零式練戦 プロフィール機
保安塗粧/後期標準迷彩




実機について
零式練戦は、零戦21型をベースに複座化した、空中戦の訓練もできる高等練習機です。1943年に初飛行しました。
最大の特徴である複座のコックピットでは、訓練生が開放式の前席に、教官がキャノピーのある後席に搭乗しました。
また、着陸時の転覆事故に備えて操縦席にロールバーが追加されるなど、安全面への配慮も施されました。
実戦用の零戦と同等の飛行特性を維持するため、複座化による重量増加を相殺すべく、
主翼の20ミリ機関砲や着艦フックなどが取り外されました。
この重量調整により、飛行特性は実戦機とほぼ変わらない水準に保たれました。
もともと零戦の飛行特性は極めて安定していたため、
空中戦技術を学ぶ訓練生が着実に技術を体得できる、優れた練習機となったのです。
設計
先に作った零戦21型をベースに、零式練戦の特徴である複座化により大型化したキャノピーと、
胴体後方に追加された安定ヒレを新たに作り直しました。
(改修 2025年6月23日)
軽量化のため、各部ののりしろを3ミリの幅に縮めました。
(改修 2025年12月18日)
この零戦シリーズは最初に手がけたもので、まだ作りが粗かった3つの部分を手直ししました。
まず、水平尾翼の拡大により後退していた垂直尾翼の取付け位置を5ミリ前進させ、
長くなっていた胴体後半も、実機と同じくらいの長さに戻しました。
また、ディスプレイスタンドとしての主脚は、主翼の上反角が10度の時に適正な長さとなるように短縮しつつ、
三つ折りにして貼り合わせ、補強しました。最後に、機首カウリングののりしろ周辺を、
別に手がけたテキサン/ハーバードシリーズと同じ構造にして強度を高めました。
保安塗粧

PDFファイル:Zero_Trainner_orange.pdf
※ダウンロード時のご注意
後期標準迷彩

PDFファイル:Zero_Trainner_green.pdf
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作り方
零戦21型とほぼ同じです。詳細は零戦21型の「
作り方」をご参照ください。
相違点のみ記します。
(機体)
- 主翼
- 胴体内側 主軸
- 機首内側 主軸補強
- 胴体内側 主翼取付け部
- 胴体左側面
- 胴体右側面
- 機首外側 主軸補強
- 機首おもり
- 機首カウリング
- 機首カウリング下部
- 水平尾翼
- 垂直尾翼
- 主翼下面 補強
- 機首おもり先端
- 胴体左右 安定ヒレ
青い点線で「L」字に折り、(5)(6)胴体左右側面の後部の点線に沿って貼り付ける。
(ディスプレイスタンド)

- 胴体下部
- 左右主脚
- 落下増槽
- 主脚カバー右側
- 主脚カバー左側
- 左右タイヤ内側
(ディティールアップ)
- 胴体 空気取入口
- 機首 空気取入口
- 搭乗員・救命胴衣
飛ばし方
零戦21型と同じです。詳細は零戦21型の「
飛ばし方」をご参照ください。
プロフィール機データ
- スケール:1/72
- 全長:13.7 cm
- 全幅:17.0 cm
- 全高:3.0 cm
- 重量:2.2 g
- 主翼面積:44 cm2
- 翼面荷重:0.05 g/cm2
- 用紙:普通紙 両面厚口 A4サイズ コピー用紙
- 重心の位置:翼弦長の前縁から55%〜60%
- 上反角:10度〜15度

重量計測には、吉田英一さんの「切り抜く科学工作シリーズ」より「
精密天秤 やじろべえ01(ゼロワン)
」を使わせて頂きました。
(完成 2025年5月17日)
(改修 2025年6月23日 のりしろ縮小)
(改修 2025年12月18日 胴体後部の短縮、主脚の補強、全体的な手直し)