-ツアー2日目-

6/30/2000(金)  ミラノからスイス・サンモリッツへ

1. ドゥオモ観光 (ミラノ市内)

朝5:30頃目が覚める。ホテルの周辺を散歩して、朝食。ヨーロッパのホテルは殆どが朝はバイキング形式。好きなもの好きなだけとって食べる。ウェイターもウェイトレスもみんなイタリア人だ。(当たり前か)飛び交う言葉もイタリア語。「いやぁ、本当に外国にいるんだなぁ」としみじみと実感。食事の味はそれほど美味しくなかったけど、カプチーノはすごく美味。おかげで4杯もおかわりをした。  この日のスケジュールは、12:00頃ミラノ中央駅を出発する列車に乗るということで、添乗員の案内でミラノ大聖堂で有名なDuomo(ドゥオモ)へ地下鉄で行った。ちなみに、地下鉄の駅構内や地下鉄の中でもスリや万引きは多いとのこと。盗まれるようなものは持ってこなかったのでそれほど心配はなかったけど。ミラノの地下鉄はこぎれいで印象は悪くなかった。Duomoはミラノ中央駅から四つ目。地下鉄の通路を出るともう正面に見上げるようなゴシック建築の教会。ミラノ大聖堂だ。写真では見たことがあるものの、実物はやはりスケールが違うし圧倒される。まだ、時間が比較的早いせいか観光客は少ない。でも、あちこちに警備の警官が目を光らせている。それだけ、犯罪が多い所なのだ。(大抵は窃盗犯だそうだ)大聖堂前の広場に隣接する建物も全て歴史を感じさせ風格がある。約1時間半ほど自由時間があるのでアーケードの中を歩く。日本で人気のプラダ本店も見てきた。日差しは強く、暑かった。  

ミラノ大聖堂
ミラノ市街

 

 

 

2. ティラノへ向けて出発:
午前11:30 Duomoからホテルに戻り、ミラノ中央駅へ。ミラノ中央駅は外から見るととても駅のようには見えないのだが中にはいると人混みで活気があってポーターカー(荷物を運ぶ構内用の小さなトレーラー)が走り回っている。東京駅などのような近代的でビジネスライクではなく、ざわついた中に生活感とインターナショナルな雰囲気が漂う独特な雰囲気を感じた。日本ならばかつての上野駅のそれに似ているかもしれない。駅はドーム状の屋根でできていて芸術的。私も映画で何度かこの駅は見たことがある。非常に印象的な佇まいで、大きなターミナル駅にこうした感情を抱くのは初めてだ。  午後12:30ちょっと過ぎに列車は、イタリアとスイス国境の駅であるティラノへ向けて出発。ちなみに、イタリアの鉄道は時間にルーズという事で30分や1時間は平気で遅れるそうだ。やはりお国柄か。少し走ると車窓はイタリアの田園風景に変わり、のんびりとした景色になる。ティラノまで1時間半前後要した。予定時間よりも30分強オーバーだそうで、その分、ティラノでの乗り換えはかけ込み乗車のような慌ただしさだった。ここでは、国境警備隊(イタリア)のパスポートチェックがあり更に時間をとられて、サンモリッツ行のベルニナ急行には滑り込みセーフだった
ミラノ中央駅
ミラノ駅構内
イタリアの田園風景

 

 

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