5.問題教師を擁護するな

 犯罪的なのは、生徒に迎合的か、または自らの思想をもとにして、「自由」「強制反対」「押しつけ反対」を主張し、結果として社会に適合できない、という生徒の将来にまで悪影響を与えている教師です。そういう教師は「組合」に守られているから実にたちが悪い。

  しかも、生徒から見ればこういう教師の方が「楽で良い」のです。勉強しない「自由」もあるわけですから。学校側の「強制」が減るのですから。しかし、その裏には必ず結果があります。「因果応報」です。
 学生は、その因果応報に気づかないケースが多々あります。にもかかわらず、それを教えない教師これは犯罪的です。生徒の将来を全く考えていないわけですから。
 もちろん、そのツケは高校入試や大学入試、あるいは社会人となって生徒自身が支払うことになります。しかし、それを承知でツケを払うのではなく、きちんと教えられなかった場合はどうでしょうか。

 余談ですが、うちの学校にはこういう先生がいました。
 「勉強したくなかったらしなくていいんだよ。だったら土方やればいいんだ。体一つで稼げる職業に就け」

 頭で稼ぐか、体で稼ぐか。またスポーツなどの技術で稼ぐか。生徒自身が選択した結果、勉強しないのは自由です。
 しかし、そういう道をまだ確固として選択してない者に、「自由」をもとに好き放題やらせるのは間違っています

 そしてその選択に当たって、きちんと語るべきです。一般的に、肉体労働は、若いうちはいいけど年を経るごとに体力や技術の維持に大変であること。頭脳労働は若いうちに一生懸命勉強しないと年とってから勉強をがんばっても相当大変で、そして絶えず勉強していないと忘れてしまうということ。技能労働は、日々の精進がないと生きていけないこと。

 これらをふまえてきちんと教えて将来を考えさせるのが教育ではないでしょうか。それらを教えた上で生徒の「自由」を認めるべきだと思います。「甘やかし」と「自由」は異なります(次で書きたいと思いますが・・)。

 ましてや、犯罪行為を行う教師は論外です。

 「日の丸君が代反対」で朝まで生テレビなどに出演させ、「金髪先生」として一部マスコミがもてはやしていた取り上げていた教師の実体が最近ようやく表沙汰になり、校長を車ではねてようやく懲戒免職になりました。
 しかし、これをもてはやしていたマスコミも、少し調べれば実態はわかっていたはずですから、異常です。ましてやこの期に及んで彼を擁護している千葉県教職員組合も異常です。
 小学校の105世帯のうち100世帯から担任をはずすように要求してされている教師の何を擁護するのでしょうか。ましてや教職員組合では、研修を命じられた教育委員会側の措置に対し、「監禁」けしからんとホームページでやっているわけです。
 ばかではないか、と。

 ましてや、組合や思想を背景に、ほとんどの世帯から抗議されているにもかかわらず、事なかれどころか本来排除されるべき問題教師どもがのうのうと税金の収入を得ているのは異常です。しかも生徒に害悪をなして

 義務教育を文部省が引き続き維持するなら、そういう問題教師をクビまたは改善策がとれるようなシステムを作る必要があると思います。そして、そういう異常な教師を保護する教職員組合をマスコミはなぜ糾弾しないのでしょう。ましてやもてはやすマスコミもいるとは。少なくとも産経新聞以外は沈黙しています。これはおかしなことです。

  PTAをはじめ、マスコミもイデオロギーから離れてまずは「教育」について、真面目に監視する必要があるのではないでしょうか。

 もし、そういう教師を制度上(地方公務員法などで)排除できないならば、制度を改正すべきです。それができないなら義務教育をすっぱりあきらめ、すべて私立とし、私立学校へ通う家庭への補助金で対応すべきです。
 もちろん、オウム小学校などができたら困るので、原則それには反対ですが・・。

 

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