機材

 現在のメイン鍵盤はKORGのOASYS 88。奥のラックには上からオーディオインターフェイスのMark Of The Unicornの828mk2、LINE6のBASS POD PRO XT、E-MUのPROTEUS 2000、Mark Of The Unicornの828。モニタースピーカーはYAMAHAのMSP5、ヘッドフォンは定番のSONY MDR-CD900ST。
 写真には写っていないが使用PCはPowerMacG5 2G Dual。メモリを3GBまで拡張、中にはMark Of The UnicornのDigital Performer4.6(他雑用ソフト)をインストールしている。Digital Performerは「思いつきの曲002」の音録りに使用。やはりPC環境は波形編集がやりやすい。さらに、写っていないがBOSSのGT-6がお飾りになっている。RolandのVR-760があるのだが未使用状態。

  OASYS 88は、やっと一台で曲作りまでが可能といえる鍵盤が出たので、部屋のスペース確保も兼ねて余分な機材を売り払って購入。詳しいことはOASYS88偏見レビューにて。
 828mk2は、ミキサとして使用していたA4416が無くなったことにより購入。最初は828だけでも何とかなるかと思っていたがやはりミキサがないとつらいしMIDIExpress XT程のチャンネル数は必要ないがMIDIインターフェイスは必要ということで購入。
 BASS POD PRO XTは、大きいベースアンプを置くスペースもないし、鳴らせる環境でもないのでどうしてもシミュレーターに頼るしかないので購入。最初はベースだけの音でいいかと思っていたが、どうしても音が角々しくなってしまうので。
 PROTEUS 2000はさすがに外国産だけあって音の太さは国産シンセとは一線を画すところがある。ただ個人的には、国産のシンセのようにオールインワン的なものではなく、「音の素材集」的な音源であるという印象が強い。拡張ROMの「WORLD EXPEDITION」、「ENSONIQ Project」、「Sounds of the ZR」を追加している。
 828は8282mk2の使い勝手によっては売却を予定している。当面はV-Drumとのオーディオインターフェイスとして使用する予定。

 GT-6はBASS POD PRO XTと同じ理由で購入。PODシリーズという選択肢もあったが、ペダルが別売りになっているのでこっちを選択。
  VR-760は、オルガンとしての音がしっかりしていつつシンセの音も有る程度の音質を保っている鍵盤ということで購入。NordElectro73も重量が軽いし良かったのだが、ドローバーがボタン式(あれはあれでいいのだがやはり本物で「ガシガシ」やりたい)なのとブラスやストリングス系の音が出ない、ピアノの音はオクターブシフトが出来ない(61鍵タイプは出来るらしい)等の理由で手放した。ただ、買って気がついたのだがスブリットをかける時にオルガンの上鍵盤と下鍵盤という形では出来ない(オルガン、ピアノ、シンセの音の組み合わせとしては出来る)。現在拡張音源SRX-06とSRX-07を追加して音色のバリエーションを増やした。タッチャンプロジェクトで使用中。

 続いて弦楽器関係。もともと鍵盤弾きなのでベース自体には特にこだわりはないが、「どうせ買うなら弦が多いほうがいいだろう」ということでベースは6弦しか使っていない。

 手前から、飾っているだけのYAMAHAのPacifica921、TobiasのClassic 6弦(フレッテッド)、TobiasのClassic 6弦(フレットレス)

 Pacifica921はヤフオクで購入。出品者の話では現在「パシフィカ・セミオーダーシステム」以外では、このスペックの製品はないそうな。出品者からの話では、ボディはライトアッシュ、指板はローズ。ネックはメイプル、フレットはジムダンロップ製ジャンボタイプ(#6100)、ピックアップはディマジオ製(PAFproタイプ)でセンターはスタック式、ブリッジはロッキンマジックプロ3(フロイドローズライセンス)、色はTLB(トランスルーセントブルー)で木目の見える紺色。現在使用している弦はYMAHAのスーパーライトゲージセット(.009〜.042)。B'zの初期やカシオペアのギターの音が好きなので多分HSHのピックアップ配列及びヤマハのギターの音が自分の好みなのだろうということで。このギターを買って思ったのは、自分の好みはシングルコイルの音ではなくて、ハムバッキングコイルの音のほうが好きだということ。
 Tobiasのフレッテッド6弦は弦間が他の6弦ベースと比べて狭い。ネックは5ピースラミネイションのスルーネック、ボディは3ピースラミネイション(上からフレイムメイプル、ウェンジ、ウォルナット)、指板はパーフェロー、ブリッジはトバイアスのオリジナル、ピックアップはバルトリーニカスタム、サーキットはバルトリーニカスタムNTMB、フィニッシュはポリエステル。
 Tobiasのフレットレス6弦は、結局Tobiasのネックのグリップ感が一番良かったので、中古をアメリカから輸入で手に入れた一本。元はフレットがあったが、改造した。なぜかブリッジの半分が塗装がはげている。おそらくギターのようにピック弾きをしていたと思われるが、6弦ベースを使ってまでピック弾きするのか・・・と思いきや、最近になって6弦であってもピック弾きは珍しくはないそうな。勉強不足だ・・・。中古をアメリカから輸入したので詳しいスペックはわからないが、上記のフレッテッドとほぼ同じものと思われる。ボディの一番上はキルテッドメイプル、フィニッシュはポリエステル。ピックアップは表面に何も書いていないが多分バルトリーニだろう(フレッテッドのベースには書いてある)。

 最後にドラム。リズムの勉強で始めたドラムであったが、やっててとても気持ち良かったので一時期は本職の鍵盤よりも練習していた時期があったほど。スネア、ツインペダルとシンバル系に加えエレクトリックドラムまで購入した。。

 スネアは基本的にヤマハのデイブウェックルシグネイチャーモデルを使用している。個人的にデイブウェックルが好きということもあるが、スナッピーが2本(ハイカーボンとステンレス)ついているということが購入の理由。1つを緩めに張って、もう1つをきつめに張ることで、2種類の音色を出すことが可能。

 デイブウェックルシグネイチャーモデルの初期タイプ。シェルはメイプル。右側が一番最初に買ったMSD-13DWで13×5インチ。左側が後に買ったMSD-14DWで14×5インチ。14インチは売却してしまった。

 デイブウェックルシグネイチャーモデルの第2期タイプ。シェルはアルミ。右側がSD355DWで14×5.5インチ。左側が後に買ったSD365DWで14×6.5インチ。もともと金属シェルのスネア「カンカン」鳴りすぎるので好みではないのだが、全く違う音色のスネアが欲しくなり、行き着いたところが5.5インチのほう。実際に叩いてみるとスティールシェルとは違って私の嫌いな金属の「カンカン」音が比較的出ない(カタログてもデイブウェックル本人が「ウッドサウンドに近い」と言っている)6.5インチは一回しか使用していない。5.5インチのものより鳴らしづらかった。ロックっぽい曲に合うんじゃないかと勝手に想像している。

 デイブウェックルシグネイチャーモデルの第3期タイプ。シェルはメイプル。ラグがヌーヴォーラグに変わり初期のものよりもシェルのなりが大きくなった。右側がMSD-14ADWで14×5.5インチ。左側がMSD-13ADWで13×5.5インチ。14インチはSD355DWと並んでメインスネアとして使用している。ただし、(購入時の状態で)胴鳴りが強すぎるので表ヘッドをコーテッドエンペラーに変更、スナッピーを2本(ステンレススティール、ハイカーボン)とも14本のものから20本のものへ変更。リングミュートで音が変わるようになった。


13インチは14インチを買わずにこれだけ購入していればメインのスネアになったと思う。しかし初期モデルと音的に結構かぶるのでどうしようかと思っている。

 RolandのV-Drum TD-20シリーズ。値段は高かったがこれのおかげで個人練習を気兼ねなく出来るようになった。もちろん夜に叩くことは出来ないが、スタジオの予約が出来なかったときに練習が゛きないという制限が無くなったのは嬉しいところ。ペダルはYAMAHAのDFP9310、スネアスタンドはYAMAHAのSS740、ハイハットスタンドはYAMAHAのHS1000。この他に外出用のツインペダルとしてYAMAHAのDFP8110を使用している。

 ジルジャンAカスタムシリーズ。左上からミディアムライド20インチ、チャイナ18インチ、クラッシュ16インチ、中央はスプラッシュ10インチ、ファーストクラッシュ15インチ、ハイハットマスターサウンド14インチのボトムとトップ。一番最初に買ったハイハットがジルジャンのAカスタムだったので次に買ったチャイナ以降は全てこのシリーズで統一。 この後にプロジェクションクラッシュを購入(写真には未掲載)。
 スプラッシュはまだ一回も使っていない。ハイハットはさすがに練習スタジオに置いてあるものとは比べ物にならないほど音が抜ける。ちょっと気を抜いた叩きかたをするとすぐそれが音に反映されるのでなかなか難しい。チャイナはセッティングで音の伸びが変わるので今後の研究課題だ。クラッシュは文字通りで一番シンプルな音がする。ファーストクラッシュも名前の通り音の伸びが短いのでアクセント的な使い方になる。15インチのせいか音が明るいのでスプラッシュに近い音がする。ライドはカップの音はまだ試していないが音量が小さい印象を受けた(20インチだからか叩きかたが小さいのかは今後の確認課題だ)。買ったはいいが全部持ち歩くにはそれなりの体力が必要で、かつセッティングに時間がかかるのでここぞという時しか全部使わないだろう。

 セイビアン HHのChina 16インチのブリリアント仕様。受注生産のため注文してから届くまでに3ヶ月かかった。クラッシュ的な音のチャイナが欲しくなり一番近いイメージの音が出るので購入。ブリリアント仕様にしたのは賭けだったが、ハズレなかったと思う。

 上記セイビアンのチャイナの到着が待ちきれずにAジルジャンの16インチのチャイナハイを衝動買いしたのだが、実際に使ってみるとあまりにも音が明るすぎたので以前に購入していたジルジャンAカスタムの18インチチャイナと重ねてみた。シンバルの間にはフェルトを適当な厚さに切って挟んである。このフェルトが、我ながら絶妙な厚さで切れたものだと感心している。密着しすぎると鳴らないし、離れすぎるとそれぞれの音が独立してしまい重ねる意味が無くなってしまう。叩く位置によってサスティンを長くも出来るし短くも出来る。なかなか便利なものに仕上がった。

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