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作家とサッカー 〜キリンチャレンジ杯 日本代表vsナイジェリア代表〜
学生なら１、２カ月くらい夏休みがあるでしょうが、会社員はせいぜい１週間程度です。休みの取り方は会社によって２種類に分けられて、会社全体が８月中旬に休みになるところと、会社そのものは休まずに会社員が７月〜９月くらいに毎週交替で休むところとがあります。ぼくの勤める会社は後者にあてはまります。
当初、ぼくは８月１８日の週に休む予定でした。しかし上司から「ちょっと夏休みをずらしてくれないかな。どうしても出てもらいたい会議があるんだよ」と言われました。休み中はのんびり小説を書こうと思っていただけなので休みがずれても問題ありません。「後でちゃんと休みが取れるなら、ずらしてもいいですよ」と答えておきました。
８月２０日の日本代表vsナイジェリア代表も、会社が休みなら国立競技場で直接観戦するのもいいかな、と漠然と思っていましたが、休みではなくなったのでビデオ観戦となりました。試合は高原直泰選手の２得点もあって３−０と快勝しました。ナイジェリア代表が若手中心でコンディションも悪かったのを考えるともっと大差で勝ってもいい試合だったのですが、とりあえずジーコジャパン国内初勝利は喜んでいいと思います。試合開始直後の高原選手の強烈なシュートは素晴らしかったです。
次の日本代表の試合は９月１０日のセネガル代表戦です。ぼくの夏休みは９月８日の週に変更しましたし、ナイジェリア代表戦に国立競技場へ行けなかったこともあって「旅行がてら、新潟スタジアムに行くのもいいかな」と漠然と思っていました。ところが、また上司から「悪いんだけど、また夏休みをずらしてくれないかな。９月９日と１０日で福岡まで出張してほしいんだよ」と言われました。これで新潟旅行の構想もつぶれました。「後でちゃんと休みを取れるんでしょうね」と聞き返しましたが、上司は「まあまあ」と笑うだけでした。
ぼくの夏休みがいつになるのかは、まだ決まっていません。
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