平成13年度 電子通信実験

3.1 入力特性

 ブレッドボード上に 図4の回路を組み立て,つぎの要領で特性を測定する. なお,100Ωの抵抗Rは電流計の保護用である.

図4 入力特性測定回路

図5 入力特性の一例

[注意事項]
 図5において,Vi を変化させると Ii が急激に変化する部分がある. この部分を測定するときには,Ii の急激な変化によりICや電流計を壊す恐れがあるので,電流計Aの値 Ii を監視しながら Vi を少しずつ変化させるようにする必要がある. また,このときは,Vi の方ではなく,Ii の方をほぼ等間隔に変化させるようにすると,特性の変化の様子がよくわかる. なお,図5の縦軸( Ii )は正方向と逆方向とで目盛の単位が大きく異なっている. そこで,感度の異なる電流計を2個用意しておき,測定の途中で電流計を交換する必要がある.

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