てるHP

改造(パフォーマンス系)
電気式錆止め器 ee-power(ええパワー) 03年1月26日実施
前から気になっていたアイテムなのですが、装着したぞという感じは得られない(錆びないのだから実感出来なくて当たり前)ので躊躇してましたが、
パワーアップもついでに出来るとの事ですぐに実感出来そうなので購入してみることにしました。
原理的には、微弱な電流を電極に流してボディを錆びにくくするものだそうです。詳しくはこちらをご覧下さい。
購入したのは、オーストラリア製の製品です。

電極が8本・コントローラー・配線ケーブル・ワンタッチのカプラーという
構成です。
値段は、24,800円(税別)でした。
電極と配線を繋ぐために使用した圧着工具です。
圧着は、配線の先端を5mm程皮をむいて電極の端子に差し込んで圧着するだけと非常に簡単です。
配線系統図

                                                  4×4マチヤマHPより抜粋
コントローラ設置・車内配線引き込み
コントローラ本体は、電源ケーブルが1m程度ですのでバッテリーにケ
ーブルが届く場所でエンジンルーム内の水がかかり難い場所に設置
します。
取り付けは、両面テープでの貼り付けになりますので設置場所はあら
かじめ汚れ等を落としておきました。

車内に、電極を設置するので以前オーディオ取り付けのときに引き込
んだ処からケーブルを引き込みます。黄色の線は、オーディオ用のバ
ッ直ケーブルです。
エンジンルーム内錆止め用電極取付
エンジンルーム内の両サイドに錆び止め用に電極を2個取り付けまし
た。電極も両面テープでの接着になります。

配線は、系統図を見ればだいたいわかると思いますが、1本のケーブ
ルから電極が枝分かれするような形で取り付けできます。
今回は、付属の分岐コネクターを使用しましたが防水性を考えると半
田付けして防水テープで巻いた方が確実のように思われます。
赤線は、コントローラーからの配線。
青線は、電極設置位置です。
ボディー錆止め用電極取付

ボディーに引き込んだ線を、ドアシル沿いに配線して電極を取り付けし
ます。写真は運転席側ですが、助手席も同様です。
カバーは、トレブレでは常識的な力技によって取外しました。
パワーアップ用電極取付
本来の錆止めとしての電極は6本取り付けましたが、2本余っている
(無理やり余りにした)ので、吸気系と燃料系にそれぞれセットして見
ました。

吸気系は、エアクリーナボックス内に設置。
燃料系は、燃料ホースと見られる箇所に設置し、脱落防止にインシュ
ロックで固定しています。
配線は、既設の配線から分岐して取りました。
上記に設置していた電極をインテークシステムを変更したのでインテークパイプに付け替えました。
パイプがスチール製なのでこちらのほうが効果があるようです。
電源接続・稼動確認
電源はプラスはヒューズボックスに端子があるのでそこ
から取り、マイナスはバッテリーのマイナス端子から直
に取ります。
また、コントローラー本体から出ている電源線は両方と
も赤なのですが、マイナスには黒線が入っているので間
違わないようにしないと壊れる恐れがあるようです。
配線のショート等が無ければコントローラー本体のグリーンのランプが点滅していますのでこれで完了です。
赤ランプが点灯している場合は、電極がボディとショートしているか、配線がショートしている可能性があるのでチェックが必要です。

作業時間は3時間程度でした。大変でしたが、作業工賃16,000円浮いたので良しとしましょう。
インプレッション
 取付後、50km程度(都内一般道のみ)乗ってみましたが、若干低速時のトルクアップが体感できたようで、発進後のアクセルの踏み込みが少なくなったような気がします。取付さ
れた方が皆さん言っておられるような劇的な変化はありませんが、電極の設置位置の問題もあるかもしれませんのでマチヤマさんで相談して見ようかと思います。
 本来の錆止め器としての効果は長い目で見ないとわかりませんが、きっと大丈夫でしょう。
2004年6月20日追記
 インテークシステム変更に伴いインテークパイプに電極を移動してみると若干のレスポンスアップが体感できたようです。

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