■エッセイ「楽書帳」
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今年の正月は「正月らしくない正月」を目指しました。年末年始のテレビ特番を観ない、大掃除をしない、カウントダウンを意識しない、初詣に行かない、年賀状を書かない、おせち料理を食べない、お年玉をあげない、といった感じで年末年始らしいことはまるでやりませんでした。結果、ごく普通の週末と変わらない冬休みを過ごしました。これはこれで快適でしたね。 ただ、餅だけは駄目でした。お雑煮やお汁粉をつくりながら「これは正月じゃなくて冬の風物詩なんだ」と自分に言い訳していました。正月と生活を切り離すのは難しいものです(笑)。
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