4.スタート

7時にJR東海バス名古屋営業所をスタート
向地さんには最後尾からスタートしようと伝える。
最後尾からスタートするのは、はやる気持ちを抑えるのと、何人追い越したかがよくわかるからである。
昨年、飲み仲間のウルトラランナー後藤君から"最後尾からスタートすると良いよ"教わった。

後藤君の昨年のさくら道は、二日酔い状態での参加であった。
初日は吐きながら走ったとのことだが、荘川さくらで美人の奥さんに励まされ、すっかり元気を取り戻した彼は、白川郷の手前で猛スピードで抜いていき、かなり良いタイムでゴールしたみたいだった。
彼はアルコールで動くロボットのような人で、今年のさくら道では一番ビールを飲んだランナーと噂されている。


山田さんと向地さんと、3人でノンビリスタート。
最後尾は走っているのか、歩いているのかぐらいの速度であった。

一緒に走ってくれた山田さんは、向地さんのお友達で、向地さんと一緒に来て、わざわざ宿の手配までしてくれた、やさしいおじさん。

スタートしたら八重樫さんに応援される。
久しぶりに八重樫さんに合えて、笑顔で応援され嬉しい次第である。
八重樫さんは名古屋在住のウルトラランナー
台湾で行われたIAU ASIA 24 HOUR CHAMPIONSHIPで初めてお会いした。
レース中は腰が痛いと言いながら、211キロ走ってしまった凄いランナー。
八重樫さんのように強いランナーになりたいと思っている。



次へ 前へ
TOP