随想録
2000年
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2000年3月13日 アンナと王様
ジョディー=フォスター主演作品を見るのは私の義務です。
ジョディ=フォスターは特別です。
私に映画の面白さを教えてくれた女優なのです。『羊たちの沈黙』を観ることがなかったら、私の人生は違う方向に向いていたかもしれないくらいなのです。
『アンナと王様』は個人的に大変センチメンタルな映画だった『コンタクト』以来になりますが、事前の心配(笑)は、杞憂となりました。
実話が元になっているそうですが、歴史モノの映画は好みなので楽しんで観ることができました。チョウ=ユンファの王様ぶりもなかなか堂に入っていました。
★★☆
いつ書いたんだ? これ。
2000年1月30日 ジャンヌ=ダルク
ジャンヌ=ダルクって知名度のわりに、その人となりが知られていないような気がする
ジャンヌ=ダルク好きの私にとっては必見の映画です。
ジャンヌを題材にした作品は映画はもちろん、歌劇・戯曲・小説・学術論文・コミックなど挙げればきりがないくらいです。残念なことにこれらの資料や作品に接する機会にはあまり恵まれていません。資料は一部の新書で刊行されているものを除いて殆どが高価な専門書に属していて手が出ません。おまけに充実した資料は、やっぱりフランス語が読めないとならないという切ない状況なのでした。
映画にいたっては、販売されているものを見かけることがありません。レンタルビデオ店には行かない主義(笑)なのでしっかり確認したことはありませんが、数度覗いた経験からいって期待はできなさそうです。
閑話休題。
愚痴が長くなるといけないのでここでは映像作品に絞って触れていきます。
そんな状況下で私が観たことのある作品は、5年前にこっそり公開された監督:ジャック=リヴェット(『美しき諍い女』が日本で変な評判になりましたね)、主演:サンドリーヌ=ボネールの『ジャンヌ/愛と自由の天使』『ジャンヌ/薔薇の十字架』2部作だけです。この作品、2作あわせて6時間という超大作で当時住んでいた札幌では観られないかと諦めかけていたのですがシアターキノが上映してくれて大感激しました。お勧めです。
久しぶりにマシな映画を観た
さて。100年戦争と呼ばれる英仏の長い戦争の中で生まれた一人の乙女の物語をリュック=ベッソンはどのように描き出すのか。『グラン ブルー』や『レオン』といった渋い作品から『フィフス エレメント』や『TAXI』などのお気楽娯楽作品まで手広くこなすだけに、今度はどんな映画になっているのでしょう。それも私がこだわるジャンヌ=ダルクをどのように映像化するのか、お手並み拝見といった心境でした。
結論から言えば、なかなかに観応えのある作品です。
英語を話すフランス人(まあ、アメリカの映画だから当然なのだけど。5年前に観た映画はフランスの作品で、その印象があまりにも強かったために変な思い込みをしていたようです)とかオープニングからオリジナル要素爆発の展開といったニヤリとさせられてしまうこともあったのですが、歴史物のエッセンスを残したまま娯楽映画としても楽しめるなかなかの出来に嬉しく思いました。
★★☆
2000年3月13日 記
2000年1月23日 ブレア ウイッチ プロジェクト
更新をサボっているうちに感想の鮮度が失われてしまった。
そんなわけで、本文は割愛です。
★★☆
2000年4月23日 記
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