零戦32型 プロフィール機
標準塗装/ラバウル迷彩




実機について
戦局が進むにつれ、零戦はさらなる改良を求められます。
零戦32型は速力アップを狙い、エンジンを強化して翼端を角型に切り詰めた改修型です。
1941年に初飛行しました。最大速度はわずかに向上したものの、
エンジン周辺の機器が大きく重くなったことで胴体内の燃料タンク容量が減り、
零戦の最大の強みであった旋回性能と航続距離が低下しました。
この航続距離の低下が直撃したのが、折しも始まったガダルカナル島をめぐる戦いです。
基地から遠く離れた空戦域まで飛行しなければならない現地部隊にとって、航続距離の制約は致命的なミスマッチとなり、
32型への評価は厳しいものでした。
しかし、旋回性能や航続距離と引き換えに速度性能を引き上げるという設計の方向性は、
米軍の新型戦闘機の登場と、基地周辺での迎撃戦が増える戦局に適合していました。
この方向性はその後の52型へと引き継がれていきます。
設計
先に作った零戦21型をベースに、32型の特徴である大型化した機首カウリングや、
翼端を切り落とした角型の主翼を新たに作り直しました。
(改修 2025年6月20日)
軽量化のため、各部ののりしろを3ミリの幅に縮めました。
(改修 2025年12月15日)
この零戦シリーズは最初に手がけたもので、まだ作りが粗かった3つの部分を手直ししました。
まず、水平尾翼の拡大により後退していた垂直尾翼の取付け位置を5ミリ前進させ、
長くなっていた胴体後半も、実機と同じくらいの長さに戻しました。
また、ディスプレイスタンドとしての主脚は、主翼の上反角が10度の時に適正な長さとなるように短縮しつつ、
三つ折りにして貼り合わせ、補強しました。最後に、機首カウリングののりしろ周辺を、
別に手がけたテキサン/ハーバードシリーズと同じ構造にして強度を高めました。
標準塗装

PDFファイル:Zero32.pdf
※ダウンロード時のご注意
ラバウル迷彩

PDFファイル:Zero32_Rabaul.pdf
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作り方
零戦21型とほぼ同じです。詳細は零戦21型の「
作り方」をご参照ください。
相違点のみ記します。
(機体)
- 主翼
- 胴体内側 主軸
- 機首内側 主軸補強
- 胴体内側 主翼取付け部
- 胴体左側面
- 胴体右側面
- 機首外側 主軸補強
- 機首おもり
- 機首カウリング
- 機首カウリング下部
- 水平尾翼
- 垂直尾翼
- 主翼下面 補強
- 機首おもり先端
(ディスプレイスタンド)

- 胴体下部
- 左右主脚
- 落下増槽
- 胴体側タイヤカバー
- 主脚カバー右側
- 主脚カバー左側
- 左右タイヤ内側
(ディティールアップ)
- 胴体 空気取入口
- 機首 空気取入口
点線に沿って折り目をつけ、四角く、上部を少しカーブさせて貼り合わせる。
(9)機首 カウリング上部の内側に貼り付ける。
細かい部分の貼り付けには、マイナスドライバーの先端を使ってのりを塗ると作りやすい。
- 搭乗員・救命胴衣
飛ばし方
零戦21型と同じです。詳細は零戦21型の「
飛ばし方」をご参照ください。
プロフィール機データ
- スケール:1/72
- 全長:13.7 cm
- 全幅:15.7 cm
- 全高:3.0 cm
- 重量:2.1 g
- 主翼面積:42 cm2
- 翼面荷重:0.05 g/cm2
- 用紙:普通紙 両面厚口 A4サイズ コピー用紙
- 重心の位置:翼弦長の前縁から55%〜60%
- 上反角:10度〜15度

重量計測には、吉田英一さんの「切り抜く科学工作シリーズ」より「
精密天秤 やじろべえ01(ゼロワン)
」を使わせて頂きました。
(完成 2025年5月17日)
(改修 2025年6月20日 のりしろ縮小)
(改修 2025年12月15日 胴体後部の短縮、主脚の補強、全体的な手直し)