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作家とサッカー

 〜FC東京vs浦和レッズ〜

 珍しく実家の母親から電話がかかってきました。元々そんなに仲のいい親子ではなく、声を聞くのも半年ぶりです。「Jリーグのチケットがあるけど行かない?」と言われましたが、これも一緒に行こうという意味ではありません。ぼくが「行く」と答えると「じゃあチケット送るから」と言われました。しかし、仲がよくないくせに母親は「たまには連絡しなさい」「家に顔ぐらい見せに来なさい」などと文句を言います。適当に相槌をうっていると母親も呆れたのか「まったく。寒くなってきたから着るものに気をつけて、風邪ひかないようにね」と電話を切りました。
 日曜日、FC東京と浦和レッズの試合を観戦するため、調布にある東京スタジアムへ足を運びました。来年からは「味の素スタジアム」と名称が変わるらしいので、「東京スタジアム」へ行くのはこれが最初で最後になります。
 試合はどちらのチームも決定力を欠きました。浦和のエメルソン選手の突破はさすがでしたがゴールには結びつきません。結局延長戦に入ってFC東京の福田選手がVゴールを決めて、1-0でFC東京が勝ちました。この試合のときには浦和レッズの福田選手、井原選手が戦力外通告を受けた後で、今季限りのプレーと言われていました。試合開始時からレッズサポーターから「ゲットゴール、福田!」の声援が長い間かかりつづけていたのが印象的でした。
 それにしても、スタジアムは寒かったです。昼間の試合だからと油断して防寒用の服を着て行かなかったので、体が冷えきってしまいました。どうやら風邪をひいたらしく、家に着くころには咳が何度か出るようになっていました。母親の言うことはきくべきだな、とつくづく思いました。



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朝霧 義水(Yoshimi Asagiri)
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