私が思いついたことをメモする癖ことは以前書いた。なんの脈絡無く手帳にキーワードだけ書いたりするのでほとんど「百舌のハヤニエ」状態のものも多い。 ホームページ用のネタも手帳やWordのファイルに随分メモしてあるのだが、なぜかこの更新度・・・。 何行か書き出してあるものも多いが、草稿の段階でほとんどが気乗りしなくなったり、ネタが古くなったり、書こうと思っていたことがヨソのサイトで書いてあったのを発見してしまい真似してるようでイヤだと勝手に決め込んでは放棄したり、まあ一言でまとめれば「すぐ面倒くさくなって」ボツにしてしまうのである。 ちゃんと全てを書き上げていればとっくに「ThinShin作品集」くらい出版して、今頃は年寄りのやってる古本屋の片隅に茶色く変色して積まれていたはずである。 思い出したように危機感を募らせてはダイエットに励む女性と同じ気もするが、気が向いたので少し書くことにするか。 さて、我が家は共働き家庭の割には外食の比率がかなり低いほうだと思う。平日に限ればほとんどセロに近いし、惣菜を買ってくることもあまりない。決して「子どもには手作りのものを」とガチガチに意気込んでいるわけではないのだが、なんとなく私には食事は家でするものという意識があるようだ。 と言っても正確には「作っている」ではなく「作ってもらっている」のである。結婚してからはやむなく食事を作ることが多くなったが、基本的にはやはり料理が嫌いなので、普段はちゅまが一生懸命作ってくれている。 料理が嫌いなのに外で食べる意識が働かないのは、やはりほとんど外食をすることの無かった実家の影響だろうと思う。 私の母は調理師なので、手の込んだものを何種類も作ることには慣れており、実家の食卓はいつもテーブルに収まりきらないほどの皿数が出る。 ゲストの立場でいると誰もが喜んでくれるのだが、嫁という立場になるとそうもいかないようで、結婚した当初はちゅまはそれが結構プレッシャーになっていたようである。 ちゅまは決して「お料理大好きタイプ」ではないし、食べ物の好き嫌いも多いのだが、そうした環境で育った私のために皿数を増やそうと色々と努力してくれている。 ゆうたがあまり好き嫌いをしなかったり、ジャンクフードをちっとも欲しがらないのは、ちゅまのおかげが大きいと感じている。 日ごろ、当たり前のような顔をして食べているようだが、いつも感謝しているのである。 とはいえ私も日本男児。思ってはいてもなかなか口にすることが出来ないので、この場を借りて感謝の意を表したい。 あ、くれぐれも念を押しておくが、これは素直に自分の気持ちを綴ったまでのことで、決して先週・先々週と2週連続でゴルフに行き、ちゅまに口を利いてもらえなくなったからではない。断じてない。 |
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