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2001.06.30

この明治/昭和のヴァラエティーの異常な多さが、今を生きる私には「とっぴょうしのなさ」に映るのだ。おそらく明治-大正-昭和-平成と遷るにつれ、布地デザインは洗練されたのは確かなんだろうと思うけれど、小さくまとまってしまったんだと思う。これをストレートに時代を遡ることで解放したのが細川麻衣さんであり、自らのデザイン性にしっかりと立脚することで解放したのが下迫秀樹さんなんだと思う。
 あー、パウダーの服もそろそろ欲しくなってきたなあ。
 採集年は1999年8月20日。細川さんの六本木アクシスでの展覧会お知らせはがき。

追記(2002年1月26日)
 「とっぴょうしのない」ものといえば、今さらながら山本正之「桃の花」なんてCDを聴いて感動している。私はどうやら、枠組みを崩して世界をぐいっと広げてくれるものが好きみたいだ。山本正之がいなければ、誰も「徳川家康」が「歌える」なんて思いもよらなかっただろう。
 次の世代の王道は現在の周辺からあらわれる。しかし山本は次の世代の中心にもならないだろう。寂れる可能性のないまま山本の世界は世界を広げ続ける。

追記(2002年10月19日)
ってゆっか、パウダーを語るには、ピンクハウス(金子功)から語らねばならないんじゃないの? と最近は思っているが(まあ、あたりまえだわな)なかなか、勉強が進まない(ってなんの勉強だか……)。