「カードキャプターさくら」とは



登場人物 カードについて タイトル&初回放送日一覧 アニメ放送日(2000年以降)
「クロウカード」から「さくらカード」のへ変化一覧表も兼ねています。 注:2000年以降

カードキャプターさくらとは
講談社より発売されている月刊少女マンガ雑誌”なかよし”に1996年6月号から2000年7月号まで連載されたCLAMP原作の魔法少女マンガです。なかよし連載中にアニメ化され1998年4月から2000年3月までNHK衛星第2放送(BS2)で毎週火曜日(18:00〜18:30)に放送されるとともに2000年・2001年夏には映画化されました。

カードキャプターさくらには「クロウカード編」と「さくらカード編」がありますが、アニメは原作だけでは話数が足りないために「原作とほぼ同じ」、「原作をアレンジしたもの」、「ドラマCD等が元になっているもの」、「アニメオリジナル」の4種類から構成されていました。

原作(全50話:コミック全12巻)・アニメ(全70話)とも上記の通り既に終了していますが、アニメをコミックにした”なかよしメディアブックス”の「カードキャプターさくら さくらカード編」のシリーズが現在も続いています。走るさくら姫(木之本桜)

CLAMP(クランプ)とは
CLAMPとは、五十嵐さつき・大川七瀬・猫井みっく・もこなあぱぱ〔注:2004年7月より”いがらし寒月・大川緋芭・猫井椿・もこな”に変わりました〕の関西出身の女性4人で構成される創作集団です。作品として「カードキャプターさくら」「レイアース」「CLOVER」「エンジェリックレイヤー」「X(エックス」「ちょびっツ」「xxxHOLIC」「ツバサ」等があります。

なお、詳細については、オフィシャルWebサイト”CLAMP-NET.COM”を見てね♪。

クロウカード編

 ★原作 1〜26話(コミック 1〜6巻)  ★アニメ 1〜46話
★あらすじ★

友枝町に住み友枝小学校に通うごく普通の元気いっぱいな小学4年生の女の子”木之本桜”が、ある日、父”藤隆”の地下の書庫に眠る”クロウ・リード”が作った”魔法の本”を手にし、この本を守る封印の獣”ケルベロス(ケロちゃん)”を目覚めさせたことにより物語が始まります。目覚めた
ケルベロスは本の中にあったこの世に災いを起こすという”クロウカード”の散逸(原作では自然散逸、アニメではさくらが本を開けたことにより散逸)を知り、さくらにカード集めを頼みます。さくらはこれを断ったのですが、ケルベロスに言われるがままに封印の杖を握ってしまった為にクロウカードを封印する(集める)者”カードキャプターさくら”となってしまいました。こうして、さくらは、散らばってしまったカードが起こした事件をケロちゃんや親友の知世ちゃん(大道寺知世),クロウ・リードの子孫である李君(李小狼)の助けを受けながら解決(カードを封印)し、全てのカードを集めることに成功します。そして、全てのクロウカードが集まった時、もう一人の魔法の本を守る番人”ユエ(月:月城雪兎)”がさくら達の前に現れ、突然”クロウカードの正式な所有者にふさわしいか審判を行うとさくらと小狼に告げ2人を審判することになります。この審判は、ユエと闘うことであり、この世の災いとは負ける(所有者と認められない)とカードに関わった全ての人の「好き」いう気持ちが失ってしまうというものでした。最初に李が闘い敗れ、次にさくらが闘うことに・・・。しかし、さくらはユエの正体が大好きな雪兎であることに動揺してしまい闘うことが出来ず「この世の災い」である「好き」と言う気持ちをユエによって消滅させられそうになります。その時、観月歌帆が現れクロウリードから託された魔法の鈴の使ってさくらに助力したことにより立ち直り、最後にはユエからクロウカードの正式な所有者と認められ物語が終わります。

なお、これらのことはクロウ・リードは既に生前知っていました。封印の杖の柄がピンクだったのは女の子(さくらちゃん)が扱うことが分かっていたからです。

●補足●
アニメでは、クロウカード編は1期(1話〜35話)と2期(36話〜46話)があり、2期でさくらは小学5年生となりますが、原作では、さくらカード編の27話で5年生となります。また、アニメには原作には登場しない李苺鈴
と言う小狼のいとこが登場します。

さくらカード編

 ★原作 27〜50話(コミック 7〜12巻) ★アニメ 47〜70話

★あらすじ★

全てのクロウカードを集め正式な所有者となったさくらのもとにクロウ・リードの生まれ変わりであるイギリスからの転校生柊沢エリオルが現れ新たなカードがらみの事件を起こし、それをさくらに解決させある目的を達成させようとします。それに対してさくらは今までの呪文や魔力ではクロウカードの封印が解除されない為に己自身の魔力を使って”クロウカード”を”さくらカード”に変え〔封印解除呪文・封印の杖(鍵)・魔法の本も変わりました〕数々の事件を解決して行きます

なお、さくらの魔力は当初、カードの魔力維持がやっとの状態で1枚カードを代えるだけで倒れ込んでしまう程でした。そのためユエの存在が危うくなり、さくらの兄である桃矢が己の持つ力をユエに全て与えることになりました。

また、エリオルの目的は原作とアニメではやや異なっていますので分けて記載します。

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●原作●
原作では目的が2つありました。

(1)カードの持ち主がクロウ・リードからさくらに代わったことによりクロウ・リードがカードに込めていた魔力が徐々に失われていくこととなり、そのままにしておくとやがてただのカードとなってしまう為にそれを防ぐために事件を起こして、カードの魔力の源をさくらに代えるようにした。

(2)クロウ・リードが己の魔力の強さに悩み死期にあたりエリオルとさくらの父(藤隆)に魔力とともに分離し、生まれ変わろうとするのですが、魔力は分離出来ずにエリオルにその強力な魔力が受け継がれることになりました。そのためエリオルはさくらの魔力をパワーアップさせて魔力を分離(藤隆への譲渡)して貰おうという目的で事件を起こしました。

●アニメ●
アニメでは目的は(1)だけです。従って、クロウ・リードが死期にあたりエリオルと藤隆に分離したというくだりはないため、エリオルと藤隆の間には何もありません。また、エリオル自身の魔力も変わっていません。

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エリオルの目的達成後は、さくらに恋い心を描いていた小狼がさくらに「好き」だと告白し、それを受けてさくらは、自分は小狼君をどう思っていたのか悩んだ末、小狼君が好きであるということに気が付きその想いをクマの縫いぐるみを仲立ちにして小狼に伝えました。

●補足●
原作では、中学生になって二人が会うところで物語が終わりましたが、アニメでは一応物語を終わらせつつ映画に本当に最後の物語をもってきました。

劇場版カードキャプターさくら(香港編)

 1999年8月封切り

準備中


劇場版カードキャプターさくら(封印されたカード)

 2000年7月封切り

準備中