“FIFA Anthem”大作戦

1.序章2.“FIFA Anthem”、デビュー!3.選手入場
4.幻のCD  5.“FIFA Anthem”は入手可能?!

5.“FIFA Anthem”は入手可能?!

これまで世間一般には“• FIFA Anthem”のCDは正規のルートでは 入手不可能、と言われてきました。

2001年8月にJSVより発売されたCDも、「オリジナルバージョン」との謳い文句とは異なり、スタジアムで流れているものとは違うものでした。

2000年3月から10月にかけ、「たのみこむ」にて“FIFA Anthem”発売を求める運動 も行われましたが、「断念」に至っています。

その断念に至る経緯の中で、「発売が許可されていない…」との記述がありましたが、これは「取材不足」である、と書かざるを得ません。
なぜならば、以下の通り、現実この世に“FIFA Anthem”を収録したCDが発売されているのですから!

「CDは入手不可能」には、「日本国内に於いては…」という冠を付ける必要があるようです。

先に紹介した、作曲者 Franz Lambert 氏の公式サイトで、“Discography”(英語版、独語版あり)を見てみましょう。

そのものずばり、“FIFA ANTHEM”というシングルCDがあります。
(発売元:MCL Musik)
また、1994年のアルバム、“For you”に“FIFA Hymne”が収録されています。(“Anthem”は独語で“Hymne”)
(発売元:Bellaphon)

同サイトの“Biography”にて、試聴(Real Audio)が可能です。
これを聞く限りは、競技場で流されている曲と同一の物のようです

追記:競技場で流されている曲と同一の物であること、確認されました。

“New Releases”を見ると、“For You”のCD番号は 290.01.054 との記載があります。

ここまで来れば…、そう、通販です。

筆者は2001年2月中旬に、英国/ドイツそれぞれの某CD通販サイトにて“For You”が入手可能であることを確認しました。
(実際に購入はしていません。尚、シングルCDの方は発見に至っていません)
価格は英国の方で £13 強(=2,300円くらい)、ドイツの方では約 20DM or €10(=1,100円くらい)でした。

#この値差は何??

但し、これはあくまで2001年2月中旬の話であり、これをお読みになった時点でなお入手可能かどうかは保証の限りではありません。
また、無用の混乱を避けるため、筆者がどこの通販サイトで確認したかは記しません。
(メール等による問い合わせも受付けません)

…と、堅苦しいことを書かなくても、アーティスト/タイトル/発売元/CD番号までわかっているわけですから、あとは貴方次第。(^^;

これをお読みになって、実際に購入に至った方は、是非レポートをお寄せ下さい。
当欄にフィードバックしたいと思います。

#というか、それが情報提供者に対する 礼儀 っつうもんでしょう(笑)。

追記: 実際にドイツで購入した/通販で購入された方々よりレポートが寄せられました。
ありがとうございます。
ドイツの通販では、送料として本体価格の倍額(!)がかかるそうです。


ちなみにネット上には“FIFA Anthem”の着メロ楽譜が数多く公開されていますね。
なかなか面白いかもしれません。(^^)

余談になりますが、最近、本業(?)のスクリーンセーバー探しで海外クラブの公式サイトやサポーターズ・サイトを巡っていると、“Ring Tone”のタイトルで、“NOKIA”や“ERICSSON”といった文字と共に並んだ、暗号のような英数字の羅列を見かけるようになりました。

そうです、“Ring Tone”=「着メロ」。
各種のサポーターズ・ソングの着メロ楽譜が公開されているのです。

「着メロ」は日本独自の文化、とまではいかなくても、日本だからこそ流行っているものかと思っていましたが、どこの国のサポーターも考えることは一緒なんですね。(^^)

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