クラッチのエア抜き

WRXには油圧式のプルタイプ・クラッチが採用されている。 したがってブレーキと同じようにフルード(便宜上油圧式と記述) のエア抜きが必要になる場合がある。 特にクラッチ交換後や、夏場にサーキットの周回をこなした後に クラッチのジャダーが出たり、操作感や繋がり位置等がおかしけ ればエアを噛んでいることがある。 で、エア抜きする際の注意事項になるが、実際のオペレートシリ ンダを見ると排出プラグのついている位置が悪く、そのままでは なかなか抜けないのだ。 だから確実にエア抜きをするには(インタークーラー等を外して)、 オペレートシリンダを取り外して写真のようにブリーダーを上に なるようにしてエア抜きをすれば良い。もちろんシリンダが飛び 出さないように処置が必要だがバンド等で固定すればよい。 あと簡易的には、ブリーダーを開け閉めしながらシリンダを押し 込んだり引っ張ったりむことでもエア抜きが可能だ。 ちょっと大変ですが、クラッチラインのエア噛みの疑いが あってなかなか解消しない場合には試してみましょう!