T-6テキサン/ハーバード
プロフィール機
アメリカ陸海空軍/海兵隊
イギリス空軍/砂漠迷彩
航空自衛隊/海上自衛隊


実機について
アメリカの練習機「T-6テキサン」は1935年に初飛行し、
1930年代から1960年代にかけて、世界各国でパイロットの育成を担いました。
いくつかの導入国では独自の名前が付けられ、イギリス空軍では「ハーバード」と呼ばれました。
最先端の科学技術の結晶だった当時の飛行機に、アメリカ最難関大学の名を冠したのは、
パイロットの卵たちへの「心して挑め」という激励の意味が込められていたに違いありません。
また、オーストラリアでライセンス生産された機体には、
先住民の言葉で「挑戦」を意味する「ワイラウェイ」と命名されました。
日本との関わりも深く、戦前に輸入されて国産練習機の開発に影響を与え、戦後も自衛隊の練習機として導入されました。
総生産数は1万5千機以上。その頑丈さと信頼性の高さから、一部の国では1990年代まで現役で活躍していました。
現在もこれほど多くの機体が現存するのは、補修部品が今も豊富に流通しているからです。
戦前のクラシック機としては他に例を見ません。
練習機としての役目を終えた後も、民間に払い下げられた多くの機体が、
航空ショーや映画のスクリーンの中で今なお元気に空を飛んでいます。
かつての名機の塗装を身にまとい、大空を駆けるその姿は、観る人の心に時代を超えた感動を届けてくれます。
設計
機体は先に作ったテキサン改造 零戦21型/52型をベースに、
キャノピーや主翼の翼端を、T-6テキサン/ハーバード本来の形に合わせて新たに作り直しました。
平らな中央翼と上反角のついた左右外翼から成る主翼は、1930年代の飛行機によく見られる形式で、
同時代のさまざまな航空機にも応用できます。
また、世界各国のカラフルな塗装パターンも楽しめるように、
アメリカ陸海空軍/海兵隊、英空軍/砂漠迷彩、空自/海自の8種類を用意しました。
(改修 2025年12月18日)
機首主軸の突き出る長さを、機首おもりの長さに合うように調整しました。
アメリカ陸軍




PDFファイル:T6Texan_USAAF.pdf
※ダウンロード時のご注意
アメリカ海軍




PDFファイル:T6Texan_USNAVY.pdf
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アメリカ空軍




PDFファイル:T6Texan_USAF.pdf
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アメリカ海兵隊




PDFファイル:T6Texan_USMC.pdf
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イギリス空軍




PDFファイル:Harvard_RAF.pdf
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イギリス空軍 砂漠迷彩

PDFファイル:Harvard_RAF_desert.pdf
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航空自衛隊





PDFファイル:T6Texan_JASDF.pdf
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海上自衛隊

PDFファイル:T6Texan_JMSDF.pdf
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PDFファイルの印刷時は、A4サイズの「横向き」を指定してください。
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作り方
零戦21型とほぼ同じです。詳細は零戦21型の「
作り方」をご参照ください。
相違点のみ記します。
(機体)
- 主翼
- 胴体内側 主軸
- 機首内側 主軸補強
- 胴体内側 主翼取付け部
- 胴体左側面
- 胴体右側面
- 機首外側 主軸補強
- 機首おもり
- 機首カウリング
- 機首カウリング下部
- 水平尾翼
- 垂直尾翼
- 主翼下面 補強
点線に沿って上反角をつけ、中央翼と左右外翼のすき間をつなぐように、下面から貼り付ける。
- 主翼上面 補強
点線に沿って上反角をつけ、中央翼と左右外翼のすき間をつなぐように、上面から貼り付ける。
- 機首おもり先端
(ディスプレイスタンド)

- 胴体下部
- 左右主脚
中央翼は平らなので、零戦シリーズのように主脚の中央部に上反角はつけない。
中央の点線は折り線ではなく、中心線を示す。
- 左右タイヤ 内側 外側
- 胴体下部 支柱
(17)胴体下部とののりしろを折る。
点線で二つ折りにして貼り合わせる。
(17)胴体下部に貼り付ける。
(ディテールアップ)
- 胴体 空気取入口
- パイロット・救命胴衣
飛ばし方
零戦21型と同じです。詳細は零戦21型の「
飛ばし方」をご参照ください。
このプロフィール機についての補足説明:
- 主翼の工作と調整
この機体の飛び方は零戦と比べ、左右に小刻みなローリングを繰り返すパターンが多い。
その原因は主翼の構造が複雑で、左右で揚力のバランスが崩れやすいためと考えられる。
ていねいに作って調整することで、飛び方が安定する。
(注意点)
- 主翼の迎角とキャンバー、左右外翼の上反角をひかえめにする。
- 主翼を胴体に貼り付ける際、水平尾翼、垂直尾翼を含む胴体に対し、
正確に直角、平行、水平となるように、いろいろな角度から眺めて確かめる。
- 主翼がぐらつかないように、主翼の根元から(4)胴体内側 主翼取付け部にしっかり貼り付ける。
- 翼端失速を防ぐため、左右外翼の翼端の前縁をねじり下げる。
プロフィール機データ
- スケール:1/72
- 全長:14.0 cm
- 全幅:18.0 cm
- 全高:3.6 cm
- 重量:2.2 g
- 主翼面積:45 cm2
- 翼面荷重:0.05 g/cm2
- 用紙:普通紙 両面厚口 A4サイズ コピー用紙
- 重心の位置:翼弦長の前縁から50%〜55%
- 外翼の上反角:約10度

重量計測には、吉田英一さんの「切り抜く科学工作シリーズ」より「
精密天秤 やじろべえ01(ゼロワン)
」を使わせて頂きました。
(完成 2025年7月18日)
(改修 2025年12月18日 機首主軸の長さの調整)