雨のため八海山への登山中止(7月29日)




9月7日の発表会の準備に追われていて、そのための練習もみんなに上手になってほしいという思いから熱が入ってちょっとくたびれている私です。
そんなときは、山の新鮮な空気を吸って、気分転換を図るのが何よりです。きょうは温泉にも入れるのですから、楽しみです。
しかし、この暑さですから、厳しいでしょうね!数日前からペットボトルの飲み物を冷凍庫で冷したりして準備して、サッと水に浸すだけで、ひんやり冷たさが長時間持続するという光触媒ネッククーラーというのも購入して、暑さ対策もバッチリOK!
バスはJR大宮駅西口ソニックシティ西側を6時15分出発し、鴻巣駅7時頃到着。私は鴻巣駅からバスに合流しました。関越自動車道を順調に進んでいきます。さあ、全長9702メートルの清水トンネルを走っています。『国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった』ではなくて『雨だった』のです。残念!山々に黒い雲が被り、どんよりとした空。
嗚呼!何ということなのでしょう。六日町に近づくにつれて、もっと激しく降ってきました。私が「温泉で八海山を飲んで宴会ですね!」なんて冗談交じりに言ったりして・・・。
とりあえず八海山ロープウエイ山麓駅(376メートル)までバスで行ってから決めることになりました。


    

乗り場ではまだパラパラとしか降って来ていませんでしたが頂上は霧で見えず、黒い雲も流れているし・・・。
先生たちとベテラン組みの方々の相談の結果登るのは中止になりました。

予定ではどんな山に登るはずだったかというと、まず霊峰「八海山」(1778m)は新潟県南魚沼市の旧六日町と旧大和町の境にそびえ、峰続きの「中の岳」(2085m)、「越後駒ケ岳」(2003m)とともに「越後三山」としてその名が知られています。



険しい岩峰からなる山頂部の八ツ峰がこの山の象徴といわれています。古くは行者の修行や信仰の山として開山されました。ロープウエイで山頂駅(1147m、4合目)から薬師岳(1654m、8合目)その先の9合目の千本檜小屋まで登る予定でした。急なのぼりや鎖場(鎖の数は
200余本)があり、要注意の場所があちこちにあるそうです。私には中止になってよかったのかもしれないわと思わせるような行程でしたね。

    

という訳で近くの国立公園 越後八海山「八海神社」にお参りすることになりました。鳥居をくぐり、杉木立の鬱そうとした中に神社が佇んでます。1200年の昔から全国各地より信者崇敬者が参ったそうです。

    


  

金剛霊泉(長寿の力を備えて病気を癒す、元気水徳の水)でお清めをしました。

   

この「八海神社」が八海山一合目で頂上十合目が「奥の院」となります。参道の杉並木は新潟県指定文化財天然記念物で
256本、約400m延長、樹齢300450年。雨がポツポツ降っている状態なので木々が美し、何ともいえない香り(マイナスイオン)が元気にしてくれます。

    

「長寿の心得」です。人生は六十歳から。七十歳にしてお迎えが来たら、留守だといへ。八十歳にしてお迎えが来たら、まだ早いといへ。九十歳にしてお迎えが来たら、さようせかさずともよいといへ。百歳にしてお迎えが来たらよい時期を見てこちらからぼつぼつゆくといへ。」と書かれていますのよ!皆様方。

  

御祭神が夫婦神といわれています。またバスを走らせて越後一の寺、日本一の庵寺である「庵雲洞」に到着。
参道(80m)には一字一石法華経がしたためられて埋められています。これを踏みしめてお参りをすると、罪業消滅、万福多幸の利益にあずかると言われています。


    


    

境内は三千坪という広さです。ちょっとハイカラな仏舎利塔はお釈迦様の遺骨をお祭りしている建物です。