テレビではわからない実際の話

 最近特に思うのが、テレビなどで非常に一面的な報道しかされていないということです。
 私は塾講師もしていましたが、授業でも一面的な言い方しかしてません。

 このような状況が続くとどうなるか。我々国民は知らず知らずのうちに「そういうものだ」と思いこんでしまいます。その結果、考えることをやめてしまうのです。

 最近日本はそうなりつつあるのではないか、と個人的に考えています。そうすると、我々は正論を言っているつもりなのに世界から見たら異常なことを言っている、ということになりかねません。

 そんな中で、こういう職業をやっているためわかることも含めて、ぜひ、雑誌等で述べられていることの裏にある別な視点も含め、いろいろなテーマについて考えるための材料を提供できればと考えています。
※年月日は書いた日です。

1.規制緩和と自己責任(99年7月)
 規制緩和とはいいことばかりのように言われています。本当なのでしょうか?私は嘘であると断言します。役人の仕事を増やすために規制なんか作りません(早く帰りたいです)。そんな「規制」について考えたいと思います。
1)規制とは何か
2)規制がなくなったあとはどうなるのか
3)規制緩和が日本経済に与える悪影響

2.きちんと教えない教育の問題(01年6月改訂)
 教育の問題は新聞や日教組が言うような文部省のせいなのでしょうか。また、授業内容は胸を張れる内容なのでしょうか。一方学校側や教師にそんなに責任があるのでしょうか。そんなことについて考えてみたいと思います。
1)教育の問題
2)本当に学校の勉強は何も役に立たないか
3)教師は自分の思想を教えるな
4)教師の力量がもろに出る教科
5)教師の大変さ
6)問題教師を擁護するな

3.年金について考えませんか?(01年5月)
 我々の将来にとって非常に重要な年金。しかし、今やそれが政治の道具と化しています。若手世代から見て本当に反対すべき内容なのでしょうか。政治家は本当のことを言っているのでしょうか。選挙を控えた人気取りのために反対を叫んでいるのではないでしょうか。そんなことについて検証したいと思います。
1)年金とは
2)誰が何に加入できるのか?
3)公的年金と私的年金の違い
4)公的年金の考え方と誤解
5)今回の年金改革の概要
6)私的年金制度の問題点
7)確定拠出型年金(401K)とは?

4.選挙について(01年11月)
-選挙は、我々日本国民について非常に重要です。しかし、投票率は下がり「誰に投票しても同じ」という声がよく聞かれます。
  しかし、本当にそうなのでしょうか。それはうそつき政治家のせいではないでしょうか。一部マスコミの表面的報道のせいではないでしょうか。是非ともうそが少ない政治家を選び、投票して、インチキ政治家を排除しましょう。
1)はじめに
2)これは絶対うそつき!
3)その他怪しい公約
4)選ぶべき主な論点
5)終わりに

5.最近の「改革」について思うこと・・(02年1月)
-昨今は「改革」ブームで、実は橋本内閣から延々と「改革」「改革」と騒がれています。
 しかし、それは十分に検討されているんでしょうか?
 私はそうは思いません。政治家のパフォーマンスのためにかえって国民に害をなしていると言えます。「やるならきちっとやれ」「自分の権益を守って、「省益」「役人は権力を守る」という言葉でごまかす偽善政治家が国民に害をなす」ということについて書きたいと思います。
1)特殊法人改革はたぶんうまくいかない
2)何も知らない人がものを言い過ぎる
3)例えば道路公団
4)愚かな「県会議員」的国会議員が国を滅ぼす

6.法律や政策がきちんと報道されていない・・・
-民主主義に生きる我々にとって、法律や政策についてよく知ることは基本です。
  しかし、残念ながら十分理解していない人が、憶測で記事を書いているのではないか?と疑うものもあります。
  このあたり、いくつかの話題の法律や政策を見ていきたいと思います。

(1)住民基本台帳法の一部を改正する法律(平成11年法律第133号)
 (02年10月)
  →いわゆる住基ネット(国民総背番号制)です
1)住民基本台帳法とは?
2)「個人情報保護法案がないとプライバシーが保護されない」?
3)「すべてを国に管理される管理社会の第一歩」?
4)「選択制」は認められるか?
5)私の考え方

(2)補助金改革(三位一体改革)(03年7月~8月)
1)補助金とは
2)補助率-裏負担を報道しないのはなぜ?
3)へんてこな補助金批判
4)補助金はどこまで必要か
5)税そのものについてきちんと検討を
6)補助金よりも地方交付税をしっかり見直すべき
7)交付税の見直しと地方の将来像
8)役割分担をどう考えるか
9)まとめ

(3)天下り問題とキャリア制度(04年8月)
1)なぜ癒着が起きるのか
2)フランチャイズ
3)制度設計の問題
4)人件費
5)天下り問題を組織面から解決する
6)接待文化のジェネレーションギャップ
7)プライドだけ無能キャリアの問題
8)慢性的人員不足と有能キャリアへのしわ寄せ
9)人材確保のために・・
10)まとめ
11)付記:女性のキャリア登用の問題点

(4)農業者戸別所得補償法案(08年3月)
 これは対案とは呼べない

(5)雇用関連4法案(08年12月)
1)内定取消しの規制等のための労働契約法の一部を改正する法律(案)
2)派遣労働者等の解雇の防止に関する緊急措置法(案)
3)雇用保険法の一部を改正する法律(案)
4)期間の定めのある労働契約の規制等のための労働契約法の一部を改正する法律(案



7.困った国会議員を考える(03年8月)

-最近国会議員のレベルの低下が著しいです。特に、マスコミなどでたびたび取り上げられる国会議員の中に明らかにどうしようもないというレベルの議員がいます。
 最近当選した人のうち、「国民のため」を忘れた、困った人たちをタイプ別に取り上げたいと思います。
1)国民のためでなく特定の国民のため-亀井静香氏
2)いわゆる扇動政治家-田中真紀子氏
3)「女性」「平和」で真の主張を隠す-土井たか子氏
4)国会議員の仕事は新聞に載ること?-長妻昭氏
5)国民のためでなく自分のため-大橋巨泉氏

8.民主党は真剣に考えて欲しい(03年11月)
-民主党が掲げている具体的な政権運営方針について、問題点を現場から指摘したいと思います。霞が関批判は結構ですが、パフォーマンスのために行政が止まってしまうのはもっと問題です。
 「国民のため」を真面目に考えている国家公務員は多いものです。ただ敵視するのではなく、うまく使うことを考えるべきではないでしょうか?
1)マニフェスト比較(はじめに)
2)無茶な政策実行体制
3)机上の空論「大臣の官邸常駐」
4)独裁政権を狙う?
5)人材登用-コネ採用?
6)各省調整を政治家がやる?
7)予算を軽く見ないで欲しい
8)おわりに

9.巧言令色鮮(すく)なし仁(10年5月)
 
歴史的な政権交代が行われ、多くの国民の期待を背負って船出した鳩山丸。
 そして、予想通りとん挫しましたが、しかし予想以上のわずか8ヶ月半という早さで鳩山内閣は退陣、菅内閣となりました。
 いわゆる「小沢切り」と無能な総理が退陣したことで、本当の民主党はこれからだとお考えかも知れませんが、その実、鳩山前総理のみではなく、選挙のためなら大風呂敷、という民主党そのものに大きな問題があります。

 民主党がなぜうまくいってないのか、ある意味必然とも言えるのですが、それを過去の法案や発言、そして政権交代後の行動などから考察してみます。

1)誇大広告
2)過去忘却
3)粉飾実績
4)二枚舌
5)アジテーション
6)自画自賛
7)再出発のために
8)メディア・評論家メディアの大罪

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