電子工作を始めよう!! -5
(電子ホタル 製作)



いよいよ製作

部品がそろったところで、製作します。

ユニバーサル基板に部品の足(端子)を差し込み、折り曲げて半田つけします。部品の足は、最後までしっかりと差し込み、きちんと折り曲げます。

部品の配置は、下の図のようにします。

電子ほたる部品配置図

私は、小さな基板に組み立てましたが、はじめは部品の間隔を広くとって配線した方がいいかもしれません。

配線が間違っていなければ、どのように配線しても構いません。

隣の配線とくっついてしまったりしないよう、注意して配線してください。半田をつけすぎたときには、半田吸い取り器や、半田吸い取り線を使って半田を吸い取ります。


作るときに注意すること

コンデンサ、トランジスタ、LEDには、向きがあります。向きを間違えると、動きません。 図に書いてある向きに部品を配置してください。

電解コンデンサには、極性(+、−)があります。足の長い方が+です。コンデンサの本体(筒の部分)を見ると、−のマークが入っています。こちら側が−端子です。

LEDにも向きがあります。足の長い方がアノード(A),短い方がカソード(K)です。AからKの向きにしか電流が流れません。逆についないだ場合、電流が流れず、光りません。

トランジスタには、3つの端子があります。向きを間違えないようにしなければなりません。四角い面(顔)を手前にして、足を下にして持ったとき、左の足から、エミッタ(E)、コレクタ(C)、ベース(B)です。E,C,B 「え、く、ぼ」 の順です。 図のようにトランジスタの顔が向き合うように配置します。

Bスナップからの配線(赤と黒)は、図のように配線します。赤、黒を間違えないようにします。

抵抗、CdSには、向きはありません。どちら向きに接続しても構いません。

製作しているときは、電池をいれてはいけません。


組立が終わったら

部品面 配線面

配線し終わったら、正しく部品が接続されているか、よく見て確かめます。

間違っていなければ、Bスナップを電池ボックスに接続してから、電池を入れます。(電池を入れてからBスナップをつなぐと、間違えたとき逆向きにつないでしまうことになる)

CdSを手で覆うなどして、暗くすれば、LEDが点滅します。結構 暗くないと、点滅しません。

簡単な回路ですが、はじめて作るときには、うまくできないかもしれません。がんばって作ってください。



次回は、電子ほたるの回路図を紹介します。


(c) 1999 Ishijima Seiichiro
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