零戦52型 プロフィール機
後期標準迷彩/白フチなし/雲形迷彩







実機について
零戦52型は、1943年の初飛行から1945年の終戦まで、零戦シリーズで最も多く生産された機種です。
太平洋戦争の後半においても、日本海軍の主力戦闘機として最前線で戦い続けました。
もともと零戦の卓越した旋回性能と航続距離は、1000馬力級エンジンの性能を極限まで引き出すための、
徹底的な軽量化によって実現したものです。
しかしそれは防御力や制限速度を犠牲にする、危ういバランスの上に成り立つものでした。
2000馬力級エンジンを搭載し、速力、火力、防御力の全てで上回る米軍の新型戦闘機が登場すると、
零戦はさらなる進化を迫られます。かつての強みであった旋回性能や航続距離を削ってでも、
速度、武装、防弾装備を優先した改修が繰り返し施されました。
それにもかかわらず、機体の旧式化に加え、ベテラン搭乗員の喪失、そして圧倒的な物量差を前に、
質、量ともに劣勢となった零戦は敗退を重ねます。
制空権を奪われ、戦局は悪化の一途をたどりました。
国力に限界のあった日本は、後継機を十分に実戦配備することができず、
零戦52型は1945年の終戦まで、主力戦闘機として過酷な空を戦い抜かねばならなかったのです。
設計
先に作った「零戦32型」をベースに、52型の特徴である機種カウリングから後方へ向けた推力式の排気管と、
翼端を再び短縮し丸く整形した主翼を作り直しました。
(改修 2025年6月23日)
軽量化のため、各部ののりしろを3ミリの幅に縮めました。
(改修 2025年12月15日)
この零戦シリーズは最初に作ったもので、まだ粗削りだった3つの部分を手直ししました。
まず、水平尾翼の拡大により後退していた垂直尾翼の取付け位置を5ミリ前進させ、
長くなっていた胴体後半も、実機と同じくらいの長さに戻しました。
また、ディスプレイスタンドとしての主脚は、3つに折り合わせて補強しつつ、
主翼の上反角が10度の時に適正な長さとなるように短縮しました。
最後に、機首カウリングののりしろ周辺を、テキサン/ハーバードシリーズと同じ構造にして補強しました。
後期標準迷彩

PDFファイル:Zero52.pdf
※ダウンロード時のご注意
白フチなし

PDFファイル:Zero52_without_border.pdf
※ダウンロード時のご注意
雲形迷彩

PDFファイル:Zero52_Saipan.pdf
※ダウンロード時のご注意
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作り方
零戦21型とほぼ同じです。詳細は零戦21型の「
作り方」を参照ください。
相違点のみ記載します。
(機体)
- 主翼
- 胴体内側 主軸
- 機首内側 主軸補強
- 胴体内側 主翼取付け部
- 胴体左側面
- 胴体右側面
- 機首外側 主軸補強
- 機首 おもり
- 機首 カウリング
- 機首 カウリング下部
- 水平尾翼
- 垂直尾翼
- 主翼 下面補強
- 機首 おもり先端
(ディスプレイスタンド)
- 胴体下部
- 左右主脚
- 落下増槽
- 胴体側タイヤカバー
- 主脚カバー右側
- 主脚カバー左側
- 左右タイヤ内側
(ディティールアップ)
- 胴体 空気取入口
- 機首 空気取入口
青い点線に沿って折り目をつけ、四角く、上部を少しカーブさせて貼り合わせる。
(9)機首 カウリング上部の内側に貼り付ける。
マイナスドライバーの先端にスティックのりをすくい、
貼り合わせる部分にピンポイントで塗り込むと作りやすい。
- 搭乗員・救命胴衣
- 排気管 左側
青い点線に沿って二つに折り、貼り合わせる。
(9)機首 カウリングに印刷されている排気管は使わないので切り取り、カウルフラップに切り込みを入れる。
左側のカウルフラップを少し開き、その内側に排気管を貼り付ける。
- 排気管 右側
青い点線に沿って二つに折り、貼り合わせる。
(9)機首 カウリングに印刷されている排気管は使わないので切り取り、カウルフラップに切り込みを入れる。
右側のカウルフラップを少し開き、その内側に排気管を貼り付ける。
飛ばし方
零戦21型と同じです。詳細は零戦21型の「
飛ばし方」を参照ください。
プロフィール機データ
- スケール:1/72
- 全長:13.7 cm
- 全幅:15.7 cm
- 全高:3.0 cm
- 重量:2.2 g
- 主翼面積:42 cm2
- 翼面荷重:0.05 g/cm2
- 用紙:普通紙 両面厚口 A4サイズ プリンタ用紙
- 重心の位置:翼弦長の前縁から55%〜60%
- 上反角:10度〜15度

重量計測には、吉田英一さんの「切り抜く科学工作シリーズ」より「
精密天秤 やじろべえ01(ゼロワン)
」を使わせて頂きました。
(完成 2025年5月17日)
(改修 2025年6月23日 のりしろ縮小)
(改修 2025年12月15日 胴体後部の短縮、主脚の補強、全体的な手直し)