山梨県岩殿山に登る



11月のサンカハイキングは演奏会間近でしたので参加しませんでした。
朝晩の冷え込みは相当なものですから身支度も去年の今頃はどんな格好で山登りをしたかしら?と思い出しながら前日あわてて用意します。
家を7時に出ればいいので5時半に起床。おにぎりとちょっとしたおかずとを作って完了。

大月まで意外にラッシュにもまれるということもなくスムーズに到着。
久しぶりの参加でしたので、懐かしい仲間に再会した感じです。
相澤先生は先月ペルーでの山登りをなさり、私たち全員にペルーのお土産ミサンガを下さいました。。
JR大月駅からも見える緑色の山の岩山、これに登るようです。


中央高速はこの岩殿山のトンネルを通過しているのだそうです。

     

鎖とかでよじ登るのかしら、という不安ははずれ。手すりが所々ついていて急勾配ではありますが何とか息を荒げながらついていけそうです。
普段ちっとも鍛えていないので、ついていけるか毎度不安になります。

最近少し太ったせいもあって、足を持ち上げるのですら重さを感じます。
本日は風もなくすっきりと晴れわたり山登りには最高!
大月の駅から後ろを振返ると真っ白で雄大な富士山が見えます。


       

10分くらい登るともう暑く、一枚脱ぎ、そしてまた一枚・・・という具合脱ぎ、Tシャツ一枚でもOKなほどです。汗がしたたり落ちます。
なんていい運動をしていることでしょう。一歩一歩落葉を踏みしめながら前の人の背中を見ながら遅れないようにくっついてヨイショ、ヨイショです。

     

どんどん街が下のほうに降りて、ずいぶん登ってきたことがわかります。

   

1530年代に小山田氏が建てたもので、山全体が城で戦国時代には甲州武田氏の出城だったようです。
17世紀には廃城になっていますが、現在でも山城跡の様子があちこちに見られます。



40分で頂上です。大菩薩峠や、三ツ峠山などくっきりと見えます。



お弁当を広げ皆で和気藹々。げんきんなもので着いてしまうと「何だこれでもう終わりなの」なんて思ったりします。
これくらいでしたら筋肉痛にもならないし・・・。まあ、ちょうど私にはいいのかもしれません。


    

サングラスをかけていらっしゃるのが相澤先生です。毎年12月はワインやお酒を持ってきてくださって、今年一年の無事を感謝の気持ちを込めて皆で「乾杯!」しました。



お弁当を食べ終わり、写真を撮っていただきました。
この景色を見ながらお弁当というのはいいでしょ。
青い空に山々、新鮮な空気、心豊かな気持ちにさせてくれます。



何時までもゴロンとして物思いに耽っていたい気分です。



これが下から見た岩殿山です。

    

下りは整備された階段を下っていきます。ちょっと味気ないですけれどね。
公園やふれあい館は市民の憩いの場になっています。



大月駅に13時半ころ着いて、鈍行ではなく特急に乗って、寝ながら帰りました。
心地よい疲れで長閑な冬の一日を過ごせました。
サンカハイキングの皆様、今年一年お世話になりまして有難うございました。
来年も頑張って皆様の後ろをついていきますのでどうぞよろしく!