diary
2000年10月

寒い土曜日

2000/10/28[Sat] 23:03

 なげうってもいないが仕事が進んだ気配もない。ヤバい。
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 ユニクロでフリースを買ってみた。ネット衝動買い。しかし50色の中でもベタベタにベーシックな色を選んでしまうのがチキン衝動だ。どうせならサーモンピンクでも買えばいいのに。買わないけど。

 サーモンピンクといえば粘膜ですね。


 というのはサテオキ。
 外部のヒトとわりとうち解けながら打ち合わせ。エライヒトがいないとお互い自由に発言できますなわっはっは、とか言いながら。
 まあつつがなく。しかし彼が土曜日の夕方に呼び出された(しかも雨の中に)ことを恨んでいるに違いないと思っているのはおれだけか。

 席に戻って原稿、と思っていたのだが、編集部の人員の少なさに、今日は土曜日だ! とイマサラながら気づいてみたりするフリをする。もちろんそんなこと知ってたに決まっている。いるとも。だから気づいたフリなのだ。なのだ。

 ということで早く早く原稿! と思っていたのだが、シマ向こうの席の女のコのヘッドフォンから漏れ聞こえる音楽があまりに大音量なのでやってらんね! ということを強硬に理由として採用。採用したので帰る。帰るとも。

揺れるのだ

2000/10/26[Thu] 22:50

 もうイヤだ〜!! と夕日に向かって駆け出したい。すべてをなげうって。
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 というのとシンクロして現実逃避モード。イカンイカンと叱咤するも……。

 ということで。とはいえなんということはないのだが。

 微妙に揺れているCMが多いのだ。

 永谷園の「すし花子」、花王の「ファブリーズ」のCMは、CM開始からおしまいの商品押さえのシーンまで、一貫して揺れているのだ。ナニが揺れている? 画面が、だ。
 特にすし花子のほうは明らかにそれがわかる。ので今度爆笑問題が登場したと思ったら注目してみてほしい。ファブリーズのほうも、すし花子ほどではないのだが、明らかに画面がずーっと揺れている。ウッカリしてると三半規管がマヒして吐き気を催す(ウソ)。
 どちらのCMも、舞台は一般家庭。手持ちのカメラによる映像だというイメージをかもし出したいのだろうか? うーん。それとも何らかの別の効果があるのだろうか?
 と思いつつ、それらのCMを見ながら揺れるおれなのだ。ゆらゆら〜。

 ところ変わって。ピヨがデジカメを所望しているというので新宿まで。
 待ち合わせ場所のファーストキッチンの隣の証券屋にディスプレイ2台。一方は株価でもう一方は日本シリーズ。さまざまな風貌の人間がそのディスプレイの前に集まっているのだが。もちろん日本シリーズを見ている正しい日本のおとーさんが多いとおれは思ったのだが。その中で1人。
 清原がタイムリーを打った瞬間に小さくガッツポーズをするオタク系サラリーマン。なぜオタクかというとその手には数パックの「遊戯王」ゲームカードが。今まさに封を開けましたあ! という感じ。
 ということはもしかしてそのガッツポーズは巨人の得点によるものではなくって、レアなカードが手に入ったからなのか? と思った瞬間。
 レアカードは数百万とかいうからな。

 といっているうちに原稿が。ああ。追いつめられて新宿。揺れる揺れる。何が。

つかれていますいろいろと

2000/10/23[Mon] 21:22

 はいはい。日記ですヨ!(ややふてくされながら)
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 ふてくされているわけではないのだが、イロイロたいへんな1週間だった。と前置くあたりすでに日記じゃないところを露呈しているのだな。

 んで。
 取材に出たり、PCエキスポ行ったり。
 はあ。とタメ息出まくり原稿進まなまくり。

 しかしバカ1名。
 元々バカなんじゃネエの? と思っていた人物なのだが。確信はさらに強まった、というか。
 まず、ヒト(っておれだけど)にものを訊きに来た(今日の場合は某社広報の連絡先)ときの態度。進めていた仕事もあったから「あとでメールするよ」と言っても「今すぐ知りたいから早く早く」とかヌかしやがる。
 仕方ないから仕事の手を止めて、連絡先ファイルを検索しているその時間中、おれのイスの後ろにびったりと張り付いている。あーうっとおしい。ところが、検索が終了していざ電話番号を言おうとしたら、メモの用意なんていっさいしていないのだ。おれがメモって渡すのが当然だと思っているのかもしや?とか思ったのだが、そんなこんなで気分が悪かったから、調べた電話番号を連呼し続けた。ヤツはワタワタとその辺を漁ってペンと紙を探して「ちょっと待って……」とか言っていたが、そんなのもう知ったこっちゃねえ。早くメモれこの野郎!と罵られないだけありがたいと思え。
 ってな感じ。

 まあ、昔おれの席の近くにいたバイトちゃんも、自分で調べる前にまず近くのヒト(おれがいるときにはおれ)に訊くというダメヤローだったし、そういう「ヒトにものを訊くときにはこうしなくちゃイケマセンよ」とイチイチ教えてあげなくちゃなヒトがたくさんいる職場なのだという点では自慢できるぞ実際。

 と日記なんだかなんなんだか。
 どんよりどよどよと疲れているのだ。

死ぬかと思った(パクリ)

2000/10/13[Fri]

 13日の金曜日。だからどーした。
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 昨日の暖かさ(暑さだったか?)とはまったく正反対にスッカリ涼しい(寒い?)日。さすがにそろそろTシャツにも決別の季節か。と思っていたら、タンクトップにマフラーを巻いた女のコを通勤途中に見かけた。デジ写真を撮ろうとしたけどあまりにあやしげな人間になりかねないのでヤメ。
 しかしアンタ。マフラーを巻くくらいならソデのある服を着なさい。と説教の1つも垂れたくなる瞬間。しかしチチの谷間と涼しげな風のミスマッチに生まれる淫靡さをも見逃さない瞬間でもあるのだ。おれってサイコー(自画自賛)。

 自宅にCATVが来ていることを確認したものの、資料請求をしてからちっとも音沙汰がない。ので近所にある調布ケーブルテレビジョン世田谷支店へ単身乗り込む。
 イロイロ詳しいことを訊ねていると徐々に怪訝な表情になる担当者。ということで例によって“某PC誌編集者”ということを要所要所にはさみながら、うちのマンション早くナントカしてくれませんかね(あくまで下手に)的なプレッシャーを与えてみたつもり。がうがう(威嚇)。
#後日談:土日にかけて我がマンションに調布ケーブルの関係者が立ち入り調査した。インターネット接続に関しては今月内に使用可かどうか判断ののち連絡する、という報告が。決しておれのプレッシャーが原因ではないと思う。

 夕方から同期Aと飲みに。まーいろいろ。
 酔うにつれおれが説教を始めると、非常に険悪になる酒宴。結論としては、他人事に首を突っ込んではイケナイ、ということか。突っ込んだそれを快く受けてくれないヒトのほうが多いのは確かだよね。と。
 しかし友達の他人事というのは他人の他人事とはちと違うわけで、ましてやわりと仲がヨイと思っている友達の他人事はあんまり他人事でなかったりするんだけど、やっぱり他人事は他人事に違いないのだなあ、と酔眼の中また新たな境地を発見したりもしたりするおれだったりするのだ。
 んで。
 Aは1軒でそそくさと帰ろうとするおれを当然のごとく帰そうとはせず、半ばムリヤリカラオケへ。かなり酔っているのに。それに場が険悪だし。な。帰ろう。
 と言いながらいつの間にかボックスで隣室の壁をガンガン蹴っていたりして。おれってば。理由は忘れたがなんだか隣室からの歌声にムカついて。たぶん。しかもボックスでの時間の半分以上はやはり険悪な雰囲気の中でのトーキング。だったような。
 しかもある瞬間にAから思いっきり首を絞められた。マジで死ぬ!と思うほどの絞められっぷりだったのだが。Aがおれに殺意を抱いたその理由は「さだまさしの“関白宣言”の歌詞に同意できるか否か」ということについて。おれが「同意できん」と答えたから。もちろんAは是認派。澱みきったボックス内の雰囲気の悪さがここで思いっきり炸裂したということなのだろう。おれは軽く返事をしたつもりがヤツは本気だったらしい。そーかそーか。とちと反省。でもあの歌をイイとは思えないのは事実なのだ。しかし死ぬかと思ったのも事実。げふげふ(死にかけ)。
 そんで結局その後もつかみ合い寸前の対話を続け、店員から出て行けと言われるまで歌も歌わずに。

 ……というのもすべて酔っている同士のおれとAの間の出来事なのでさほど深刻でないというかよくあることなのだが。
 あ。カラオケボックス代払ってないや。テヘ。

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 長いな。反省。

リハビリ日記

2000/10/12[Thu] 20:57

 ジョージアのCMソング、“♪あしーたがあるーさ明日がある〜”を歌っているのはトータス松本だと思うんですけど違いますか。
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 ということで毎月この時期は日記さぼりまくり。ああスミマセン。と。誰もおれの謝罪なぞ求めていないか。

 しかし先月の日記を見ても更新率は4日に1度というていたらく。これではイカンなあホントに。

 ということで。ここしばらくを箇条書きに。

・家庭用品買いまくり。烏山の雑貨屋、家庭用品屋巡りまくり。もちろん無印良品東急ハンズもヤになるくらい行ったぞ。
・新居にはケーブルTVの配線(というのか?)が完了していることが判明! パンフにはそんなこと書いていなかったのに! ということですでに申し込んでしまった東京めたりっく通信を断ろうかとか思ってみたり。
・ここに来てゆびとま(正式名称“この指とまれ!”)大流行。つーてもおれの中で。しかもたまたま重複して昔の友人からメールが来たというだけで。でもちょびっと懐かしくもなった。
・電車通勤開始。非常に久しぶりに定期券を購入した。今まで会社からもらっていた定期代はホワイトアロー号のメンテ代として有効に使っていたのだ。もちろんウソだけど。
・ホワイトアロー号といえば。一時的に置いておいた初台から烏山まで激走。ホンの1時間弱の道のりだけど、さすがに毎日自転車通勤はムリと判断するに至った。
・なので今日も正しく電車通勤。フレックス制の会社だから(勝手フレックスなうえに勤務時間も固定でない)、途中で床屋に寄ったり。一般の人様と乗車時間帯も違うから、それほど猛烈な満員電車には遭遇しないのもヨイ。

 あー。やっぱりダメだわ。明日から毎日。いやホントに。

住民登録

2000/10/03[Tue]

 いっぱいいっぱいです。こんな過去ニッキなんて書いている間もないのにッ!
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 ピヨを会社へ見送ったあと、住民票を移しに区役所の出張所へ行って来た。
 同区内なので異動届けさえ出せばいいハズだからすぐ済むよなあと思っていたら、おれとピヨの2人分の異動届を出さねばならぬ事実に直面した。って2枚書類を書けばいいことなんだけど。ああ面倒。
 それにしてもおれたちはいままで同じ籍を作りながら別居状態だったということになるのだな。実際そうだったけど。
 こう同じ住所を何度も書いていると、イヤでも新居の住所って覚えるもんなんだなあと納得。手続きって大事なんだね(ちょっと違う)。


 10月1日の日記どおり、街を歩くときにはゆっくりとデジカメでも構えて、ってな感じなのだけれど。出張所近く、いわゆる“メール街”で発見。

免疫?

  ↑えー。何ですか?

 どうしてこんなものを撮影しているのだ。おれ。というか免疫エステってなんなんだ。謎が謎を呼ぶのだ。調べるつもりも毛頭ないけど。

 出張所職員の手際の悪さにイライラしながら終了。どーしてお役所ってのはこうなんだッ! というありがちすぎる感想を胸に出社。

 そーいや国勢調査って来ないナア。おれとピヨは国民に数えられていないのか。そーなのか。

新居新生活

2000/10/01[Sun]

 バタバタバタバタしているうちに引っ越しも完了。愛の巣(オノレで書いていて恥ずかしい)がちんまりとできあがり。
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 いままでの居住空間との格差に、荷物を運びながら愕然としていたりするのだけれど、それにしても新しいおれの居場所(今度はおれだけの居場所じゃないか)は気持ヨイニオイだ。単に新築臭なのかもしれないが。←さりげなく新築物件ということをアッピール。


 で。
 何度か下見に来たりしたときにも感じたのだが、これから住むことになる烏山という街はもしかしたらかなり住みやすいのじゃないか? と思いつつ、そうであることを期待している。

 上京して、豪徳寺→幡ヶ谷→笹塚をうろうろと自分の居場所にしてきた。それぞれそこそこ住みやすい街だったのだけれど、なんとなく“仮の住まい”と、気持のどこかで思っていたような気がする。それぞれの街を歩いていたとしても、なーんとなくどこかなじめないような感じが気持の底のほうに沈んでいた。
 でも。それって実は単純に自分のココロの構え方だったんじゃないかなあと思い、ちょっと後悔もしている。

 もちろん現実的には、この烏山の新居も、おれの人生の経過途中の、やっぱり仮の住まいなんだろうけど(賃貸だしな)、ちょっとはココロ構えを変えて生活してみようかな、と思っている。
 具体的にナニをどうする、ってのは難しいけど。でも、ただデジカメを持って歩くだけでもいいだろうし、ピヨと連れ立って歩くときは必ず手をつないで歩幅を合わせる、なんてことでもいいかもしれない。
 街をただ利用している、とかそういうんじゃなく。自分から街へとけ込もうか、という感じで。きっと住み心地は変わるハズ。

 まあのんびり。仕事以外はそうそうやることもないだろうし。


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 新居での初めての朝は、ちょっと離れたところにある小学校の運動会の喧騒とともに。でもちっともハラの立たないよき日。



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