エスニック

別に投げやりでは・・

 出産予定日まで残り3週間となり、そろそろ出産準備もしなくてはという今日この頃。初産でないだけに今更あたふたすることもないのだが、ちゅまからはそろそろ名前を考えてくれという催促を毎日されている。

ちなみにゆうたの時はそれなりにこだわりを持ち、字画も含め結構真剣に悩んだ末に「これだ」というものに決めた。
数ある候補の中からベストと信じて決めただけに、(特に次も男だった場合)なんだかもう「ビビッ」とくる名前がないような気がして気分が盛り上がらないのである。
ゆうたの時は私がつけたこともあり、じゃ今度はちゅまが、と思っていたのだが、やはりその姿勢が投げやりに映るらしくちゅまとしては面白くないらしい。

もちろん、いいなぁと思う名前はいくつもある。込めたい願いもたくさんある。しかしつけられる名前はひとつであり、そこに全ての願いを込めることも無理なので、最終的に一つに絞り込む作業がなんだか面倒なのである。(←やっぱり投げやり)

よく言われるように、二人目以降は良きにつけ悪しきにつけ親はいい加減になる。
これは妊娠の段階からいえることで、「お腹が張る」「足がつる」「ダルい」だのということは心配の対象とはならなくなる。検診に行っても順調過ぎてしばらく来なくてもいいとさえ言われてしまうほど順調なので尚更である。

さすがに前回はなんにもなかった強烈なツワリには参ったが、それ以外は一度経験したことばかりだからなんら慌てる事がない。
実際、私が見る限り前回と何ら変わりはないのだが、当のちゅまはことある毎に「こんなにお腹が動いたかしら」「こんなに足がつったかしら」等々を訴え、すっかり「前回とは違う症候群」をに冒されている。
ま、それはそれで妊娠している本人が一番新鮮な気持ちでいられることでもあるのでいいことかもしれないが。

恐らく、私が外食先で「これ珍しいメニューだなぁ」と注文すると「お前この間もそれ頼んでたぞ」としょっちゅう言われるのと同じではなかろうか。違うか。いや同じ同じ。



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