diary
2000年11月

日記をいっぱい書くヒト

2000/11/29[Wed] 23:51

 仕事がつまってくると日記を書き出すってのはイケマセンな。
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 それにしても日記にものすごい量のテキストを書いているヒトがこのWebには仰山いるんだけど、そういうヒトたちはいったいいつテキストを書いているんだろう?

 おれみたいに、労働時間中(って言っても就業時間中じゃないけど。それを言ったら就業時間前に出社した試しがない)に仕事の合間に書いている、ってのは少ないんだろうか。やっぱり。

 自宅に帰ってPCに向かっているんだろうか? 風呂上がりにのんびりとか。ある意味すごいなあ。感心。

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 編集部バイトくんのモチベーションが目に見えてメキメキ下がっているのがわかってイタイタしい。辞めたいのかそーか。前のバイトくんも終末はそんな状態だったっけなあ。
 まあ辞めようと思っている職場でメキメキ働くってのは難しいのかもしれないが、おれがそういう立場になったとしたら、電灯のオン/オフがはっきりわかるみたいに、必ずきっぱりと辞めたいなあと思う。ローソクが燃え尽きるみたいなフェードアウトはなんだか見ていて苦しくなる。なんだかね。

休日出勤の職場にてモバギと戯る

2000/11/26[Sun] 20:46

 月末。
 きりきりと働いております。おりません。さて?

 日曜なのにヒトがいない職場。いないのは正しいのか?
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 モバギを購入。ばふーん。R550。

 今度のはHandheld PC 2000が載ってる。IEも“ポケット”がとれてIE4.0ってなってる。しかもカラーなのがいい。うふふ。と含み笑いを漏らすおれ(漏らしたら含み笑いじゃないのか)。

 しかしそれにしてもVisorで懲りたのは、キーボードがないデバイスの難しさ。考えたら、思考を文字として表すのに、今やほとんどの場合キーボードを経由しているおれ。なのでGraffitiの、疑似的ペン入力操作ってのが結局なじめなかった。
 ナニかをテキストデータとして入力するのに、Graffiti操作が思考のジャマになってしまうのだ。Kはコレをくるっとすればいいんだっけ、とか。キーボードだと、文字入力はもちろん、漢字変換のときの文節長短操作とかもほとんど意識しないでできるから、やっぱり早いし思考が直に反映できる。
 Graffiti操作を、キーボードと同じくらい意識せずに使いこなすのはムリ。おれにはムリッ! そう判断したのだよ。エヘン。偉くないけど。

 というワケでモバギ。

 キーボードをたたけるってこんなに快適。ノートPCを買えば? って言うヒトもおれの数少ない友人の中にはいるのだが、電池持ちとかさ。あとは価格がやっぱりネック。せいぜいデスクを離れているところでテキストを打つのがメインで、あとはたまにメール見るくらいのものに20万は。ねえ。すぐ壊すし(以前B5ノートを酔って破壊したことアリ。購入3カ月後。酔拳恐るべし)。

 速度は前のモバギ(モノクロR320)よりなんだか速い気がする。体感なので断言はしない。面倒なのでベンチとかもとらないもーん。びろーん。OSのせいなのかCPUのせいなのかは知らない。これも調べるの面倒だもーん。ぼよーん。

 そんなこんなでびよぼよしながらも、今のところは快適。で、Visorはオークションにでも出そうかと思ってる。20000円でどーだ。あーん? 札びらで消費者を打ち据えている気分。なんか違うな。

記念写真

2000/11/22[Wed]

 寒いのは好きだ。寒さを感じたら厚着をするなり暖房を入れるなりすればいいから。暖房費もままならなかったら、最悪どこかに火をつけりゃあ暖かいし。
 裏の雑木林が燃えたのはおれの仕業です。ウソです。
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 写真を撮ってきたのである。結婚記念写真である。なんて急にである調なのは深い意味はないのだがココロの緊張具合を適度に表現しているということで。しばらく日記をばっくれていたのもどこ吹く風なのだ。

 写真といっても、いわゆる写真館で撮影したのではなく、ピヨの雑誌で使っているカメラマンに無償で(メシはおごったが)撮影を依頼し、さらにピヨの編集部づきのスタジオ使うという非常に他要素におんぶにだっこの記念撮影だったのだが。

 撮影しながらカメラマンが、
「こういうイベントをこなしていくほどに結婚って事実が身につまされるよね」
と言っていた。彼も結婚半年とかその辺だそうな。

 まあわかる。彼の言いたいことは。

 でも、おれは結婚するつもりで結婚したからなあ。結婚生活がどんなものか想像しなかったわけでもないし、その想像と、実際の結婚生活もすごく乖離したものでもないし。

 なので、たかが写真1枚撮ったところで、なにがどう心情が変わるってほどでもなかった。あえて感想を言うなら、ちょっとしたイベントをこなしたなあ、ある意味記念だなあ、ってところか。あ。記念写真だからこういう感想で正しいのか?


 ……しかし。しかし上がってきた仮焼きをみて愕然。写真は真実を写すと書くものだが、おれの真実はこんなこんなッ! と思わず仮焼きを裁断した上で完全焼却処分にしたい気分に陥った。ピヨがそれなりに写っているのがまたおれとの格差を生みだしていて思わず憎しみの炎が。
 ということでそういう部分(?)で心情が引き締まりましたとさ。

ぽっかりと

2000/11/14[Tue] 18:59

 たいして面白くもなさそうだけど一応……と思って買った小説が面白いとなんだかうれしい今日この頃。
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 今月号もようやく終了なのだ。タマシイが一部炭化するほど燃え尽きた。って燃え尽きると炭化するのは当たり前か。
 燃え尽きるとやって来るエアポケット。大学受験のあとの一時期を思い出す。しかし毎月10年も前のことを思い出すのもなんだか。

 それにしても。
 ぽっかり。
 と。

 いつまでもぽっかりしているわけにもいかず、いろいろなことに背中をつつかれる。つつかれるとまたことさらにただぽっかりと立ち止まっているわけにもいかなくなるのでじわじわと動き始めなければならないのだ。

 週末に打ち合わせのため友人を家に招く。ピヨの料理をものも言わず貪り尽くす友人2名。それはうまいということなのかそーなのか。深夜をまわってヤツらを見送る。
 しかし打ち合わせになったのだかそうでないのだか。はなはだ不安なのだがともかく久しぶりに酒を飲んだら猛烈に眠い。

 久しぶりの完全フリーな日曜日はお買い物。これも必要なものから。背中をつつくナニゴトか。ちくちく。
 しかし衝動買いのアウター。まだ季節に早すぎるか? と思いきや安いし。いいか。

 しかし油断するとココロがまた。
 ぽっかり。と。

 ぽっかりとしながら、そしてそれをイカンイカンと戒めながらまた日常がスタート。

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 しかしおれは本を読んでつまらなかった、という感想を持ったことがあるのだろうか? そういう記憶はどうやら即座に抹殺されているような気がする。だから記憶に残っている作品への感想は、すべて“面白かった”なような気がする今日この頃。

3連休開始

2000/11/04[Sat]

 深夜出社のまま夕方まで仕事。
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 こういう世知辛い業界でしこしこ働いていると、
「あ、世間は3連休だったのね?」
とか、ワザとらしく言うヤツがいる。ケッ! 土日祝祭日も気がつかずに働いてるぜおれはあッ! てことを言いたいのかテメーは。などと穿ったモノの見方をしがちだが。

 おれの場合は。

「あ、3連休だったのね?」
と、さも驚いたフリをして、
「どおりでスケジュールが前倒しなんだ。印刷所とか動かないから。そかそか、うんうん。でも遅れちゃってますねごめんなさい。わー休みだって勘定に入れてなかったなあトホホ」
とか、自分の進行が遅れていることの理由の1つとしてしまうのだ。
 コレはコレで姑息。

 しかしカレンダーを本当のホントに気にしない職のヒトってのはなかなかいないと思うんだけど。だから冒頭の3連休知らなかったオトコなんていうのはおれの中では最も鼻持ちならない人間の1人なのだ。コノヤロー。

 そんなワケで帰って寝る。ぐー。

車内はお静かに。って決められたワケではないけど

2000/11/03[Fri]

 朝帰り。
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 祭日7時の人気のない電車で馬鹿話を延々続ける黒いツラした女。うるさくて仕方ない。テメーとテメーに輪を掛けて頭の悪いカレシの話なんて聞きたくねえっての。せめてもう少し抑えた声で話せばいいのに。

 というのもこないだそれほど混み合ってもいない終電2本前の電車で。
 酒が入っているのだろう非スーツ姿のオトコ2名が、がなるように会話していた。うるさい。どう贔屓目に見てもうるさい。
 その隣で、かすかな声でケータイ通話している女のコ。電車内にて携帯電話で通話しているというのはまぎれもない事実。でも特にうるさくも何ともない。

 これってどっちが迷惑なんだろう? と思わず思ってしまった瞬間。うーん。

 ま、どっちにしても文句を言う根性なんてないのだが。


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 昼間寝たりゴハン食べたりまた寝たりで、最終電車で出社。もうナニがなんだか。

不健康診断

2000/11/02[Thu] 16:03

 自宅滞在7時間。
 よーしノってきたノってきた。


 そんなワケあるかい。
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 ということでわずかな睡眠で出社。

 健康診断があったから。
 会社から、十分な福利厚生を受けているとは思えないので、せめて健康診断ぐらいはなあ、と思って。って健康診断って福利厚生? なんか違うような。

 ともかく、体重計ったり血を抜いたり尿を提出したり。

 ついでにいきなり胃検診も申し込んでみたりしたら初バリウム。聞きしに勝るマズさでびっくりしつつ納得。げっぷをこらえつつグリグリカラダを回されて終了。吐くかと思った。いやマジで。

 直後に飲んだ下剤の効き目が楽しみ。

黒船上陸? そりゃ大げさだよいくらなんでも。

2000/11/02[Thu] 03:37

 古いCDを買った。新品だけど。なんか妙。
 それはいいとして、新品なのに古いから、すでに再販のシバリが切れているので安い。なんか得した気分。再販バンザイ。

 ウソだけど。
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 昼間の発表会。ヨソの国からやってきた彼らは、再販制なんて恐るるに足らず、ということだそうで。
 というか、フランスにもドイツにも再販制ってあるんだってな。あるにも関わらずそういう国で成功してるんだったらきっと日本でも、と思ってみたりするのだ。
 これで営業努力もしないのに淘汰されない(されにくい、にしとくか)商売である本屋の考え方もちょっとは変わっていけばいいのだけれどね。変わんないと思うけど。

 というより、Webで邦書(っていうのか?)を買うものか? とワザとらしい疑問を口にしながらおれはよく買ってる。だって便利だもんな。
 今日もさっそく。さっくりと。

 仕事をしなさい。どこからか声がッ!

追いつめ追い込む

2000/11/01[Wed] 03:53

 11月だ。特に感慨もない。
 あと2カ月で今年も終わりだ、なんてわざとらしく驚いたみたいに言うヒトがいるけど、おれは今年の最初からあと12カ月で今年も終わりだ、って思ってる。どう考えようとも時間というのは万人にとって有限ってことなのだ。
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 ということで時間が有限なのはいいんだが、それを無為に過ごしてしまうおれ。ああ。今月もスッカリ追いつめた。自分を。

 ということで追い込み。わっせわっせ。

 追いつめつつ追い込む。小器用なおれ。



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