■エッセイ「楽書帳」
●3/21
会社で避難訓練がありました。戦争やテロとは無関係で、マグニチュード7程度の直下型地震が起こって火災が発生したという想定です。 「○○より出火しましたので避難を開始してください」と放送が流れると部長が「よし、逃げるぞ!」と一声あげてみんなを先導しました。しかしテンションが高いのは部長だけで、その他の人たちはやる気がありません。ぼくも両手をポケットに突っこみ、欠伸をしながらのんびり歩いて建物の外へ避難しました。 訓練のあと、消防署の方から「避難訓練は幼稚園生が一番うまく、大人になるほど下手になる」と講評をいただきました。話を聞きながら「おっしゃる通りだなぁ」と思いつつ、また欠伸をしてしまいました(笑)。
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