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2002.06.01

 今 うちにはPlayStation 2というゲーム機がある。これは私が最初に買ったゲーム機なのだが、これを楽しめなくて困っている(いや、困ってはいないか。ただ損したなっていう……)。初めから私に「ゲームを楽しむ」という能力がなかったわけではない。小3あたりからアーケードに入り浸り、ゲーム機ではなかったとはいえ中学時分には8ビットのコンピューターを買い、当時はゲームばかりしていたからだ。今、ゲームをしていると徒労感ばかりつのってくる。ゲームに存在するいちいちの「やるべき事柄」がどうしても「作業」とか「お仕事」になってしまう。私が「もうわかったから先に進ませてくれ」と思っていても、ゲームは、(こちらには)もうわかっている作業を延々と要求するのだ。
 私が変わってしまったのか、ゲームが変わってしまったのか。あまり考えてはいないけれど、とにかく(画面もシステムも)複雑になりすぎている感はあるな。自分の頭で想像して補うところがほぼないじゃん。そういえば私は映画も(ほぼ)ダメだから、自分の想像力でコントロールできないメディアはダメなのかもしれないな。

 関係ないけど、昔、「ボコスカウォーズ」というゲームがあった。もう20年近く前のことだと思うがこのゲームに出会ったときの衝撃は忘れられない。「集団対集団」という機軸を初めて打ち出したゲームだと思う。引越の際そののマニュアルが出てきて懐かしかったので「あー、あのゲームは素晴らしかった。たぶんあれを忘れられないファンがインターネット上で想い出ばなしを繰り広げているにちがいない」と思って、グーグルを引いてみたら、なんだこの惨状は……。いや、でもみなが語っているのは、ファミコン版のやつみたいだし。私の経験した「ボコスカ」ではないんだよな。でもちょっと、ヤな感じ。

はがきは長瀬さんの写真展で採集した長谷川冬樹写真展「休日・好日」のもの。高田馬場の「26日の月」(3361-7081)で2002年6月16日〜30日まで。月曜定休18時から。