ヘッドカバーからのオイル漏れ

自動車用エンジン形式の主流というとやはり直列だと思う。 それに対してSUBARUのEJ20は水平対向レイアウトをとっているのだが、 当然直列レイアウトに対して強みもあるが弱点をある。
代表的なものはヘッドカバーガスケットからのオイル漏れ(滲み)だ。 どんなエンジンでもゴムのガスケットを使用している限り 避けられないものだが、水平対向ではヘッド(カバー)部の オイルが下がりにくい構造やオイルが垂れるヘッドの下側には エキゾーストが通っていることで問題になりやすい。

ヘッドカバー、右下の部分から漏れることが多い。

経年変化でガスケットゴムの弾力が落ちてくると、 ガスケットの間に汚れが蓄積しそこからオイルが漏れるようだ。 あとはヘッドカバーをとめるボルトのシールワッシャ部でも 発生するみたいだけど、確率としては低いと思う。
そうなると、まずオイルの焦げた匂いがするようになって、 そのうちボンネットの隙間から発煙、 さらにひどくなると発火の可能性が...。

ということで焦げ臭い匂いには要注意!

ヘッドカバー、ガスケットの清掃脱着でもまあ直るが、 ガスケット交換が安心でしょう。