はい。週報です（涙）。

　そろそろ昼夜逆転モードにさしかかりつつある。SOHO環境の個人事業主とかならともかくなんで会社員のおれが。とか思いつつもそういうヘタレた仕事のまわし方しかできていないからなんだろうなあとかしんみり。春なのにしんみり。春だからといってしんみりしちゃいけないいわれはありませんが。

　こないだ、撮影をお願いしたカメラマンと、写真の上がりの話をしていた。
カメ「金曜に上がらないとまずいよね？」
おれ「や、月曜日もあるからなんとか……」
カメ「なに言ってんの」
おれ「は？」
カメ「来週は火水しかなくてあとずっと休みだよ」
おれ「！」
という具合に、本気でゴールデンウィークのことを失念していた。

　ゴールデンウィーク進行中なのに。
　どうなんでしょうか？



　そんなおれのゴールデンウィークの目標は「天気がよかったら釣り堀へ行く」です。もちろんその前に「原稿をすべてかたづける」という目標義務がありますが。

　ぼくの住む街には、某宗教団体が住み込みで修業をしているとか。そのため、公安の武装バス（なぜかメルセデス製）が街の公共施設の駐車場に停まっていたりします。

　しかし公安警察と普通の（？）警察ってナニが違うのでしょう？

　アチコチ調べてみると、公安警察っていうのは正式には「国家公安委員会」だそうです。内閣総理大臣直属の警察組織で、警察庁を統括する立場にあるそうです。ぼくは公安を警察のエライところと判断しました。警察の警察、みたいな。銀行の銀行である日銀と似たようなものでしょうか。違いますか。

　その公安が宗教団体を昼夜見張っているわけです。公共施設の敷地内にバスを停めて。エンジンをかけっぱなしですので正確には停めているわけではないのかな？ 一時停車？ まあいいんですが。
　その公共施設の入り口には大きなガラスのハマったドアがあるのです。たいていのビルにはあると思いますが。

　遅い電車で帰ったときなんか、そのガラスの前で、複数の若者たちがダンスの練習をしています。薄明かりの中で、自分のダンシング姿をカガミ状になったガラスに映して確認しながら踊っているわけですね。
　彼らの、ボリュームを極力絞ったラジカセが重低音だけを周りに響かせています。その向こうには、エンジンかけっぱなしのベンツ武装バス（公安マーク入り）が停まっているのです。そして公安の皆さんの視線の向こうには宗教団体が座禅を組んで宙に浮かんでいるわけです（いないか）。
　なかなかシュールな光景ではないでしょうか。

　それにしてもダンスの彼らは、そこで練習した成果をどこで発揮するんでしょうか？　非常に謎なのですが。ダンス甲子園？←古すぎ




　さらにそれにしても、早急に原稿を書かなくちゃならない状態だとこういうなんでもないことに筆が進む（キーボードが進む）のはなぜでしょう。

　そんなわけでスッカリ週報状態ですね。どーなんでしょうこれって。

　昨日まで我が家は常時接続状態じゃなかったりしたりました。このころやこのころから3カ月以上、アナログ環境だったわけですね。耳になじむモデムガリガリ音の心地よさよ。とか納得するはずないでしょうが。
　イマサラネットにつながってないPCなんてなー。と思うこと幾度。しかししかし……。思案する夜はなかなか明けなかったのです。しかし。どうやらフレッツ光サービスもまだまだ先そうだ、と判断しないわけにはいかなくて、結局「ISDNに申し込む！　ついでにフレッツもね」と決意したのが先週12日。北上花見ツアーの前々日のこと。午前中にNTTに電話すると、週明け月曜にはISDNの工事をして、1カ月以内にはフレッツISDNの工事も完了するとのこと。うーん。半年前には何カ月待ちになるかわからないとか言っていたフレッツのクセに。ここのところのADSLやらなにやらのサービスでさすがに飽きられているってことか。その飽きられているサービスにイマサラ申し込んでいる自分の情けなさよ。
　ともかく、と思ってその日出社してから中抜けして新宿でダイヤルアップルータを購入。3万円なり。TAならもう持っているんだけど（しかも2台も）、ピヨのマシンも含めて我が家に数台転がっているマシンできちんとLANを組みたいしねえ。というワケで。明らかに活気のないダイヤルアップルータ売り場でめぼしい機種を探す自分のわびしさよ。

　取り合えずチョイ型落ちのダイヤルアップルータを購入して編集部に戻ると、「いまさらダイヤルアップルータて！　ウチなんて来月ADSL引けるのに！」とか侮蔑の言葉をイロイロ。ありがとうございますね。みなさまの辱めを糧にこれからも精進しますよ。でもねでもね、と涙ながらに現状で最上の選択をした自分を褒めながら作り笑い。

　とまああとは月曜のISDN開通工事までお預けねということでその日は終了。しかしッ！

　ということでまた続くのですよ。

　ムリヤリ休んで（って土日なのだけどホントは休める状態じゃない）、北へ。東京ではスッカリ散ってしまった桜を追いかけて、我が郷里まで。ささやかなレンタカーを借りて、ピヨと好きなCDと都会の疲弊したような空気と、若干の期待感を乗せて。

　考えてみたら、自分の運転するクルマで田舎に帰るのは初めてだ。いつもは新幹線で寝てる間に窓の外の風景が変わっていく。それとクルマのアクセルを踏みながら変わる風景っていうのはほんの少しだけど違うような気がした。って東北新幹線と東北自動車道だから光景が違うのはアタリマエなんだけど。

　クルマは順調にぼくらを運び、いつの間にか桜前線に追いついたのだろう、インターチェンジを降りるころにはもうそこここに満開の桜。さくら。サクラ。朝方に到着した実家近くの川の堤防も桜色に煙っていた。

　夜通し運転しっぱなしだったのでとりあえず朝寝。昼前に起きてからはもうずーっと飲みっぱなし。花見だし。桜だし。川縁をピヨとずーっと歩きながら。尿をガマンしながら。花見。ビール。花見。



↑桜。対岸にも桜。いっぱい。桜。トキメクのだ。なぜだ？

　大量の桜に似つかわしくないほどの少ない人出だ。もし桜の木の下に死体が埋まっているとしたら、歩いている人よりも死人のほうが多いかもしれない。まさか。そんな。



↑桜の下の土手に、大きなカメラを胸に抱いてオヒルネ中の女のコ。デジカメの電子シャッター音に気づかれて、この後軽くにらまれた。

　夜には友人のTと夜桜。これまた東京の春の夜の桜の木の下に比べたらメッキリ少ない人たち。原因は寒いから。特に川縁を吹く風は冷たい。こりゃ夜桜見物もタイヘンだわ。


　しかし、長年住んだ街だったのに、なんでこんなに桜の光景がココロに染みるのだろう？　うーん？　と悩みながら今度は桜前線に背を向けて。東京へ。日常へ。

　就職活動なのだろう、紺のスーツに控えめな化粧、髪はこれまた地味な髪留めで1つにひっつめていたりする女のコ。バッグもなんだか無難なブランドっぽくて黒いヤツ。ストッキングは肌色なのな。な？　そして靴も黒い飾りのないパンプス。もちろんヒールは低めなのな。な？

　今の時期、そういう女のコにはイヤというほど遭遇する。

　そんなベーシックで楚々とした格好の彼女らも、ほんの昨日までは乱れた女子大生だったんだろうなあと思うとなんとなく萌える今日この頃。って偏見に満ちているのかおれは。というか乱れた女子大生て。いまどき。

　それにしても今日見かけたコは紺のスーツのスカートが短すぎ。アンタそれはないだろう!?　ショムニ関係ですか？　というくらいの。彼女が今日赴く戦地（？）はきっと本命なのに違いない。たぶん。


　そんなわけで女のコのヒザ頭を眺めながら出社。そういうものなのだ。おぢさんは。
　会社では眠気を堪えつつ次号の仕込みをひたすら。ついこないだ年末進行を終えたと思っていたらゴールデンウィーク進行だ。……というようなことを毎年書いているような気がするのだけど。


　今週末はムリヤリ休みに。
　桜前線を追いかけて北へ行くのだ。北へ北へ。

　冷静に考えたら↓の日記は4日のものだったのだな。その日の話がナニも書かれていない。うーむ。というかすでにそんな日々は遠く記憶の彼方なのですな。

　昼休みにジャストミートした時間に出社してしまって、近辺のコンビニの異常な混みようにムカっ腹をもてあましているわけです。仕方ないので列に加わってようやく会計をすませて（おもにスヌーピー付きペプシ5本とか）緑地帯なんかを歩いていると、グレーか紺か、そんな地味な色のでもわりと新品そうなスーツを着た男女一団が輪になって食事をしているのですね。暖かい日差しがくっきりと照らした女のコの天使の輪のとこに、舞い落ちた桜の花びらが付いていますよ。ってそういうことではなく。そのスーツの一団はどうやらというより確実に新入社員くんたちですな。
　学生っていう安寧なワクからようやく社会に出られて、いろいろと不安なのはわかりますけどね。そんな風に同僚とつるんでいてはイケマセンよ。ええ。他人を踏み越えていくぐらいのイキオイがなければ。このぼくのようにッ！（うそ）

　というのが6日に書きかけて力つきた日記でした。力つきつつようやくその深夜（というか7日未明）に今月号が終了。すでに↑の話からどんな内容でまとめるかすら覚えていません。ということでいつの間にかGBAが右手に握られていたりするのです。

　最終電車で帰る。

　この時間帯では珍しいことではないが、ホームに車内、そして帰宅する道すがら、吐瀉物が多い。
　先日はガマンしているのかそうでないのか、利用駅からおれが帰る方向、ちょっとずつちょっとずつ吐瀉物が道端にあった。色・形状からみておそらく同一人物。ゲロでマーキングしたのにちがいない。明日二日酔いでも駅までたどり着けるようにね。……書いててキモチワルくなった。

　ところでアサヒコムがリニューアルした。ゲロから急激な話題展開でスミマセンが。
　そのアサヒコムのトップページ、上から最新ニュース、地方アサヒコムへのリンク、そして社会ニュース、スポーツニュース、経済ニュース、政治ニュース……って順番になっている。
　なぜスポーツニュースが経済や政治よりも上なのだろう？　アサヒコムに対して、ニュースサイトとしてのあり方を疑うんだがおれは。国民が経済や政治に興味を失っているのは確かかもしれないけど、紙面で第2面にスポーツは持ってこないだろう。それともいつからか朝日新聞はスポーツ新聞になったのか？　Webニュースという媒体を見る人間向けのサイトだからこういう構成なのか。うーん。ご意見（クレーム？）メールでも送るべきなのか。

　それにしてもTVニュースでも普通のニュースの間にイチローや新庄の話題が挟まっているだけでもなんとなく腹立たしい思いがわき上がってくるおれが素直じゃないのかもしかして。

　せっかく帰ったのに朝5時まで読書。おればバカか。既読の小説なのに内容をスッカリ忘れていたからハマるハマる。最終巻の途中でようやく灯りを消して、ちょっとあせりながら就寝。

　これは3日の日記？　4日の日記？ なんだかわからなく。

　連続更新。

　朝起床失敗。
　3度寝で14時起床。スミマセンスミマセン。オノレの生き様を恥じる。
　家を出たとたんものすごい風雨。天罰か。そうなのか。ああスミマセンスミマセン。

　とひたすら謝り倒す練習をしながら電車に乗ると。車内で正座をして時折アタマを床にこすりつけているヒト発見。イスラム教？　のわりにはカッコが普通だし。方角も適当そうだし。周りの人もざわざわしているが本人は気にしていないらしい。
　おれが乗り換えるまで30回以上アタマを床にこすりつけていた。シアワセになれよ。←？

　ということでおれのスミマセン感情はどこへやら。原稿が来ないのでさらにスミマセン感情が失せる。とりあえずできるところまで。

　昨日の日記はどの辺がウソなのでしょうか？　ってどこもウソじゃないしすべてがウソでもあります。テキトーなんです。



　↑夜桜。テキトーにカメラを向けたら撮れた。

　結局完徹で原稿を。完徹とはいえ昨日あれだけ寝たのでわりと平気は平気。ざっくり適度な原稿をアップ。こういう調子で書いたほうがじつは赤が少なかったりする。

　んで7時帰宅の睡眠3時間。眠ったようなそうでないような。MSさまの発表会へ。新Officeですね。ちょっと前からβ版はインストールして触っていたのだがそれほど感動はない。違法コピーができなさそうなのと、グループウェア的な使い方ができるのはいいかもしれないけど。でも高い。個人じゃ買わんだろ。会社で領収書切って買うとかしないとなあ。だからオフィスなのか。でも、今回からデスクトップとノートの2台にインストールしてもいい（“できる”と“してもいい”は違いますよね？）ことになったのが若干救いかしら。
　会場（の便所）で久しぶりにSさんIさんと会う。2人ともいい歳してまったく変化ナシ。

　帰りは新宿中央公園を横断して花見をしながら。花見に対して妙に意気込んでいる人多し。風が強いのにみんな頑張るなあ。
　しかし大判のビニールシートがみな青いのはなぜだ。黄色でも赤でもいいんじゃないのか。

　戻って打ち合わせと原稿。うがー。
　同期32歳オヤヂの誕生会の誘い。行けない。つかハニーとしっぽりすればいいのに。余計なお世話か。
　はたはたと終電で帰宅。

　ああなんかこういうスタイル久しぶりだなあ。テキトーに書けていいなあ。

　名残雪とかそういう感じではない気候にオドロキまくりです。そしてその翌日のウソみたいな穏やかさにもオドロキなのです。

　ところで、エイプリルフールというのは、ウソをついてもいい日なのであって、わざわざウソをつかなければならない日ではないわけです。眉根を寄せてうんうんウソを考えていながらも、結局その名作ウソすら話す相手がいないことに気づいて愕然としていませんかアナタ？

　ということで今月はマトモに日記を。チャレンジ月間。

　昨夜最終電車に乗るときは自宅で原稿を書く気マンマンだったものの、靴を脱いでソファに座ってビールを1缶空けるときにはすでにそんな気は萎え萎え。でも朝6時ぐらいまで起きているのはなぜだ。
　結局朝も起きられず、14時活動開始。それなのに食事をしたりいろいろしたりして出勤が18時。なんてこった。とは思いながらもピヨと夜桜見物を兼ねて散歩。以前の通勤路をのんびりと歩く。寒い中みんな地べたでよく飲むな、などと思いながらビール。ああ出勤せねばならないのに。

　結局20時出社。原稿を書く。書く。書けねー。
　いつの間にかエイプリルフールも終わっている。特にウソをつく必要もないというのはいいことだ。