随想録
2001年7月〜8月


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2001年8月6日 何かたんリニューアル

 夏休みだからかな、最近HTTP port probeを頻繁に受ける。串を通してすらいないからAPモロばれだぞ。そんな馬鹿に報復する良い手段はないものかな?

ようやくデフォルトシェルが装備された

 ゴーストは“双葉”というようだ。ヘッドラインが使えなくなったのは定義ファイルが存在しないからかな。調べるのも手間なので、当面様子を見てみる。トップページのSSTPを何とかしたいな。“任意更新”はどうにもならなさそうだから、他の手段を考えよう。

2001年7月29日 座れないし

千と千尋の神隠し

 予告を観たときはどこが面白いのかしっくりこなかったのだけれど、全編通して観ると納得できた。予告にはセリフが入っていなかったのが大きいな。
 小難しい理屈をひねっていないし、複雑なストーリーでもない。質の高いアニメーションを楽しみつつ作品の声に耳を傾けていればいい。思わず微笑んでみたくなる、そんな映画だった。

★★☆

2001年7月26日 カカカカカカカ

“エイリアン9” 富沢ひとし ヤングチャンピオンコミックス

 アニメ版が良かったのでコミックス全3巻衝動買い。“幸せのあり方”をテーマにした作品は数あれど、ここまで変わった物語は珍しい。ほとんど心象描写がないうえに、世界観に関する説明も最小限だ。
 コミックスは全30話あって、アニメのVol.1は第4話までに相当する。原作ではこれからどんどんハードな展開になっていくのだが、どのように映像化するのかとっても楽しみ。

2001年7月21日 親子連れ禁止

東京キャラクターショー2001

 08:30 幕張メッセに到着する。最後尾を目指す旅が始まる。
 09:00 開場したらしいが列はどんどん会場入り口から遠ざかってゆく。いい天気だ。
 11:10 ようやく会場入り。同行した友人が『大阪うちわを買えなかったら貴様を殺す(意訳)』とのたまうのでメディアワークスのブースへ行くとシスプリ目当てのプシューどもが会場外へと列を連ねている。死にたくないので並ぶ。
 12:30 引き続き行列の中。周囲の人間に殺意を抱いてみる。
 13:30 うちわ購入。人生の意味を考えようとするも、空腹に負ける。

 “東京ミュウミュウ”だの“ちぃ”のコスプレだの“小森まなみ”のサイン会だの色々あったけど、既に記憶が…つうか何しに行ったんだ、俺。

 今日の収穫:うちわ×1

2001年7月17日 こういうミステリもアリ

 NHKが政見放送ばかりで、朝の時間感覚が狂ってしまった。NHK7時のニュースでどのコーナーのときどんな作業をすればよいのか関連付けしているだけに厳しい。
 以前、家の玄関先が虫パラダイスだという話をしたけど、最近はクワガタやカブトムシまで出現する始末。

“紫骸城事件” 上遠野浩平 講談社ノベルス

 この作家の作品は、物語のコンセプトとキャラクターが面白いね。ファンタジー小説の体裁を取りながらミステリー。魔法が存在する世界でミステリー。
 なんと言うか、七海連合軍凄すぎ。

“秘密” 東野圭吾 文春文庫

 タイトルぐらいは聞いた事があったのだが、あまり関心を抱かなかった。アイドル主演で劇場映画化した作品という先入観もあったからだろう。ふとしたきっかけで読んでみてビックリした。家族愛・真摯な思い・かけがいのない日常・引き裂かれる想い、そして奇跡。
 思い切って鍵ッ子の貴方にお勧め。是非とも感想が聞きたい一作。

“黒い仏” 殊能将之 講談社ノベルス

 “ハサミ男”もなかなか凄かったけど、これは流石にやりすぎじゃあ…。オチで笑ってしまったミステリというのは稀有な存在ではあるな。


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