得ないので、新聞のTV欄にタイトルが載っているのではないかと思い探しに行ったのですが。ちなみにそのタイトルは「レインボー○○」という名前(らしい)です。一説には「レインボーアタックエース」もしくは「レインボー仮面」とかいう名前だったという人もいますが、それも定かではありません。仙台では有名な、エンドーチェーンというスーパーマーケット?がスポンサーでやっていた番組らしいのですが。これだけ探して見つからないので、30分とかまとまった時間の番組ではなく、何かの番組のワンコーナーか、もしくは5分とかの短い番組だったのではないかと思うのですが・・・何か情報を御存じの方がいらっしゃったら教えて下さい。

では股。

9/18

そういや、宣伝するのをころっと忘れていました。今さらながらではありますが、宣伝を。

5/30の戯れ言にも書きましたが、ただいま角川書店から絶賛発売中の「千と千尋の神隠し徹底攻略ガイド〜千尋と不思議の町」というムック本に原稿を書いています。
こういう装丁の本です。

46ページ(宮崎監督インタビューのすぐ後ろ)から始まる「千と千尋を歩く」という企画です。これは劇中の建物の設定のモデルになったと思われる、擬洋風建築や看板建築などの現存するものを実際に訪ねて歩くと行った内容の企画です。なんで押井守原理主義者の私のところに仕事の話が来たのかはさだかではありませんが、まあ興味のある方は読んでみて下さい。
それにしても、「千と千尋の神隠し」は凄いですねぇ。日本映画の興業記録を次々と塗り替え、あの「タイタニック」の興業収入260億円に迫る勢いだそうです。もうイケイケどんどんです。前回の「もののけ姫」の時も思ったのですが、日本人がそんなに宮崎アニメが好きだとは知りませんでした。いやマジで。みんな説教されるのが好きなのでしょうか。私も見ましたが、宮崎アニメの過去作と比較して大きく違うのは、いろんな意味で過去作を思い出させる部分がとても多い映画であると言うことです。特定のシークエンスやキャラクター、画面、その他色々と、以前の宮崎アニメを彷佛とさせる部分がとにかく多いのです。今までにも、例えば「トトロ」が「パンダコパンダ」を思い出させるといった程度の類似はありましたが、今回は複数の作品からの引用(?)があります。ある人が「『千と千尋』はターンA宮崎駿だ」と言いましたが、全く同感です。
念のため申し添えておきますが、だから「つまらない」とかだから「面白い」とかいう評価に直結させているわけではありませんからね。単に今までとは違う点としてあげているだけです。個人的な評価としては前作「もののけ姫」よりは楽しめたと思います。いくつかの描写に疑問点もありますが、全体としてはよくまとまっている、すばらしい映画です。ただこれが宮崎駿の最高傑作と言うのはちょっと・・・って感じですが。

「千と千尋」の話が出たついでにもう1つ。キネマ旬報社から出ている「『千と千尋の神隠し』を読む40の目」という 千と千尋のムックに、ジブリの鈴木プロデューサーとプロダクションIG石川社長の対談が載っていて、押井さんと宮崎さんの違いをプロデューサーの視点で比較しているのが中々面白かったです。

では股。

9/17

前回は恐いことを書いたので、今回はどーでもいい話を。

私は 長い間、歯の手入れは歯ブラシだけでいいと思っておりました。ところがここのところ、年のせいかどうも口臭が気になるようになりまして。もともと歯槽膿漏の気もあって歯茎から血が出て困っていたのです(すんません汚い話で)。で、妻が歯間ブラシを薦めるんですわ。なんかミソっ歯になりそうでやだなーとか思いながら、試しに使いはじめてみたんですが、何が吃驚したって、自分の歯垢の臭さ!歯磨き直後でもちょっと歯の間に突っ込むとボロッと出てくるんですが、それが臭いの臭くないのって。トリップしそうになりました。そりゃあ口臭もしますわな。やったことない人は一度試してみることをお勧めします。ちょっとしたカルチャーショックでしたよ。いままでブラッシングとモンダミンで済ませてきたこの34年は何だったんだろうと言う感じで。
で最近は歯間ブラシのお世話になっております。最初は歯肉に刺さって痛いわ、血がどばどば出るわでちょっと抵抗もあったのですが、ブラッシングしても血が出なくなり、口臭も気にならなくなりました。お悩みの方は一度お試しを・・・っつーか、お悩みでない人も是非試して欲しい、あの歯垢の臭い。オレのブラッシングが上手くないとしても、こんなに臭いもんが歯の間にがんがんつまっているのかと思うと・・・

では股。

9/13

というわけで、前回の続き。

前回も書いたんだけど、情報が少ない時点では、とってもおろおろしていた私。もうこのまま戦争>当然日本も巻き込まれて>このような仕事はまっ先になくなって>路頭に迷って>赤紙、てな感じでお先真っ暗でやる気ゼロな無気力親爺に成り下がっていたのです。

ところが、一晩明け、二晩明けて、結局テロはあの4機だけとわかり、それなりに冷静になってみると、もう戦争になるなんてことは全く考えられない私になっているのでした。あのまま二の矢、三の矢を放っていたのならともかく、規模が大きかったとは言え結局は単発のテロに過ぎなかったわけで、アメちゃんがいきりたって「これは戦争だ」とか宣うのはもちろん予想の範疇なので今さら驚くには値しないし。貿易センタービルとペンタゴンという、ある意味「象徴的な」建物だけを狙ったと言うのも、結果論かもしれませんが非常に「映画的な」(=虚構的な)アングルを生み出してしまって、かえって現実感がなくなっているんですな。特にツインタワーに時間差で突っ込んだことによって、二機目の映像を撮っていたカメラが結構多く(特に下から見上げてインパクトの瞬間を捕らえた映像は本当に作った映像みたいでしたな)、さらに倒壊するまでにも少し時間があったことで、倒壊の映像もかなり鮮明に映っているのでかえって嘘っぽく、それらも虚構感を強める結果となっています。犯人がそこまで計算してやっているのだとしたら大したものですが。

押井守原理主義者のみなさん(オレだけか?)は、ここで当然「パトレイバー2」を思い出します。思い出さない?バカモン!思い出しなさい。思い出しましたか?ハイよろしい。あたしゃあ、この同時多発テロは柘植のやろうとしていた「虚構の戦争」に似ていなくもないと思うのです。つまり本当に戦争を起こすのが目的ではなくて、戦争状態を「演出」するのが目的なのではないかと。ホワイトハウスは襲われず、その近所のペンタゴンが狙われ、しかも国防相は無事と言うのがまず怪しい。本気で大統領を狙うのが目的なら、どうしてホワイトハウスにいない日に行動するのか。もしくは地方にいるのを狙うのが目的なら、何故まっ先に向かわないのか。ある意味「劇的な演出」を狙ってシンボリックな建築物ばかりを狙ったのは何故か。実質的なダメージよりも、心理的なダメージ「のみ」を狙ったかのような今回の同時多発テロが、なんとかいうアフガンにいるオヤジを捕まえる口実を作るために、さらには極東のどこぞの国の米軍に向けられた排除の眼差しをそらすために(そのためだけにしちゃあまりに大掛かりですが)、さらにはその国の右寄りの親爺たちが有事法制をどさくさに紛れて通すために仕組まれていたとしたら・・・考えはじめたら切りがないので止めときますが。

要は、ショッキングな「映像」に踊らされずに、何が起こっているのか、ちゃんと考えてみましょう、ということです。これによって、誰が一番得をするのかを。

こんなこと書いたら、公安に目をつけられたりして・・・キャー!!もしこの後更新が滞っていたりしたら、公安に捕まっているかも・・・単にさぼっている可能性も大だが。

では股。

9/11

ああっ女神様っっ

と混乱してみたところで、何も事態は変わらない。まめに更新の面目躍如(現在9/12・3時)、アメリカ同時多発テロ事件について。

本当に、映画よりウソっぽいよな、というのが第一印象。第一報がたまたまパンドレッタ収録中のスタジオと言うせいもあるのでしょうが、「はぁ?ペンタゴンに旅客機墜落?」「ハイジャック11機?」「ニューヨークのツインタワーがぶっ壊れた?」人づてに聞いて信用しろと言う方が無理です。ID4の方がよっぽど説得力あります。でも現実ってそんなもんよね。なまじな現実よりもはや虚構の方が先行していることを実感いたしましたです。でもさぁ、その第一報が国際秘宝監督・中野貴雄さんからでなければもう少し信用したと思うのだが・・・(中野さんすいません)。
その後スタジオのロビーでニュース映像を見ても「わーCGみたい。そんなに煙出たら手前のビルが見えないのでもうちょっと少なめで・・・」とか考えている自分が恐い。

家に帰って、TVにかじり付いて、ようやく現実感が出てきました。スタジオでは「これで世界大戦勃発だな。世界の終わりだな。今、撮ってるやつも編集しなくていいのか。あーあ」とか思っていたのですが。情報が増えると意外と大したことないんだなと実感。いや大したことあるんですけど。
中野カントクが「TVのアナウンサーが『これは現実の映像です』って叫んでいるのを生まれて初めて聞いた」と言っていたけど、まさにその通り。オーソン・ウエルズもびっくりですな。眠いのでこの辺で。

では股。

9/10

映画監督の相米慎二さんがお亡くなりになられました。

まだお若いのに。享年53歳とのこと。押井さんとほぼ同年代・・・(縁起でもない)。死因も肺がんとのことでヘビースモーカーの押井さんも他人事ではないのでは・・・(だから縁起でもないって!)。

このページで、相米さんのことを語るのなら、やはり「うる星やつら オンリー・ユー」と同時上映だった「ションベン・ライダー」のことを語らずばなりますまい。押井ビギナーにはわからないかもしれませんが、間接的に「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を生んだのが、この映画なのです。拙著「前略、押井守様。」に詳しく書いてありますが、当時うる星ファンに気を遣って、苦労して苦労してやつらの喜びそうな甘いラブロマンスとして完成させた「オンリー・ユー」の同時上映が、ある意味映画らしさに溢れていると言うか言ってしまえば「メチャクチャ」な、それでいて非常にチャーミングな映画である「ションベン・ライダー」に若き日の押井守は嫉妬して、それでもってそのリターンマッチをすべく「ビューティフル・ドリーマー」を生み出した、というのが定説であります。あれから17年。思えば遠くに来たもんだ。

個人的に記憶に残るのは「セーラー服と機関銃」「台風クラブ」ですね。前者は中学生の頃、薬師丸ひろ子の大ファンの友人に連れられて、大雪の中自転車に乗って映画館に行ったことを覚えています。わたしゃそんなにファンではなかったのですが、この映画を見て以来かなり萌え萌えになってしまったのでありました。周りは原田知世派が多かったのですが。「台風クラブ」は確か大学に入ってから東京で見たのだと思いますが、あの台風が来る前のワクワク感というのは、東京の人にはわかりづらいのではないかと思いますが、私の地元(福岡県)あたりの人なら誰でも経験があると思います。それが非常に鮮明に描かれているのに、このカントクが東北出身だと後に知って驚いたものでした。奇しくも、東京に台風が接近中にお亡くなりになられるとは。

自分の誕生日に亡くなったというのも、何かの縁でしょうか。
御冥福をお祈りいたします。

では股。

9/7

どこがマメに更新やねん!とお嘆きの貴兄に一言。すんませんm(_ _)m

というわけで、ようやく「日本怪獣地帯」の納品が終わりました。昨日9/7からすでにオンエアが始まっています。
それにしてもこの夏はなんかミョーに忙しかったです。気がついてみれば、土曜か日曜を完全に仕事抜きで休んだのは7月の連休が最後で、あれも旅行に行くので無理矢理こじあけて休んだわけだから、家でゆっくりしたのは既にいつ以来やら・・・一番悲しいのは、こんなに働いたのに相変わらず貧乏だと言う事実です。

先日、息子の通っている保育園から「父子手帳」という、父親向けの育児本を借りてきました。父親向けと言うのはあまりないので期待していたのですが・・・内容はちょっとトホホな感じでした。本の中味は、父親からの質問に答えると言うQ&A形式で書かれているのですが、その質問というのがあきれるというか低レベルと言うか「そのくらい自分で考えろ!」な設問が多くてトホホなのでした。
曰く「仕事で帰るのが遅く子供は既に寝ています。子供と触れあうためにも起こして欲しいのですが(コラコラ。安眠妨害じゃっちゅーの)」「食事の時食べ散らかしたりぐちゃぐちゃにしたりで食欲がなくなるので別々に食事をしてもよいですか?(あのなぁ・・・じゃあ誰が食事の面倒見るっちゅうねん)」「仕事で疲れて帰るとお風呂に入れてと言われて閉口します(そのくらいしてやれよ。奥さんだって疲れてるんだから)。自分の好きなことをしたいのに『休みくらい子供と遊んで』と言われて参っています(あんたが子供かい!)」「父親で育児をする人が多くなったというのは本当ですか?保育園にだっこヒモで送り迎えするなんて自分にはとても勇気がないし、やっぱりかっこう悪いと思うんです(じゃあ子供作るな!SEXするな!・・・ていうか、カッコイイと思うけど、パパのだっこヒモ姿って)」てな感じ。でもまぁ、そういう父親が多いと言うことなのでしょうか。ちょっとゲンナリ。
で、もう1つ面白いのが、この本は女性も書いているのですが(男1、女2)、その人たちもあくまで女性が子育ての主役で、男性がそれをどう手助けするかと言う前提で書いていると言うことです。まあ日本の男の子育ての現状を考えたらしようがないんでしょうけどね。だもんで、結構「妻が○○で困る」みたいな質問も多くて、それに対する解答も「そこで×××と正論を言うと育児疲れの奥さんはキレてしまいますから、あくまで共感しながら○○○といいましょう。あるいはたまには育児を替わってあげて、奥さんが気分転換できるようにするのもいいでしょう」みたいに、育児のノウハウと言うよりは、夫婦のコミュニケーション術みたいなのに重点が置かれているのが何と言うか、笑えると言うか笑えないと言うか・・・まぁこちらは非常に参考になる部分もありました。

では股。

8/26

ちよっと思うところあって、短い文章でもなるべくマメに更新しようということで。

今日はロケに行ってました。いつものMONDO21新モンド総合研究所「日本怪獣地帯」という番組です。9/7頃からオンエア予定です。内容に関してはまたゆっくり書きますが、切通理作さんと岩佐陽一さんと原史奈ちゃんがゴジラやガメラやガッパのロケ地巡りをすると言う番組です。相変わらずゆるいです。見て下さい。
ちなみに本当はもっと早い時期にロケをやる予定だったのですが、台風で吹っ飛んでしまいました。うえーん。おかげで今スケジュールがぐちゃぐちゃです。泣きそうです。明日もロケです。

K瀬さんの話は、後日落ち着いたらと言うことで。

では股。

8/8

本日は、オッシー先生の生誕50周年記念日であります。
おめでとうございます。

東京では8月に入ったとたんに涼しくなるという、よくわからない気候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。まあこれはこれで過ごしやすいからいいんですけど。
前回書いた「とっても撮影な一週間」は、一応無事に終了したのですが、困ったことにその翌週まで続いてしまっていました。7/31-8/2は引き続きANIMAXの取材、そして8/4はANIMAXのスタジオ収録、そして翌8/5はパンドレッタのワンダーフェスティバルロケということで、これまた連日の撮影。そして今週はさらに、その合間をぬってインタビューの編集という作業も重なってしまい、昼撮影・夜泣きながら編集という日々を過ごしていました。そして悪い時には悪いことが重なるもので、尊師打ち合わせスッポカシ事件やADワンフェスドタキャン事件など、トラブルもてんこもりで、中々にスリリングな一週間でありました。あー疲れた。まあ取りあえずは一段落といったところです。

前述の通り、先週尊師との打合せが、オッシーの勘違いによりとんでしまったので、仕切り直しで昨日打合せにいって参りました。ヒゲなし。もう生やさないのかなぁ・・・。内容は、現在進行中の極秘プロジェクトについて。頃合を見計らって発表したいとは思っていますが、まだ秘密。
その後、めしでもという話になったのですが、オッシーは用事が有るとかで早々に帰られ、残ったメンバーで飲み会に突入。折りしも近所で角川若手の合コンが開催中とのことで乱入してきたのでありました。今回の主役は角川のM野さん。M野さんは土曜日の花火大会で彼女にプロポーズをしたそうなのですが、くどき文句が凄い。「僕は今毎月の飲み代が20万円かかっているんだけど、それを15万円に減らすから(減らしてもそんなもんかい)、君のことはそんなに好きでもないんだけど結婚して欲しい」と頼んだんだそうな。なんでそんなに好きでもないっていっちゃったかというと、そんなに好きで好きでしようがないと宣言して結婚すると後々大変だからだそうです(必ずしも間違いではないが、嘘も方便というものですよ、M野さん)。で、「糸の切れた凧みたいな僕をつなぎ止めて欲しい」とプロポーズしたところ「どこまでも飛んでいって下さい」とあっさり拒否されたとのこと。世の中にはいろんな人がいますね(あー書いちゃった。ごめんねM野さん)。

次回は同じ角川書店のK瀬さんの話を書きたいと思います。

では股。

7/28

またもやごぶさたしております。相変わらず忙しいです。
今週は「とっても撮影な一週間」でありました。月曜日、かねてからの懸案だった「侵略放送パンドレッタ」の収録をなんとかクリアしたのもつかの間、火曜日から昨日まで毎日インタビューの収録に行っておりました。すべて8/25-26にCSのANIMAXにて放映の「サンクスサンライズ33時間スペシャル」という番組の取材です。高橋良輔カントクと富野由悠季カントクにもインタビューして参りました。「エスカフローネ」の赤根カントクにも、その前の週には安彦良和さんにも。なんだか自分がウスウスであることを痛感させられてしまいました。もっと勉強せんとあかんなぁ。富野さんは予想通りというか、とても面白い人でした。やっぱり極論を言っちゃう人は個人的にとっても好きですな。高橋カントクは噂には聞いていたけど、見事に富野カントクの対極にいる方で、これまたとっても面白い方でした。きっとどちらか一人ではなく、二人いたからこそ現在のサンライズの隆盛は有るのだろうなと思いました。対立概念と言うのは常に必要なのです。

さて、そんなクソがつくほど忙しい合間をぬって、先週の連休は無理矢理休みをとって(つーか忙しいからこそ無理してでも家族といる時間を作らにゃいかんという)家族とともに鬼怒川と言うところに温泉旅行に行って参りました。結構久しぶり。もうすぐ第弐子がうまれるので、親子三人で行くのもこれが最後かと思うとちょっと感傷的になりましたが。出発5日前に急遽雑誌を見て手当りしだいに電話して決めた宿は、ちょっと汚かったけど結構快適でした。虫の声を聞きながら息子と入る温泉はとっても爽快でありました。鉄道マニアの息子も東武線特急のスペーシアに乗れて大満足の御様子。やはり行ってよかったナリ。

そして明日は参院選。さらには明日も収録の仕事があったりして、かてて加えて母ちゃんの誕生日だったりするわけで、そんな日に仕事していていいのかと言う根本的疑問は棚上げにして、明日もハードな一日になりそうです。寝よ寝よ。

では股。

7/15

あー随分更新してなかったなぁ。失礼しました。
一応、言い訳をしますれば、仕事が忙しかったですよ。ホントに。つーかまだまだ当分続くのですが。あーこりゃこりゃ。

前回都議選のネタを書いたのに、もう参院選です。今回は選挙カーも少なく、結構静かなのでいい塩梅です。しかし自民党はまた勝っちゃうのでしょうか?どうせ参院選に勝ったら橋○派がころっと手のひらを返して9月の総裁選で小泉降ろしとかやるだろうに、それでもみんな小泉さんに入れるつもりで自民党に入れるんですかねぇ。ま、いいんですけど。

それにしても東京は暑いです。昨日の朝の最低気温が28℃だって。今日の予想最高気温は37℃とかいってるし。体温より高いやん。大体那覇が32℃とかいってんのに、東京が日本で一番暑いのっておかしいじゃん。でもこの暑さって、絶対クーラーのせいだよなぁ。あれみんなやめたらきっと3℃くらい気温が下がると思うが。大体いつも思っているのだが東京の人たちは暑さに弱すぎ。我慢すると言うことを知らんな。うちのかあちゃんとか。まあ彼女は今妊婦なので(二人目!)ちょっと可哀想なのだが。

「ウルトラマンコスモス」始まりましたねぇ。早速昨日は見逃しましたが、初回は見ましたよ。ええ大笑い。それこそ10数年ぶりに「星雲仮面マシンマン」が見られるとは思いませんでした。いきなりカタルシス・ウエイヴだもんなぁ。いやーいいもん見せてもらいました。今後に期待大。土曜の6時なら、大概食事の時間だから息子と一緒に見れるし、楽しみです。それに引き換え、日曜の朝は相変わらず起きれません。母ちゃんがなんとか起きて一緒に見ているようですが。うちの息子的には、暗い「アギト」より脳天気な「ガオレンジャー」の方がお好みの様です。今日はお出かけしている間一日中「ひゃくじゅうしょうかん!」と叫び続けていました。ちなみに彼はガオレッドで、私はガオブルー、母ちゃんはガオシルバーだそうです。

今日遊びながら何か歌っているので聞き耳をたててみたら、仮面ライダーアギトの主題歌を歌っていました。「おおすごい」とか思って聞いていると、歌の後にもぶつぶつ言っているので何かと思うと「ゆめをつくるきぎょうばんだいとごらんのすぽんさあのていきょうでおおくりいたします」まで暗唱していて、すげえおかしかったです。

では股。

6/25

先週書いた都議選ネタの続きですが、結果は自民党の圧勝でした。まぁいいけどさ。ちょっと前まで「今の自民党では戦えない」とかなんとか言って集団離党の構えを見せていたくせに、いざ小泉内閣になったらネコも杓子も小泉一辺倒で、政策を訴えるやつなんざいやしない。御立派なことでございます。つーか、踊らされている都民が一番アホですが。まあサイゾー宮台真司と宮崎哲弥の連載にもある通り、本番は参院選でもなく、その後の総裁選かもしれませんな。

そういや今回も出ましたよ、共産党を中傷する謀略ビラ。前回の衆院選の時も出ましたが、今回はネタがせこい。「現職共産党幹部職員が女児誘拐、わいせつ容疑で逮捕」だそうだが、この人埼玉県の人で(都議選だっちゅーの)、しかも肩書きを見る限り「幹部」では無さそうなのですが。「教育問題を語る前に、共産党執行部は社会にきちんと謝罪すべき」なんだそうですが、こんなちらしを大量に印刷してそこら辺にばらまいて町を汚した人も社会に対してきちんと謝罪していただきたいもんですな。

では股。

6/18

ついに「侵略放送パンドレッタ」放送が始まってしまいました。あーあ。というわけで最近はさぼっていた別のページの方も重い腰を上げて始動させました。両方やるのって結構めんどうなんだが、まあ適当にやる所存です。

それにしても東京は今とってもやかましいです。何故かと言うと都議選が始まったから。選挙カーが朝から晩までガンガン走り回っているのです。国政選挙に比べて一つの選挙区が狭いから、面積あたりの台数が多いように感じるのは気のせいでしょうか。さらに私が住んでいるのは3つの区の境目あたりなので、3区分の騒音が響き渡ると言う悪質さ。特に世田谷区は大激選区なのでやかましいったら。まったくもう。
あれ(選挙カー)も昔から手法が全然かわらないですけど、効果あるんですかね?実際のところ。私なんかはうるさかったやつの名前は確かに覚えますが「こいつにだけはぜってーいれねー」と恨み念法メラメラメラ〜って感じなので、はっきりいって逆効果にしかなっていないと思うんですけどね。徹夜明けの朝にあれやられると本当に腹立つんですよね。

というわけで自民党の候補と民主党の候補はすでに私の「殺ス」リストに名を連ねました。御愁傷様。

では股。

6/11

保育園から、保育園便りの原稿の依頼を受けました。テーマは「父親の育児奮闘記」・・・むむむここは売文家としては、一発びしっと決めねばなるまいて。

では股。

6/9

このままではわしの人生負け犬じゃい!と再度挑戦状を叩き付け、私は海洋堂ホビーロビー東京の前に降り立ちました。燃えろ一億火の玉だ月月火水木金金欲しがりません勝つまでは。第一弾発射!うりゃ!・・・またクリア版のユキちゃん・・・今日もクリアの悲劇がくり返されるのか。第二弾・・・クララ。もう貴様の顔など見たくもないわ!第三弾どりゃ!・・・ペーター。雄はいらんというのに。第四弾すりゃ!・・・ハイジとヨーゼフ。なんか一個づつでるなぁ。いやな予感が・・・第五弾ずぉりゃあ!・・・ん?おおっこっこれは・・・出た!やっと出たッス!苦節7000円目にしてついにコンプリートであります!


・・・・しっかし、わしはこんなもんに7000円も投資してしまったというのか。人狼のアクションフィギュア二つ買ってもおつりがくる金額・・・戦いはいつも空しい。

6/7

ふんぬおおぉぉ。我が人生に於いて、かつてこのような屈辱にまみれたことがあろうか(いやない)。

先日来、掲示板にも書いてきたのだが、海洋堂のガチャガチャのハイジシリーズのできがすこぶるよいので、ここは大人の財力にあかせてコンプリートすべし、と本日決起し総攻撃を開始した野田大隊は海洋堂ホビーロビー東京へと向かったのでありました。ところが本日は定休日。今にして思えばここで諦めていれば良かったものの、一度ついた火がそう簡単に消えようはずもなく、当然のごとくその攻撃目標を近隣のショップに向け、いざ100円玉の乱れ撃ち・・・結果は連敗に次ぐ連敗。前日までにすでに4種類はゲットしていたため、あと一種類だとしつこくまわし続けたのですが、その一つが中々でないのです。しかも何が腹がたつといって、「レア版クリアバージョン」とかいうのが4つも5つも続けて出やがるのです。そんなんいらんというのに。クリア版の中には私が欲しかった「ハイジとユキちゃん」も含まれていました(しかも2個)。チョームカツクっす。

気がつけば用意してきた大量の100円玉は全弾撃ち尽くしてしまい、さらに1000円両替えしても玉砕。ええい台が悪いのじゃとパチンコで大負けした29歳プータローのごとき頭の悪い捨て台詞を残してさらに別の店に移動するも、ここでも武運拙く敢え無く玉砕・・・いったいこのような大敗を誰が予期しえたであろうか。だってあと一種類なのに・・・ぐっすん。時間にしてわずか30分足らずのことでありました。どうしてこの時点で退却できたかといえば、弾を撃ち尽くしてしまい財布がからっぽになってしまったからでした(IOカードがなかったら電車に乗れないところでした)。

家にかえって数えて見たら、先日の8個も加えて占めて怒濤の30連敗。

内訳は、「ハイジとヨーゼフ」が5個(プラス、クリア版1個)、

ペーターが5個(これだけクリアが出なかった)

ハイジと子ネコが6個(プラス、クリア版2個)、

ハイジとユキちゃんがクリア版のみ、しかも2個(怒)

クララに至ってはなんと7個(プラス、クリア版2個)。

車椅子バスケのチームを作ってもまだ余るワイ。
ううううう。

私は今日のこの日を「秋葉原の屈辱」と名付け、終生忘れないことを誓ったのでした。

6/5

例の「侵略放送パンドレッタ」第一回目の仕上げ作業が終わりました。明日コピーをとって納品です。あー疲れた・・・なんていっているヒマもなく次の回の編集やら仕込みやらが入ってくるんですけどね。

自分の部屋の整理をしたら、なんか昔のマンガ読みたい月刊に突入してしまったようで、今度は矢野健太郎「ネコじゃないモン!」を読破しました。購入当時以来で通しで読んだ気がしますが・・・うーむ、こんなに「幼稚な」(失礼>作者)内容だったかなぁなんて思ったりなんかしました。最終巻の発行日が1985年だから高校当時に読んでいたんだなぁ(ちなみに実家に置きっぱなしになっていた)。当時はなんつーか、結構コーフンしながら呼んだような記憶があるのだが・・・青年コミックで女性の裸体の出てくるっつーだけでもうドッキドキだったんだねぇ>高校生のオレ(遠い目)。でも今読んだら、とってもうじうじしていて展開が遅くて登場人物が青臭いガキばかりで(だって登場人物の年令を追いこしちゃったんだから仕様がないやね)良くも悪くも純粋すぎで、なんだか気恥ずかしかったです。

この作品は、ラスト近くで主人公達(全員美術系専門学校の卒業生)が自分達で独立して「自分達が本当にやりたい仕事ができる」会社を作るんですけど、会社を作るなんて話は一介の田舎高校生には全くリアルではありませんでした。そりゃそうです、自分が何をやりたいかもわかってないんだし、そのために具体的に何をするかなんてまだまだ先の話。
じゃあ現在はどうかというと、今度は逆な意味でリアルじゃなくなっているのが面白いですな。会社の意向に左右されずに、自分達のやりたいことを・・・なーんてそんな青臭い動機で、しかも友達同士で作った会社なんて、長続きするはずがないっちゅうの。しかも資本金その他の金の件も結局うやむやみたいだし(多少はその辺の描写もあるんですけど)。で、この会社が走り出した段階くらいで、主人公の男女関係に一区切りがついたため、最終回はその5年後とかいう設定で結末のみを書いているのでこの青臭い会社がどうなったのかは描かれていないのです。最終回での主人公がその会社には所属していないみたいなので、多分なんらかの形で会社は解散してはいると思われるのですが・・・ちょっと気になるなぁ。

今、作者本人のHPを調べて見たら、何度か再版されているようで、その中には2000年版の番外編とかあるみたい。ちょっと読みたいかも・・・

次は、青臭さから一転して(してないかも)、今度は今だからこそリアルな「軽井沢シンドローム」でも読むかな。

では股。

5/30

今日は一日、自宅で「侵略放送パンドレッタ」の編集をしていました。自宅でビデオの、しかもオンエア用の本編集ができるなんて・・・凄い時代になったものです。ちなみにFINAL CUT PRO使用。

えー紆余曲折ありまして、この夏公開されるジブリの宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のムック本の原稿を書くことになりました。ほとんど押井守限定ライターのこの私に、何とも大胆な発注ですが、ここはひとつ、男らしく受けて立つことにいたしました。まあ作品内容に直接言及しなくてもいい原稿みたいだし。
で、先日その取材に行ってきました。都内を数カ所回って取材したのですが、最後に行ったのが北千住でした。地方の人のために補足しますと、北千住はちょっと都心からは離れた下町です。で、取材が割合早く終わったので、遅い昼飯を食べようと編集さんとカメラマンさんと3人でめしやを探したのですが手ごろなところが見つかりません。しかしそこは流石に北千住、午後三時だと言うのに早くも開店しているのみ屋はちらほらあります。というわけで、昼のワイドショーをみながらビールをがぶ飲みすると言う、ダメダメ人間なひとときを満喫した我々でありました。5時には赤い顔で電車にのって帰るという、健康的なんだか不健康なんだかさっぱりわかりません状態。

では股。

5/28

なんか最近、不幸が立て続けに起こっている気がして、ちょっとブルーな私。15万円とか。祖母の急死とか。まあ生きてりゃいろいろあるわね。

こういう時にどうやって気分転換するかといえば、お金と時間に余裕がある場合は仕事を自主休業して都内の温泉施設で一日ビール飲んだりだらだら過ごす(それって一昨日やってるやん。こぶ付きだけども)・・・なんてことを企むのは年をとった証拠か。どうせならDr.コパの仰せに従って、吉方位にでも行きたいところですな。
で、金がない時は・・・せいぜい昼にうまいものでも食べるってとこですな。夜知人と飲みに行くというのもありますが、こちらは結婚後はあまり使えなくなりましたな。

ところでお隣韓国では、なんか大変なゲームが発売されて話題を呼んでいる様ですな。一応は美少女恋愛系育てゲームらしいのですが・・・凄いです。大変なことになっています。何が大変なのか知りたい方はこちらへ。ただし心臓の弱い方は避けた方がいいとのこと。

では股。

5/27

昨日は、妻が義妹の所に行くと言うので、息子と大田区の大鳥居の方に萩中公園というところにお出かけをしました。ここには交通公園(実際の道路を模したコースで無料レンタル自転車に乗れる)とガラクタ公園(廃棄された機関車や電車、バス、工事用車両が置いてある)があるので息子の大のお気に入りの場所の一つです。が、困ったことには息子は私に似てとってもドン臭く、体は大きいのですが補助輪付き自転車に乗れないのです。しかも足漕ぎ自動車(ペダルを左右交互に踏んで前進するアレ)すらうまく動かせないのです(足をちょこちょこ動かして前進している)。さすがに情けないのでちょっと練習させて足漕ぎ自動車は何とか動かせるようになったのですが・・・

ちょっと泥で汚れてしまったので、公園の帰りに温泉(東京の温泉はほとんど黒湯です)付の銭湯へと足を延ばしたのですが、ここには飲食のできるお座敷がついていたのでちょっとビールでもと思い行ってみました。ところがそこは恐ろしいことに、老人達の憩いの場・・・いや社交場と化していました。昼間の二時だというのに20人程の老人達がカラオケ大会で盛り上がっているのです。一回100円のカラオケは何と1時間半待ち状態。しかも老人達(7割は女性)はみな着飾っています。女性はばっちりと化粧をキメて、中には髪をセットしてきている人も。さらにはいよいよ順番がきて舞台にあがる時にはステージ衣装に着替えている豪の者までいる始末。私の隣のテーブルの老人などは、なんと和服に着替え、持参した小道具の和傘を使って踊りまくっていました。さらには他人が歌っているステージにあがって無気味なステップを踏む老女や、御祝儀なのかビールの食券を配り歩く爺様など、老人会の温泉旅行の宴会に紛れ込んでしまったかと見紛う程の恐ろしい修羅場を体験したのでありました。
この銭湯がどうして毎日午前11時から店を開けているのかがようやく理解できた次第。これって毎日やってるのかなぁ。う〜む。

では股。

5/25

ああ、ひさしぶりに大シヨックな出来事が。

今日帰宅してみると、見知らぬ法律事務所よりの封書が届いておりました。「はて?訴えられるようなことをなにかしたかいな」と一瞬思っては見たものの、内容証明配達証明ではない様子。第一、宛名が本名ではなく「野田真外」名義になっている。なんだろうと思って開封してみると、「お詫び」の文字が。
先日仕事した会社が資金繰り悪化のため資産整理に入ったのですんません、だそうな・・・っておい!それはひょっとして噂に名高い倒産と言うやつだな!てめえこの野郎、オレ様に一言の断わりもなく勝手に自己破産宣告なんかしやがって畜生!
死ぬんだったらオレの150,000円を振込んでから死んでくれ、頼む!
オレはちゃんと仕事したんだぞ!ど畜生!!
勝手に倒産するんじゃねえ!
リバー○ン株式会社!!

・・・しくしくしく(TT)。構造改革なんて大嫌いだい!

では股。

5/23

一昨日、某番組の出演の件で眠田直さんと打合わせをしてきました。もっとも、内容はほとんど雑談でしたが。その中で最近のアニメが面白くないのは、脚本家がいないせいではないかと言うことで意見の一致を見ました。実際、今アニメーションの脚本家になろうと言う人間にとって、明確に辿れる道筋はほとんど皆無です。以前なら大手プロダクションには必ず企画や文芸のセクションがあったので、まずはそこに潜り込んで、というのがあったのですが、最近のプロダクションはそうした余剰人員を抱える体力がないので、かけ出しの人間でも脚本家は基本的にはフリーなんだそうです。そうなるとシナリオ教室に行くくらいしか手はないんでしょうが、やっぱりアニメーションの脚本は実写の脚本とは違うテクニックも必要ですからね。結局は構造不況と言うところですな。演出家はアニメーター出身の人間がなるというコースが残っているからいいようなものの、これとて押井守みたいな純粋演出家を育てる体制がないから結構しわよせがきている感じもします。困ったもんです。

で、今日は角川書店で別件の打合わせがあったのですが、それまで時間があったのでまんが喫茶に行って「ザワールドイズマイン」を途中まで読んできました。いつかヒマな時に力の限りまんが喫茶でまんがを読みふけるのが夢なのですが・・・当分実現しそうもありませんな。

今日の東京は一日中雨でした。息子くんは長靴に傘に合羽に雨用帽子で喜びいさんで出動していきました。

では股。

5/22

どうもです。

ようやく「侵略放送パンドレッタ」の第一回収録が終わりました。これから編集です。

前回はちょっと「メトロポリス」について熱く語ってしまったわけですが、ほめるならともかく、あんまりケナすのもどうかと思いまして、ちょっと反省した次第であります。でも駄作だけどな。そこは譲らん。てなこって、今日はそれよりは前向きに好きな作家についてでも語ってみましょうかね。

私は実はこー見えてもあんまりアニメとか見ていません(いやマジで)。以前はそれでも映画くらいはと思って結構がんばって見ていたんですけど、結婚後はやはりそうもいきませんな。なんだかんだいって育児や家事にとられる時間がどこから削られていくかといえば、睡眠時間と趣味の時間ですからな。それでもしぶとく残っているワタクシの趣味がマンガでして、やはり一番性にあっているんでしょうなぁ。ちなみに私は活字は嫌いではないですが、小説はほとんどと言っていいくらい読まない人です。
つーことでご多聞に漏れず私の本棚はマンガでいっぱいです。元々私の家族は兄弟姉妹どころか両親までマンガを読む一家なので、子供の頃から読むマンガには事欠きませんでした。中でも一番の影響を受けたのは姉です。この人がまた少女マンガから始まって少年、青年、レディース、ギャグ、スポ根、ラブコメ、シリアスとノンジャンルで読み漁る女でして、そういえば小学校の頃に私と折半で全盛期の「少年チャンピオン」を購読していたこともありました。
前振りが長くなりましたが、この姉の影響でいまだに買っている少女マンガの作家が
渡辺多恵子です。この人は寡作ですが私にとって、バリバリの少女マンガ家(吉田秋生とかはちょっと少女マンガとはいいにくいもんなぁ)の中ではもっとも肌にあう作家の一人です。ある意味くさくてくさくて仕様がないくらい性善説に基づく人物設定なんですけど妙に違和感なく受け入れられてしまうのが不思議。やはりキャラクターがものすごく立っているんですよな。ストーリーはシリアスなドラマが多いんですが、この人の本当に凄いところはギャグの間の取り方だと思います。まあこういう話はあんまり片手間で書いてもしようがないのでいずれきちんと書きたいとは思っているのですが、さっきちょっとこの人の「はじめちゃんが一番」を読んでいたら、欄外の作者コメントのスペースに「プロとして描き続けることに自信をなくして一年間ペンを取ることができなかった」みたいなことが書いてあったのを今さら発見してちょっとびっくりしました。そうかこんなすごい作品を描く人でも悩みながら作ってるのねなんて思えたらここんとこちょっとヘコんでいたこともなんかどーでも良くなってしまいましたとさ。ちなみにこの作品自体のテーマも、ってゆーかこの人の作品て基本的に全て「みんな悩んで大きくなった」的なテーマを描いているので、ワタクシ的にはヘコんだときに読むと効果があります。今回も効果ありでした。

ところで最近、息子が不安定です。これが噂の反抗期なのかも知れませんが・・・徹夜明けとかでつらい朝にいろいろと無理難題をふっかけられると、こっちも余裕がないのですぐに大声を出してしまって自己嫌悪の毎日です。ううう・・・。育児って、育児って・・・

では股。

5/16

つーことで、また更新が久方ぶりになってしまいました。ちょうど一ヶ月。

これまでは、某OTCというところに所属のiMacで更新作業を主に行っていました。まあ仕事場ですので、当然忙しいとあまり更新できないという状況でして。自宅でできないわけではなかったんですが、自宅のマシンがPM7100というかなり貧弱なマシンですぐフリーズしちゃうので、どうも億劫で・・・てなこって更新がオロソカになっていたのですが、この度ついに一年ボッキ・・ではなくて(まあオゲレツ)一念発起してニューマシンを購入いたしました!その名もPowerMacintoshG4 450 DUALであります。わーいわーい。ちなみにソフマップの中古で一年ローンであります。苦しい〜。

ところで、歯が痛いのであります。昨晩から急に冷たい物が奥歯にしみるようになりまして。こりゃイカンてなもんで今朝慌てて歯科医に行って神経をグーリグリとやられて来ました。あうー。しばらくかかりそうだなぁ。

掲示板にも書いているので御存じでしょうが、クレヨンしんちゃんの新作劇場版「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」を先週見て参りました。これが評判通りすばらしいでき。大人も子供も楽しめる大傑作であります。見てない人は今からでも遅くありませんので慌てて探して見に行って下さい。一人で見に行くのが恥ずかしいという人もいるでしょうが、そんなつまらん羞恥心でこの名作を見のがしたら一生後悔しまっせ。まじで。私的には「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」級の衝撃でした。思わぬところから物凄い豪速球が飛んできたというニュアンスで。とにかく見てくれー。頼んます。

ところが一方、今日試写会で見てきた「メトロポリス」は予想通りの駄作でした。元々金を払ってまで見る気はサラサラない映画でしたが。試写会に誘ってくれたオーツカさんにはまことに申し訳ないが、ヒッジョーにつまらん。どこからけなしたらいいかわからないくらいダメダメ。まず脚本が悪い。ロボットと人間の対立構造というテーマが全然伝わってこないまずい構成。原作に登場しないロックを出した意味も全く不明。誰に感情移入したらいいかわからない映像設計もキャラクター造型もへたくそだし、カタルシスもまったくない。唯一ひっかかりそうだった萌えキャラも不発。イメージが陳腐なのはいうまでもない(もう近未来でブレードランナーはやめようってあれ程言ってるのにぃ)。CGもとってつけたような「CGを見せるためだけのCG」カッとのオンパレードで辟易。強いていいところを探すとしたら、がんばっている作画陣くらいなものかな。まあいまさらり○たろうに期待してはいかんのだろうか。とにかく作り手の「情念」が全く感じられない。何を考えて作っているのか、これをいったい誰に見せたいのか。りん○ろうと大友○彦は原恵一の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい。

でも世界公開なんだってさ。ひょえ〜。

では股。

4/16

NewType誌5月号は読んでいただけましたでしょうか?ちょうどその号でファイブスター物語の連載が再開されたこともあって、完売状態らしいです。見かけた方は即買い、もしくは即立ち読みの方が賢明ですぞ。
ちなみに続報。同じく角川書店New Type.com誌(多分5/21発売の7月号)にも同じイベントの記事が載ります。ちょっと視点を変えて書こうかなとも思っているのですが、打合せはまだなので、これから考えます。

さて昨日、新番組「侵略放送パンドレッタ」に出演するおねえちゃん軍団・ビューティーズG4(仮称)のオーディションに行って参りました。若い娘達をたくさん見ることが出来て、いい目の保養でありました。眼福眼福。そして気がついたのは、あーゆーギョーカイの人たちの中では、私のシュミがかなり特殊だということです。はっきり言ってしまえば、地味な女が好きであることが判明して、ちょっとショックでした・・・ま、いいんですけどね。
では股。

4/10

ごぶさたしてしまいました。
そうこうしているうちに、季節はもうすっかり春でございます。大変なもんです。東京ではすでに桜も散ってしまいましたが。つーか今日暑いです。夏みたい。
とりあえず近況としては、本日発売のNewType誌角川書店)の5月号に、先日の法政大学でのシンポジウムでのオッシーレポートが掲載されています。カラー1ページ、ヒゲ無し。読んでみて下さい。
あとは、以前やっていたCS番組「地球防衛放送パンドラ」の続編的レギュラー番組の制作が決定しました。その名も「
侵略放送パンドレッタ」・・・おいおい。なんか投げやりなネーミングですが、まあそういうもんです。順調に行けば今年の6月中旬から、CS(一部ケーブルTVでも配信)のMONDO21にて放送されますので、良かったら見て下さい。
それ以外にも、なにかしら仕事が立て込んでいて、ニントモカントモな状況ですが、まあこうやってHPの更新も出来ていることですし、いいんじゃないかと。

東京ではテアトル池袋で押井守オールナイトが催されるようですな。行きたいけど・・・多分行けないなぁ。久しぶりにスクリーンにかかる作品も多いので未見の人はぜひどうぞ。

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アニメシアター大復活祭・押井守編
3月31日〜4月28毎週土曜日 23:30スタート
料金:2500円(当日20:00より、販売。整理券付)

4月14日
○BLOOD 〜THE LAST VAMPIRE〜
○トワイライトQ 迷宮物件FILE538
○機動警察パトレイバー 劇場版
○機動警察パトレイバー2 the movie

4月21日
○紅い眼鏡
○ケルベロス 地獄の番犬
○Talking Head

4月28日
○MAROKO 麿子
○トワイライトQ 迷宮物件FILE538
○人狼
○ケルベロス 地獄の番犬

では股。

方舟TOP
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