考古学のおやつ

2000年1月の発言

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白井〜〜Link(30 Jan 2000 22:39:15)
> これは左と右下で名称を使い分けていただいた方がよいかも
結局名称はそのままで,どちらもクリックすると過去の書き込みが閲覧できるようにしました。

白井〜〜Link(30 Jan 2000 21:44:34)
復活しました\(^^)/

早坂さん
> これは左と右下で名称を使い分けていただいた方がよいかも
そうしましょう。

Archaさん
見ました。時間がないので,斜め読みだけ。そのうちコメントします。ごめんなさいm(_ _)m。

Archa〜〜Link(26 Jan 2000 23:53:32)
 はじめまして。
最近ホームページを開き、早速(勝手ながら)
リンクさせていただきました。

しがない匿名学生がやってるサイトですが、
今後ともよろしくお願いいたします。

早坂(26 Jan 2000 01:08:53)
> 入力フォームのページからも,書き込まれた記事のページにリンク

あ!  注意力の無さがばればれになってしまった
お騒がせしました mOm

>表紙からでも,左側の「たぬぼり探偵社」の下の行からなら
これは左と右下で名称を使い分けていただいた方がよいかも

白井〜〜Link(25 Jan 2000 23:58:49)
研究会編年表や入力フォームのページからも,書き込まれた記事のページにリンクしていますし,表紙からでも,左側の「たぬぼり探偵社」の下の行からなら,いきなり記事に入れます。
大まかに言って,
表紙の左半分は情報が提示される部分,
表紙の右下は閲覧者に情報を書き込んでいただく部分,
表紙の右上は私が勝手なことを書いている部分です。
アナウンスしない私も悪かったのですが(^^;ゞ。

早坂(25 Jan 2000 23:53:52)
早々にご教示ありがとうございます

ここから行くとは、気づきませんでした(^^;

表紙から飛ぶと、入力フォームがでてくるのだけなので、不思議に思っていたんですが

白井〜〜Link(25 Jan 2000 23:11:21)
早坂さん
上のメニューにもあるイベント掲示板(たぬぼりポスト)で,佐藤宏之さんの1月14日の書き込みをご覧ください。
その中に
> 1月29日(土)12:30より
> 1月30日(日)10:30より
と言う記述もあります。
連絡先も記されているので,内容はそちらでお問い合わせされるといいと思います。

早坂広人(25 Jan 2000 20:20:38)
研究会編年表に今週末開催予定として掲示されている
「北アジア考古学調査研究報告会」について、開始時間、
主な内容、または問い合わせ先をご存じの方いらしたら、教えてください

河野正文(21 Jan 2000 15:19:31)
なんだろう*?
ギャグかな。
自称閲覧者。秀逸ですよ。久々に楽しみました。
実はね。白井さん。
私は今「しかける者がしかけられる」というテーマに
取り組んでいます。
藤山のWebも、なんだかんだと「よしなしごと」を
UPしてきましたが、発信する側の意図に反して、
自称閲覧者が「しかけるわな」に、みごとにはまって身動き
できない状況に陥っているものですから、
白井さんの、自称閲覧者を興味深く拝見しました。
このギャグの落ちは、Webのなかにあるのではなく、
現実の世界に起きていることですので、子細は後程。
ストーカー?・konoより
藤山歴史資料館から。

白井〜〜Link(19 Jan 2000 00:55:15)
「風姿」さん
リンクありがとうございます。これからもよろしくお願い申しあげますm(_ _)m。

takさん
鋭い着眼ですね。
> 浜田耕作先生の翻訳以降、この人の著作の邦訳は出ているのでしょうか?
濱田訳『考古学研究法』の復刻版なら出ています。日本考古学でモンテリウスと言うと,濱田耕作のフィルターを介してのイメージが主かも知れませんね。

「風姿」〜〜Link(18 Jan 2000 05:17:15)
初めまして。
私のサイトに、勝手ながらリンクさせていただきました。
先ずはご挨拶にて。m(__)m

tak(16 Jan 2000 22:51:11)
記者はモンテリウスなんて名前は知らなかったので平凡社の百科事典で調べたらなんだか大変な人なんですね。百科事典には

「その研究法は,大構想の下に着手されたものの,没年までにわずか 2 巻のみの刊行に終わった《オリエントとヨーロッパにおける古代文化期》の第 1 巻《研究法》 (1903) にまとめられている。日本へは浜田耕作によって《考古学研究法》(1932) として翻訳紹介され,日本考古学にも多大の影響を与えた。」

とありましたが、浜田耕作先生の翻訳以降、この人の著作の邦訳は出ているのでしょうか?
なんか、現代の考古学研究にも物申せるようなシブイ事が書いてありそうですね。

白井〜〜Link(16 Jan 2000 17:36:51)
下の匿名希望さんの文章を一部修正しました。丸の中に数字が入っている字は使わないでくださいね。
匿名希望さんの文は,途中に「?」が挿入されるパターンが,ある人物の文章に似てますね(^^。初の書き込み,ありがとうございますm(_ _)m。
R大学のY先生もここを見てるかも知れませんから,教えてる側の人が見てなさそうな掲示板を探した方がいいですよ。>学生のみなさん

匿名希望(16 Jan 2000 11:27:31)
いつもは、他のコーナーの閲覧?だけなのですが、
今回、初めて書き込みします。
訳あって、匿名にすることをお許し下さい。

さて、よこおさん。
あなたの書き込みから、私が推理したことです。
(1)今回の試験に卒業がかかっている。
 ひょっとしたら、一般教養か、それに近い位置づけをされている講義では?
 にも関わらず、貴方がこのHPに頼るということは、
 ほとんど出席していませんでしたね?
(2)大学4回生である。
 関西の大学ですね。
(3)モンテリウスの型式学研究法についての出題。
 講義担当者は、モンテリウス好き、型式学好きでは?
以上のことから考えて、思い当たるふしがあります。
講義担当者は、R大学のY先生。
貴方の大学は、京都の大学ではありませんか?

と、ここまではお遊びですが、さかいひろこさんのおっしゃるとおり、
自分で調べるのが筋ではないでしょうか?
就職活動等で忙しかったにせよ、これは自業自得ですよ。
大学の四年間、あなたは何を学んだのですか?

白井〜〜Link(15 Jan 2000 23:30:19)
当サイトは,管理人が試験・レポート対策に協力することはありません。
(善意の参加者が協力されることを妨げるものではありませんが)
勉強は自力でしてください。

さかいさんもおっしゃるとおり,いくらでも調べようがありますよ。

さかいひろこ〜〜Link(15 Jan 2000 14:45:37)
よこおさんへ
卒業がかかっているのでしたら是非調べて見ましょう。
鈴木公雄著 日本実業出版社『読む・知る・愉しむ 考古学がわかる事典』
勅使河原彰編 白鳥舎『埋もれた歴史を掘る』

200字程度でのべよ、なんてまるで試験問題みたいだなあ。
これはそんなに、難しい問題ではないのでは?

よこお(15 Jan 2000 10:00:50)
はじめまして。ところで今私は大学4回生なのですが、
今回の試験に卒業がかかっていまして、考古学の試験で
モンテリウスの形式学的研究法について情報が欲しいのですが
どなたか、200字程度で説明して頂けないでしょうか?
是非是非、宜しくお願いします。

さかいひろこ〜〜Link(11 Jan 2000 11:49:44)
『縄文人のお正月』のイベントを終了して大阪からもどってきました。

茨城県協会ニュースがとどいていたので
その中からいくつかたぬぼりにいれておきました。

新聞記者さんの話は面白いですね。
考古学の記事だけでなく、面とあってお話しして
「ふんふん」とうなずかれても、やっぱり誤報はつきもの。

わかりにくいものはわかりやすく伝えることが
基本ではないかしらん…と思う、今日このごろです。

tak(11 Jan 2000 10:21:02)
>困った記者さんとかへの対処法ですが,お話はわかるものの,
 これは誤報が出てからの話ですよね。

そうですね。しかし、最も有効な誤報の予防策は「既に出た誤報をそのままにしない」と言うことだと思うのですよ。
報道する側には「利害関係のない大昔の出来事を多少誇張したところで誰も傷つくわけではない」と言う意識は少なからずあるんですね。理由をあげて必ずきっちりと抗議・訂正を求めていれば、「あいつは侮れない」と言うことになるものです。

他人事のようですが、結局、良い取材相手、読者・視聴者が良い記者を育てると言うことを根気強くやって行くしかないと思うのです。

白井〜〜Link(11 Jan 2000 00:23:50)
再びの書き込み,ありがとうございます。
tak さんや koyugun さんのお話を読みながら,「そういえば,あのとき,ああすればよかった」「あのときは,あんな風にしたのが功を奏した」と思い出されることがいくつかあります。

> 私の言いたかったのは思考のキャッチボールをきちんとしていこうと言う事です。
その通りですね。

困った記者さんとかへの対処法ですが,お話はわかるものの,これは誤報が出てからの話ですよね。
実際には,行政機関で働く担当者の場合,誤報が出ることを未然に防ごうと考えるでしょう(記事が「事実」より力を持ってしまうことは往々にしてありますし)。
私のところには,いろんな地方から「こんなひどい取材があった」という情報が来ます。
本当は「担当者と一緒に現場に立って考える取材」をしてくれる記者さんがいて欲しいと思っている考古学者も多いと思うんですが,記者さんに対する過度の警戒感が解けるには,現状では時間がかかるかも知れません。

tak(10 Jan 2000 23:30:36)
文化財報道で誤報をさせないために(2)

何となく思った事を箇条書きにしただけのことでしたのに、
いろいろご指摘をいただきありがとうございます。

>・取材以前に「記事が決まっている」としか思えない状況
>・肯定否定の区別もわからない記者
>・「オレはよくわかっている」と思いこんで話を聞かない人

こう言う原因で誤報が出たら、必ず支局と社に対して然るべく抗議をするしかないでしょうねえ。新聞社、放送局は表向き、訂正や抗議については頑なですが、記事を書いた本人はやはり応えると思うし、それなりに反省もするのじゃないでしょうか。明らかに仁義にもとったり、「はめられた」と言う場合には他社の取材や、専門誌、ニュースレター、外部のシンポジウムなど、公衆の耳目に触れるところで指摘するのもアンフェアではないと思うし、効果的でしょうね。

記者の視点はあくまでも「ごく一般の人でも知っておくべき話題、知識なのか」と言うところにありますし、自分の各記事は特ダネであったり大きく扱われたほうがいいですから、どんな記事でもつねに何とかセンセーショナルに書けないかと頭をひねるわけです。
そこで誤報をさせないためには、それこそ少し脅しておくぐらいのほうがいいのかもしれません。そうすればまじめに取材もするでしょう。

結局、私の言いたかったのは思考のキャッチボールをきちんとしていこうと言う事です。マスコミお断りで青いシートが張り巡らされた現場ほど悲しいものはありません。
せっかく現場に言ったのに「まだまとまっていないので」と追い払われるのもいやなものです。
ベタ記事にしかならないとしても、私は担当者と一緒に現場に立って考える取材がしたいと思っているのですが。

koyugun〜〜Link(10 Jan 2000 21:49:01)
 そうですね。特に地方記者の方には、いわゆる「文化財記者」でない方や、若い方が多いですから、本当に納得してもらえるまで説明するのは、かなり骨も折れます。しかしそれも「責任」であるとは思います。
 ですから、記者さんが納得されるまでは、時間が許せば(私の時間ではなくて、記者の方の時間です)夜中の1時や2時でも色々と例をあげて説明します。場合によっては、依頼さえあれば記事の原稿に目を通すこともします(実際にありました)。
 やはり「誤報」や「事実誤認」があると決してお互いに得にはなりませんし、少しでもマシな記事を書いていただけることは、私たちにとっても「追い風」になることは事実ですので。

白井〜〜Link(10 Jan 2000 19:23:30)
tak さん
書き込みありがとうございます。
当サイトは考古学者の側がよく見るであろうことを予定している(もちろんそれ以外の方も大歓迎)ので,報道される(かもしれない)立場での発言(わたしも,掲示板に登場する人も)が多くなっています。
コラムでも少しだけ書きましたが,考古学者は情報の発信源である以上,報道の被害者面ばかりはしていられない,いかに利用(悪用じゃないですよ)し,またその報道が生み出される過程をいかに分析するか,が問われるだろうと思います。
ただ,私はその具体案を示せていなかったところ,今回「文化財報道で誤報をさせないために」としてかなり具体的なところを記していただき,まことにありがとうございます。

繰り返しになりますが,報道を一般論として批判することは正しくないと,私も思っています。いい記事・いい記者さんもあります。
しかし,個別にみるとは困った記者が多いこともまた,偽らざるところです。
せっかく話したのに,否定と肯定が逆になっていたとか,というのは,書き込んで頂いた
> 「ふんふん」 とうなずいていても実は全くわかっていない事多し。
に当たるのでしょうが,相手にいやがられるくらい強調して,復唱までしてもらった上に,「それでもこの記者は逆に理解しているかも知れない」とまで心配するのは大変ですよ。やはり,肯定否定の区別もわからない記者というのは,新聞社の方で何とかして欲しいんですけどねぇ。

それに,記者さんの立場から「「ふんふん」 とうなずいていても実は全くわかっていない事多し。」と言っておられる tak さんの場合は大丈夫でしょうが,なかには「オレはよくわかっている」と思いこんで話を聞かない人もいますよ。tak さんが書き込んでくださったのは,話せば聞く気のある記者さんの場合の対処法すよね。聞く気のない記者さんの場合の対処法も,今度教えてください。

それから,以前問題にしたのは,取材以前に「記事が決まっている」としか思えない状況です。これは,記者さん個別の問題ではなく,報道機関の体質的な問題だと思います。

当サイトを複数の新聞の記者さんが頻繁にご覧になっていることは承知のまま,以前から報道機関の批判を意図的に載せていましたが,作戦成功とでも言いましょうか(^^,貴重なご意見をお寄せいただき,改めて感謝いたしますm(_ _)m。

tak(10 Jan 2000 18:49:31)
文化財報道で誤報をさせないために

・面倒くさがってはならない。いいかげんに説明すると必ず誤解される。
・説明会、記者会見で一度にケリをつけようとしない。どう言う事なのか聞いてきたらきちんと 答えてやらないと相手の想像は膨らむばかり。きちんと書かせるのが文化財行政の目的にも かなう。聞いた事をいつ報道するかは全くの別問題であり、レク前を理由に具体的に説明し ないなどはナンセンスである。
・論考を組み立てる前のアイディアであれば必ず、そう言う風に説明する。記者はどんな珍説で も、根拠がなくても、感心すれば書く。
・相手は基本的に全くの素人であるか、エキセントリックな説に感化されている。基本的な事か ら順を追って納得させて説明しなければとんでもない事を書かれるのは当然。「ふんふん」 とうなずいていても実は全くわかっていない事多し。
・どう意義があるのか、何が初めてなのか、どの部分でどう古いのか・・・限定をきちんとつけ る。論点を相手に聞かれる前に詳細・明確に示さないと拡大解釈されても文句は言えない。
・取材対象について、記者に必ず総説論文、代表的な概説書、「意見を聞くべき偉い学者」を示 し、チェックするように何度も言う。言いたい事を理解させる事が出来るし、シンパの記者 を増やせる。

「このくらいいつもやってくれる埋文担当者がいれば、苦労はしないのになあ。
あなたはやってますか?」

                         地方支局の一記者より

koyugun〜〜Link( 6 Jan 2000 08:50:22)
松江市の夫手遺跡の「くろめ漆」、その頃から「くろめ」の技術があったんですね。
出雲は良質の砂鉄が採れるからなんでしょうか?

白井〜〜Link( 1 Jan 2000 23:17:48)
明けましておめでとうございます。そして早速のコメント,ありがとうございます。
好きな表現ではありませんが,昨年は旧石器の“当たり年”だったようですね。
(アサヒグラフとかではそんな雰囲気でもないですが)

anoguchiさん
> 「3〜4日で移動を繰り返していたとされる定説を覆す!」というコメントに?????いつのまに「定説」になっていたんでしょう?

まったく。発見で新たなイメージだけでなく,「これまでのイメージ」さえでっち上げられている好例ですね(そんな例ばっかりだけどね)。

新年からこんな調子ですが,今年もよろしくお願い申しあげますm(_ _)m。

anoguchi( 1 Jan 2000 16:16:47)
指宿のニュース、長野で見てました。住居址状遺構への認識だけでなく、「3〜4日で移動を繰り返していたとされる定説を覆す!」というコメントに?????いつのまに「定説」になっていたんでしょう?もっと長く滞在したと考えられる遺跡とか、繰り返し利用されたと考えられる遺跡とか、旧石器時代だからって「漂白の民」みたいなイメージは、ちょっと疑問

koyugun〜〜Link( 1 Jan 2000 02:38:58)
指宿市の水迫遺跡に行ってきました。道路については、何とかわかるという程度でした。一般の方向けに遺構の周囲を石灰で線を付けていた(傾斜変換線が見えない)ので、レアな状態では見られませんでしたが、妥当な判断だと思います。指宿市の担当者の方は、意識して造った住居などの遺構とは違うので、判断は相当苦労されたようです。1万5千年前の土壌と言うことや、先にあげた「意識して造った遺構ではない」と言うことから、路面の硬度はほとんど出ないそうです。1万5千年の間に土壌中の成分の流出や置換、土圧によって変質してしまって、路面の特徴の一部がなくなったことも考えられるようです。
現場に降りて、見て・触ってみたかったのですが、一般の方々が「我も我も」となっては収集がつかないので遠慮しました。

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