考古学のおやつ おやつコラム ほえづらコラム
「ほえづら」画像2−©おがみ大五郎氏

ほえづら

−1998年6月
[7月|編年表]
26/Jun/1998(Fri)

デジカメの雑誌を買いました。数分で描いた変な絵じゃなく、写真とかもページに載せたいので。
敢えて雑誌名は伏せますが、この雑誌を読んで、気づいたことがあります。
メモリーなりフロッピーディスクに保存される画像ファイルの形式が、まったく書かれていないのです。
一体、「〜.BMP」なのか、「〜.JPG」なのか、「〜.GIF」なのか、わかりません。
一度だけ、「画質重視で画像を圧縮せず記録する非圧縮モード(ビットマップ)」という言葉があるだけです。

この雑誌、カメラ誌から分かれたものなので、編集者や執筆者も、フィルムに感光させる方のカメラに詳しいようです。
逆に、PCとかはあまり興味がないみたいで、「プリンタに直接つないできれいに印刷できる」とかの話にばかり力入れて書いてます。
フォトレタッチソフトのレポートも、ファイルの保存形式に言及していません。

遺物写真を撮ったりするので、私も普通のカメラに興味はありますが、デジカメへの興味は別の興味です。
逆に、デジカメという一つのテーマを扱う雑誌も、ユーザーの目指すもの多様性に見合うだけ多様なのでしょう。
編集者の人には申し訳ないけど、少なくとも私の興味からすると、買う雑誌が違ってたみたいです。

昨日の新聞記事がきっかけになって、おがみさんと次のような話になりました。
(南河内考古学研究所1番待合室にて)

おがみ 全然話し違いますが、体のポーズで漢字「炎」とかやる若手コメディアンって、「お・れ・た・ち....TYM」でしたっけ..。>白井さん (06月26日00時09分38秒)
白井 TIMでしょう。 (06月26日00時10分39秒)
おがみ TIMに、諸橋大漢和にしか載っていないような漢字をぜひやってもらいたいなぁ..。体コワしそう。(笑) (06月26日00時12分34秒)
白井 e漢字プロジェクトのバナー付きで。<TIM (06月26日00時13分46秒)
白井 かるはずみ文庫の☆も●も◇も(どれも表示できない)、e漢字プロジェクトの力を借りて何とかしましょう(もちろんバナーをそこかしこにつけて)。 (06月26日00時17分10秒)
おがみ だれか、諸橋コードのうちで、考古学関連諸科学論文に頻出する漢字画像をとりまとめたサイトをつくってくれると最高なのですが..。ここはやはり、TNMの白●さんに...(笑) (06月26日00時22分02秒)
白井 あ、やってみたいなー(やる、とは言ってませんよ。念のため^^;)。 (06月26日00時23分34秒)
おがみ その場合のサイト名は、Web TIMか、考古学TIMか、..(笑) (06月26日00時26分43秒)
白井 雑記帳の引用では省略したのですが、“「躯」「鴎」はワープロでは「躯」「鴎」と表記されていた”とかいう、画面上では意味不明の記述がありました。<asahi (06月26日00時27分22秒)
白井 それ、おいしーかも。<Web TIM (06月26日00時28分04秒)
白井 自分で使ったヤツだけでも、どこかに「ここで使った諸橋コード」とかってまとめとけば、親切かも(だんだん乗せられてきた)。 (06月26日00時29分18秒)
おがみ きまりましたね..おれたちWeb TIM !... (06月26日00時30分56秒)
白井 「おやつどき」だったら、e漢字を発言中に貼りつけられるかな?(危険かも) (06月26日00時31分41秒)
おがみ あれって、画像転載化だからミラーサーバ化は喜ばれるはずだし.. (06月26日00時31分43秒)
白井 「おやつどき」にe漢字バナーもおいて、blankウィンドウに呼び出せるようにしたら便利かな? (06月26日00時32分22秒)
おがみ これでミリオンアクセスも目前ですね(笑)<おやつ (06月26日00時32分26秒)
白井 6桁しか表示できない・・・。<アクセスカウンタ (06月26日00時33分49秒)

確かにあると便利だけど、ちょっと自信ないですねぇ。
もちろん、試してみる価値は大いにあります


25/Jun/1998(Thu)

PCで使われている文字について、新聞記事がありました。まず引用。

http://www.yomiuri.co.jpより

 文相の諮問機関の国語審議会(会長・清水司東京家政大学長)は二十四日、常用漢字表にない漢字(表外漢字)の中で使用頻度が高く、ワープロやパソコンで入力すると略字になってしまい字体が混乱している二百十五字について、印刷標準字体を示した「表外漢字字体表」の試案を作り、町村文相に報告した。今後、各方面から意見を聞き、二年以内に正式な表外漢字字体表にまとめる。

 同審議会は一九八一年に常用漢字(千九百四十五字)の標準字体を「常用漢字表」として示したが、表外漢字には標準字体を定めてこなかった。このため、日本工業規格(JIS)が定めるワープロ字体には、「鴎」「涜」など独特の略字があり、教科書や辞書などで用いられている伝統的な字体が入力できないなどの問題が起きていた。

 試案では、表外漢字の字体を「明治以来の伝統的な字体を印刷標準字体とする」とし、紛らわしい字体がある漢字のうち、統計調査の結果、使用頻度が高いことがわかった二百十五字に絞って標準字体を定め、このうち百七十七字については略字は認めないとした。残りの「篭」「渕」など三十八字については、使用を認める簡易慣用字体(略字体)として併記した。


http://www.asahi.comより

■表外字の略字を39に制限
 国語審議会試案を報告 JISへ反映求める

 常用漢字以外の漢字(表外字)の字体と、敬語を含む敬意表現について話し合ってきた国語審議会(文相の諮問機関、清水司会長)は24日、表外字の印刷文字には、明治以来の伝統的な字体(康煕字典体)を標準として使うとする表外字字体表試案などをまとめ、町村信孝文相に報告した。許容範囲として認める略字は「簡易慣用字体」の名称で39字を示すにとどまり、略字使用を厳しく制限した内容。報告は、字体表の趣旨がパソコンなどの字体に反映されることを求めており、日本工業規格(JIS)を担当する通産省工業技術院は対応策の検討を始める。敬意表現については、次期以降の審議で使い方の指針をつくることにした。

一方で「国語審議会」が存在するのに、JIS規格が独自に字体を決めていたこと自体、不思議ですね。
規格で決まってしまえば、当然それに制約されて、国語審議会以上の実質的な強制力を持ってしまいます。
原稿をテキストファイルで作成するのが常態となると、
JISにない字(や字体)を使うのは肩身が狭くなっています。
この字体の方が正しいのに・・・と文句を言いたいときもあります。
記事でも例に挙げていた「躯」など、彫刻史の専門家などは困っていることでしょう。

通産省も対応を考えるみたいだし、とりあえず見守りましょう。


23/Jun/1998(Tue)

ページの更新は、だいたい深夜にしています。
夜8時くらいから新しいページを準備し、11時を回ってテレホーダイ対象となってから ftp ソフトで転送します。
転送したファイルは、まず自分で全部閲覧してエラーがないか確認し、ついでにアクセスカウンタの数字もチェックします。
cgi 以外はローカルな環境でチェックできるので、特に問題ないはずなのですが、
くだらない誤字など、転送後に見つかるのがしょっちゅうで、転送し直しになります。

「おやつどき」だけは利用のない11時前に転送し、cgi の動作を確認しています。

「Last Update」は日付が変わったあとの方を入れるので、夜11時半くらいには更新日が「翌日」という状態になっています。
(この「ほえづら」だけは、転送日でなく、文章を書いた日を表示しています)

今週、発見を日替わりにしたので、深夜に更新が終わると、すぐに次の更新の準備にかかってます。
これ以外に、いろいろ用事はあるのに。
週1回の更新なら、1日くらいずれてもいいのですが・・・。
でも、楽しいからいいか。


22/Jun/1998(Mon)

季節感のない生活をしていたのだなぁ、と思いました。
藤山歴史資料館の「研究員絵日記」で、昨日が夏至だったと知りました。


20/Jun/1998(Sat)

先日のプレゼント当選者の方から、「チケット届きました」のメールが来ました。
やっぱり、またチケットプレゼントをやろう・・・。
今度は専用ページに専用フォームを置いて、少しでも応募しやすくします。
また、自前のページを持つようになってから初のプレゼント企画になります。皆さんよろしく。


17/Jun/1998(Wed)

今日、Yahoo! Japan に登録手続きをしました。
そのために、あらかじめ「考古学のおやつ」をいくつかの検索エンジンで検索しましたが、見つかりませんでした。まずは安心。

先日まで仮タイトルに使っていたアカウント名の「shr」を念のため検索したところ、「SHR学会」というのが見つかりました。
「spontaneously hypertensive rat」の略で、「SHR学会」とは「高血圧自然発症ラット学会」のことでした。
何かよくわからないけどすごい。

Yahoo!ともあれ、Yahoo に手続きだけして、まだ登録されてませんが、記念にリンクします。検索もできます。

持田かおり(ELTの持田香織)さんの昔のCDが復刻されたので買いました。ついでに、まだ購入していなかった、ELT初期のCDシングルも。
聞きまくりです。(^^
ELTファンのみんな。いっぱいCD買って、消費を拡大、日本経済を再建しよう。
努力の甲斐あって(?)南河内考古学研究所の「ELTリンク」に登録してもらえました。m(_ _)m


15/Jun/1998(Mon)

今日、俳優の刈谷俊介さんにお会いしました。
刈谷さんは、考古学に詳しく、時々テレビの歴史物の教養番組にも出演されていますね。

実は、私は学生時代に一度、刈谷さんにお会いしたことがあります。
サークルで、千葉県の加曽利貝塚を見学したとき、案内してくださったのが刈谷さんでした。
カラオケセットつきのワゴン車に乗せてもらい、遺跡を回ったのです。
刈谷さんはエコーの効いたマイクを手に、遺跡の説明をしてくださいました。

私のことは覚えておられなかったようですが、学生たちと貝塚を訪れたことは覚えてらっしゃいました。
相変わらずの博識で、特に、最先端の研究状況をよくご存じです。


13/Jun/1998(Sat)

おがみさんから、2枚目の「ほえづら」画像が届きました(上の図)。

「ほえづら」画像−©白井克也 私も考えてみました。
シンプルすぎて、
変ですね。

因みに顔の「ToT」は、「MS P ゴシック」です。


11/Jun/1998(Thu)

「ほえづら」画像−©おがみ大五郎氏ついに「ほえづら」の画像が登場しました。
おがみさん、ありがとう(^^。
画像にアイコンを重ねると、著作権表示が出ます(ブラウザによります)。

この Web Cosaic(商標登録の関係上、現在ではこの名称は使っていない) を Yahoo などに登録しようと、
念のため「Casaic」で Web Page を検索したところ、
札幌の業者が「COSAIC」というページ作成ソフトを販売し、関連の Web Page も持っていることがわかりました。
大文字・小文字などの違いはあるものの、商標と名前が重なってしまったので、
そちらの会社にメールで「同じような名前でもいいですか」と問い合わせました。
その結果、

誠に申し訳ございませんが、当社は電子関連の機器、ソフトウェア、出版物
などで、COSAIC,KOSAIC,こざいく,コザイク(大文字小文字などに関係なく)
などの名称を独占的に利用する権利を得ているため、類似名称のご利用はご
遠慮いただいております。ご了承下さい。

ということでした。

とりあえず、アカウント名の「SHR」を臨時タイトルとします。
下調べしてから名前を決めないといけませんね。(~~;

さて、「考古室」の私の文章にフレーム版以外のやたらにでかいファイルがあることについてですが、
実は、昨年から Web Page 公開のために手元のデータを随時HTML化していたのです。
準備が整ってから公開・・・と考えていたのですが、
急遽、プロヴァイダをDTIに変更し、そこで Web Page 用の領域をもらえたので、
準備も整わないまま公開したのでした(1998年6月7日)。

「ほおづえ」、「ほえづら」(これ)、「これまでの発見」など、急ごしらえのコンテンツで時間を少しだけ稼ぎ、
以前HTML化しかけていたデータを慌てて整形したのが、今日公開の「考古室」の文章です。

そんなわけで、なしくずし的にとりあえず公開し、
あとで直すことになってしまいました。(^^;ゞ


9/Jun/1998(Tue)

南河内考古学研究所の「関連サイト」に登録していただきました。m(_ _)m

その説明に曰く、

技の効いた「展覧会情報」が掲載されています。
従来の考古学・文化財サイトにはなかった方向性を指向しておられます。

「技の効いた」としか表現しようのない、不思議な展覧会情報、ということでしょうか。(^^;ゞ

一応、理屈をつけてみると、
情報が、整理されているとか、正確とか、量が多いとか、そういう「主食」の情報ではなくて、
情報のおやつ」みたいになれればいいなぁと思います。

大盛りのご飯を必死でかきこむのではなく、
なんとなく口に運んでいて、特に栄養もないけど、これがあると口寂しくない。
そんな風にしたいなぁ。

南河内考古学研究所から派生したこのページで、
本家と同じことをしても仕方がない、という気もします。
だいたい私自身が、今も(これからも)南河考研の常連なのだし。
だから、向こうにない物を試しています。

おかげさまで、こういう妙な「技」ができました。(^^)


8/Jun/1998(Mon)

そういえば、この Web Cosaic(商標登録の関係上、現在この名称は使っていない) の性格づけというか、
いったい何のページなのか、説明してませんでした。
実は、考古学のページのつもりです。

でも、ご存じのように、考古学関係のコンテンツはまだ空っぽ。作成中です(ということにしといて・・・お願い)。
恣意的に選んだ展覧会情報も載せる予定です。
掲示板とかも置きたいなぁ。実力がついてかないけど。


7/Jun/1998(Sun)

“ほえづら”です。
ここはですねー。単にもう一つのコラム、“ほおづえ”と
語呂が似通っているのでこういう名前にしました。
そんなもんで、ぜんぜん意味がありません。

一応、意義づけらしいことを言うとですねぇ、
“ほおづえ”と“ほえづら”とで、私の人格の異なる側面を表現しようってところでしょうか。

でも、今は最初の“ほおづえ”と続けて書いているので、ノリがおんなじだなぁ。企画倒れの予感。

“ほおづえ”のほうでもっと「良い子」になっておかないと、ここの存在価値がないですね。

がんばります。


[7月|編年表]
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