最初にはっっっっきり言っておくと、今回は「まんこ」(←ハッキリ言いすぎ?)の話である。よってオヤジがこの手の話をするのに嫌悪感を抱く方は、この先は読まないように。ちなみにアダルト系の内容ではない。私としてはかなり真面目に考えてることである。 自分で娘を持って初めて実感したことだが、男の子の「ちんちん」に対抗する女の子の呼称が全くないので実に不自然な、というかじれったい思いをしている。 なつきをフロに入れる時はいつもゆうたも一緒で、甲斐甲斐しくも石鹸を泡立て、なつきの体を洗うのを手伝ってくれるのだが、 「はい、まず頭ぁぁ」「はーい」 「次は背中ぁぁ」「はーい、こちょこちょ・・」 などと順繰りに洗っていき、股間に来ると・・ 「・・・・」 「・・・・・」 二人してなんと言っていいか分からず黙々と手だけ動かすのである。 これではあまりに不自然だと思い、2人姉妹のちゅまに「子どもの頃なんて言ってた」と聞くと、「いやぁ・・アレとかアソコでごまかしてたなぁ。お母さんもそう言ってたし・・」 いくら性器のこととはいえ、半分の人間が持っているものを、しかも母と娘の間でさえ「アレ」だの「アソコ」だのと変にタブー視した呼び方はいかがなものだろうか。 「チンチン」であれば子どもでも母親でも(もちろんフツーの女性含め)使うことに、ほとんど不自然な感じはない。 ところが、「まんこ」だとそうは行かない。いい歳こいたオヤジが「娘のまんこが・・」なんて言おうものなら完全に周囲は引くし、我ながらまともな響きを放っていないと実感する。 しかし自然に使える言葉がないのである。 子どもにとっても不自然な隠語では陰湿なイメージしか残らないのではないか。せめて幼い時ぐらい屈託なく使える呼称があっていい。 人前では軽々しく口にするものではないことぐらい、大きくなれば自然に理解するはずである。「チンチン」や「おっぱい」と同じではないか。 思うに、親しみやすい呼称が生まれないのはその形状にも関係しているのではないだろうか。 例えば、男は指が6本、女は5本だったどうだろう。恐らく6本目の指には何らかの呼び方がつくだろうが、女の6本目の「無い指」に対する名前は生まれない気がする。 実際、「乳房」は膨らんでいるから「房」なのであって、男には対する呼び方は無い。 もちろん女性器は出っ張っていないだけでちゃんと存在しているので、俗称なり医学用語なりで名称はある。 しかし、理解できない子どもには「ないモノ」「存在しないモノ」を呼ぶことが出来ないので、万人に受け入れやすい呼び方が生まれなかったのだろうと思う。 ということで、何か良い方法をご存知の方、工夫したことがある方、教えてください・・。 |
戻る 次へ |