diary
2000年07月

気がつけば月曜

2000/07/31[Mon] 12:17
 というわけで月曜日。いつの間にか月曜日。まだまだ仕事の残っている月曜日。なのだ。

 このサイトは月曜日によく見られている。ナゼか?

 知らない。←結論

 けれどどうやら確実にそうなので皆さんに見ていただけるまえにナニゴトかを書き連ねておこうかと思っている次第。

 書けない。←結論


 (6時間経過)


 気になるCMがある。←唐突
 それはウナコーワ。
 蚊に刺されたときに塗るアレだ。

 ウナコーワ容器が救急車のようにサイレンを光らせてけたたましく寝ているカユカユユーザーのところへ到着! するとウナ容器からスライム状のウナウナくん2匹(?)が出てきて、カユカユユーザーのかゆいところをなでなでしながらふーふーしてくれ、カユカユユーザーはカユカユが治ってしまってああキモチよく快適、となるそのシーンで!

「CGイメージ」

と画面スミに表示される。きっと誤解する消費者のためを思って書かれているのだろうが。

 誰も誤解しないと思う。←結論



 原稿を書きながらこんなことも書いていたらもう昼過ぎ。眠すぎ。帰る。
 アナタの昼休みに間に合わなくてスミマセン。

鰻食す

2000/07/30[Sun] 09:23
 土曜も日曜も朝も昼もなんだか分からなくなっている週末。

 午前中に帰って夕方出社な土曜日。

 出社途中でピヨと鰻を食べる。土用なもんで。ねえ。
 近所の鰻屋。鰻屋というのはなかなか入りにくいたたずまいのものが多く、そこも外見はいかにも鰻屋だもんね的風格を醸し出しているようなのだったが、店の前にメニューが張り出してあることが発覚。値段とともに鰻のグラム数まで書いてある。これは明朗かも。良心的かも。だいじょうぶかも。ということでTシャツにハーフパンツで入店してしまうおれ。

 店内に入るといかにも頑固そうなオヤジがギロリとおれたちを睨んだ……なんてことはなく、気のよさそうな丸顔の店主がパタパタと鰻ののった燃えさかる炭をあおぎながら「いらっしゃーい」と少し高めの声でおれたちを歓迎してくれた。炭のニオイと鰻のニオイ。食欲を刺激してくれる。
 出前でてんてこ舞いらしい。のでちょっと飲みながら作ってもらうことに。飲むのはデフォルトなような気がするが。でもまあつつがなく食い終わる。うまかった。うん。体力もついた。気分的に。

 鰻臭を漂わせながら出社。

 そんで結局。まだ仕事中。
 鰻パワーはとっくに切れた。日曜日になってるな。いつの間にか。

当たった

2000/07/28[Fri] 18:58
 というワケで。
 当たってしまった。なんとびっくり。

 ナニが?

 っていうのはこのニッキで徐々に明らかになるだろう。
 風雲急を告げるこのニッキから目が離せないゾ!!

火だるま

2000/07/28[Fri] 18:26
 火の玉ストッパー津田です。どーもどーも。

 うそ。

 火だるま編集者にへいです。どーもどーも。

 などと開き直るくらい原稿が進んでいないので困っているのだが。

 吐き気の伴う頭痛ってのは良くないらしいね。冒頭の津田投手も脳腫瘍で亡くなったそうだし。

 でもでも、いざ検査して「治療不可能な病気」とか言われたらどーする? 津田投手みたいに直球勝負で病気と闘うか?

 おれにはそんな自信はない。きっぱりと言い切ろう。

 ということで頭痛が今ひとつ抜けないのだが、原稿を書かねばならないのである。

 それにしてもきっと津田投手が抑えに失敗したときには次の日のスポーツ新聞で「津田 火ダルマ!」とか書かれたんだろうなあってのは想像に難くない。うん。

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 昨日から細切れニッキを試みています。ヒマじゃないのに。

頭痛日和

2000/07/28[Fri] 01:47
 アタマイタイ。

 久しぶりの偏頭痛。進行がヤバヤバになっているときに襲ってこなくても、と思うのだが。

 偏頭痛ぐせは小学生のころからある。もうつきあいは20年来だ。それでもヤツが到来するとイヤンイヤンという感じ。

 偏頭痛の初期の「あ、アタマ痛くなるかも」という状態で(偏頭痛フリークのヒトはわかるよね? ね?)頭痛薬を飲んで横になっていたりするとミゴトに治ったりするのだが、その初期状態を逃すとしまいには吐き気ももよおして立っていられなくなるくらいの激痛が襲ってくる。ピーク時には目も開けていられなくなるほど。世界が夢色に染まって見えたり死兆星が見えたり見えなかったり。

 今日は初期段階でまあいいやと思って二度寝を決め込んだのが敗因。
 次に目が覚めたときには身を起こすのすら不可能なほどの痛み。きゃー。

 ということでのたうち回って薬を飲んで吐いてを5セットほどこなしてすっかり胃が荒れてしまった気がする今日この頃。コンコルドも火を吹くイキオイ(無関係)。

 それよりナニヨリ12時間も仕事が遅れてしまってもうがっくり(一応)。

到着

2000/07/27[Thu] 06:56
 帰ってきた。
 雨のニオイはしなかった。

 例によってビールを飲みながら自転車をこいでいると小学生の群れ。ああ。ラジオ体操か。
 おれのビール缶に視線が注がれる。

 ば・ばっかやろう! 労働のあとの1杯はうまいんだぞう!

 なにか自分にイイワケしているようでいやん。
 あと1本飲んで寝よう。

忙しいと口に出しても

2000/07/27[Thu] 06:12
 さて帰る。
 雨のニオイがしているだろうと期待して。

 忙しい忙しいと言い続ける人間が我が編集部には少ない。実際忙しくないのかみんな? というとそうでもない。
 これが普通だと思っているのか、あきらめているのか。
 そんなコトを口に出しても仕方がないと思っているのか。
 
 おれの後ろの席では女のコが机に突っ伏して寝ている。
 躁鬱気味のデスクはぶつぶつ言いながら原稿を読んでいる。
 何泊めかしらないが副編集チョは日を追うごとにオッサン臭さを増幅させている。
 編集チョは今日から出張なのに原稿が終わらない! と言いながらアジャンタのカレーが届くのを待っている。

 誰も彼もが忙しいのは当然だから、みんなあえて口には出さないのだろうか。

 それにしてもやっぱり、これ見よがしに忙しい忙しいと言う人間がいない職場はワリとステキだ。

 ステキに軽やかに今日も朝帰り。

朝帰りに考えながら

2000/07/22[Sat]
「ぼくには彼女がいたんですが……彼女は『アンタとはつき合っていない』と再三再四ぼくに言っていたのですけれど、ぼくはつき合っていると思っていたのですっていうか今も思っています。ええ。その彼女が浮気をしたのですよ。『ほかに好きなヒトができた』って。こないだの合コンが引き金ですねきっと。でもぼくは待ちますよ。ええ」っていうある種パラノイア的電話が旧知り合いからあったのだが。

 それって彼女じゃないと思う。
 それって浮気じゃないと思う。
 それって待ってても無駄だと思う。

 という結論が、その話を聞いたときにおれの中で瞬時に生まれた。おぎゃー! けれどもそれを伝えぬままはやひと月。彼は元気にしているのだろうか。してなくてもいいんだけど。でもまあ悩みを相談したからには結論を知らせてもらうのがスジだとは思うかも。って読んでねえか。


寝ている。

  ↑寝ている若いスーツくん。

 上の文章とはまったく関係のない写真。朝帰りの会社近くでぶっ倒れている若者。日本が平和で良かったねえと思える瞬間だ。隣の新聞配達少年はムカついた顔をしていたが、酔っぱらいくんよりも突然にデジカメを取り出してフラッシュを焚いたおれに対してムカついていたのかもしれないが。
 あんまり寄れた写真じゃないからアレなのだが(一応気を遣った)、彼はケータイを手にしたまま寝ていて、まさにケータイのボタンを押さんとしてコト切れたらしく、親指がぴょこりと立っているのだ。まさにヒッチハイク状態。乗せてくれる人募集。意識不明だけど。

 ということで原稿。書き書き。

海の日ニッキ

2000/07/20[Thu]

 海の日なので山に行きたくなるようなイイ天気。や、実際海へも山へも行かないんだけどね。
 ということで取材でビッグサイトへ。あ、ほとんど海だ。海の日だからいいのかそれで。ナニがいいものか。

入道雲。

 ↑ビッグサイトの向こうにはこんな夏の空が。

 本当になんとも狂ったようなイイ天気。目がしぱしぱし、わずかずつ涙が出てくる。当然額にも汗が。

 帰りはゆっくりとユリカモメ。遅いなあユリカモメは。遅い遅い。などと思いながら、ココロは若干はしゃぐのだ。そうしてループXをまわるころにはその振動が心地よく。新橋で乗り継いだ山手線の無粋なこと。

 さらに無粋さを増すようなデキゴト。

 その山手線の中でおれの向かい側に座っていたオッサンが明らかにオカシイ。小柄で色白で薄い髪の毛をペッタリと七三ワケにしている。

 どこにでもいそうな外観のそのヒトなのなのだが、グレーのスラックスと地味な革靴を履いた両足が猛烈に内股。故意としか思えないほど内股。む、と思ってもう一度顔をじっと見ると、あまりまばたきをしない目に。よく見ると薄紫のアイシャドー。そしてマスカラ。外観はただのオッサンなのに。そこだけがタカラジェンヌ(男役)。一重まぶたの目なのに。決して切れ長とかそういうのではなくって。ホントの一重まぶたのオッサン目。オッサンなのにオッサンなのにッ!

 まあそれならそれでいい。東京はいろんなヒトがいる街だから。問題はそのオッサンが、オッサンが。まばたき少なく、紫に彩られた目でじっとりとおれのことを見ていること。じっとりと。車内がすいていて、おれとオッサンの間にそのじっとり視線を遮蔽する乗客すらいない。Visorをいじってみたり、「女性セブン」の吊り広告を見たりしても、視線がおれに注がれているのが分かる。ちょっとオッサンのほうを見るとおれの視線にオッサンの視線がからみつく。ああこれはイカンこれは。と思いつつ。東京で逃げるように電車を降りて秋葉原へ。
 写真でも押さえれば面白かったんだろうけど。さすがに。

 ってことで(なにが?)夜は焼肉。ビール。じゅーごくごく。

月食ニッキ

2000/07/16[Sun]
 散髪にいった。ここしばらくでいちばん短くしてみたりする。坊主アタマの5歩手前ぐらい、と美容師のヒトは言っていた。

 美容師さん情報で、皆既月食が見られそうだということを知る。へー。

 ピヨと合流して帰る途中に見た月はまだまだまん丸のレモン色。帰り着いてメシの支度をしたりゲームをしたりしながらそのときを待っていた。
 ふと窓を開けて(エアコンガンガンONなので)天空を見上げると、左下部分から欠け始めている月。ピヨを呼び寄せて、皆既月食になるまでビールを飲みながら観察。

 欠けるにつれ欠けて消失していくはずの部分が薄赤く染まっていく。途中雲に遮られるものの、足の速い雲たちなのでそれはそれで演出のようだ。
 そうしてイヨイヨ皆既の瞬間。次第にレモン色の部分が消えていき、とうとううすぼんやりとはかなく浮かぶ赤い月。それだけ。たったそれだけなのだけれど、微妙に神秘的な気持になってしまう素直なおれ。

 ともかく、次の皆既月食は100何十年あとらしいので、この光景を網膜に刻みココロに刻んでおくことにしてグラスを置き、おかわりを注ぐのだった。ビールビール!

参拝ニッキ

2000/07/15[Sat]
 久しぶりのニッキ。
 忙しくないと逆にキーボードを叩きたくなくなるこの矛盾。

 ようやく8月号が終了。今月もへろへろ。ということで萎えていたのだ。萎え萎え。

 と思ったら次号はお盆進行だと。こないだGW進行をこなしたばかりのような気がするのだけれど。あんまり萎えている間もないのだ。

 ということで。
 ウワサ(でもないか)のWindows Me(RC1、日本語)をサブマシンに入れて使っている。起動が速くなったことぐらいしか今のところのおれにはメリットはない。SEが安定して動いているユーザーは乗り換える必要があるのだろうか? 発売されても特に話題になりそうもないな。なーんてことを思いながら原稿を書くのは不純か。そーか。

 2週続けて表参道付近の吉田カバンのショップへ行く。お目当てのカバンの入荷はまだだって。がっくりしつつ九段下の靖国神社の「みたままつり」へ。戦没者関連のお祭りらしいのだが、尋常じゃない数の屋台屋台屋台。買い食いはもっぱらビールビールビール。
 神殿(?)前で土下座して手を合わせている年輩の男性が。なにか重い重い雰囲気の中でしたたかに酔っている自分を若干恥じ入る。若干なので参道を戻るときにはまたビールビール。

 飲んだビールと同量ほどの汗をかきかき帰宅。

口ワキ破損

2000/07/06[Thu] 06:44
 0時前に起きて1時頃に出社。って夜中だけどな。ビバ! サラリーマン。

 そんなこんなで今月号も大詰め。残りページも少なくなってきた。うりうりと自分に追い込みをかけているときに、仕事がつまり気味の他編集部員のヘルプを1ページ。ま、お手伝いなら、と思っていたらまったく取材もナニも手をつけていない記事をまるまる2日で書けとの指令。若干タメ息。

 しかしまあ人間持ちつ持たれつなので。

 とはいえその仕事の元の野郎がたいして働きもせずへらへらしているのを見かけたりすると気持の端っこがささくれ立つのであるけれど、それはおれのココロのスケールが小さいからか。そうなのか?

全粒パン

 ↑ルヴァンのパン。全粒粉を使っているので黒い。カタい。酸っぱい。

 と、富ヶ谷にある編集チョがイチオシのパン屋に買い出し隊が派遣されるということで便乗。全粒パン(1/4)を買ってきてもらったのだ。これでワインとクリームチーズがあれば最高だよなあ。とか思いながらさっそく食べようとすると。
 う。スライスしてくれてない……。仕方ないのでかぶりつくのだが。大口を開けたら口のワキが切れた。

 ……特にオチはない。

 あ。毎日ないか。

7月驚愕ニッキ

2000/07/03[Mon]
 土日はだるーん。と。
 本気で引きこもりになりそうだったこの土日。会社に行こうと身支度まではするも足が出ない。ナニもする気が起きない。冷房をガンガンつけて横たわるのみ。
 休日だから良かったけれど。このままでは廃人になってしまう。などという危惧も。

 ということで本日はムリして9時半出社。スバらしい。普通の会社員のようだ。や、普通なんだけどさ。

 それにしてもヒトがいない編集部は寒い。外気の高温がウソのようだ。あ。ウソなんだきっと。おれの原稿が進んでないのもきっとウソ。ウソに違いないんだ。うん。

三毛猫

↑凹み(橋の欄干跡)で寝るネコ。

 この三毛猫はいつもおれの帰宅途中でバイクのシートの上やらベンチの上やら、ナニかしらこういう凹んだところで丸くなって寝ている。決して地面で寝ようとはしないところがネコとしてのプライドなのか。

 とまったく関係のない写真でお茶を濁す7月最初のニッキ。7月て!
 と驚いていたら夕方ハゲシク雷雨。カサを持たないがために濡れた白いブラウスを肌に張り付けている婦女子はいないものかときょろきょろしていたら濡れた。のでおとなしく仕事。



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