型の種類 タプル
タプルを使う
タプルはリストによく似たデータ型です。唯一の違いは書き換えができないこと。要素を代入したり、書き換えようとするとエラーになります。タプルを定義する方法は、全体を丸カッコ("("や")")で囲み、収める要素はコンマで区切ります。
>>> a = (1,2,"ab","cd")
>>> a
(1, 2, 'ab', 'cd')
>>> a[1] = 3 ←タプルの要素は変更できません。
Traceback (most recent call last):
File , line 0, in <stdin>##45
AttributeError: 'tuple' object has no attribule '__setitem__'
要素を取り出す
インデックスを指定して要素を取り出したり、スライスを利用して複数の要素を取り出すこともできます。スライスを使用した場合、戻り値はタプルで返ってきます。
>>> a = (1,2,"ab","cd")
>>> a[2]
'ab'
>>> a[1:3]
(2, 'ab') ←やはりタプルです。
タプルの足し算、掛け算
タプルも、リストと同様に足し算と掛け算を行うことができます。