7/2/2000
ツェルマットと食事
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ツェルマット再び (Zermatt, Again) 再び、ツェルマット。 ゴルナーグラートへは早朝7時頃の登山電車に乗っていたので、ツェルマットに下りたのも意外に早かった。午後3時前にホテルに帰っていた。シャワーを浴びて少し仮眠をとった後、再びツェルマットの町を一人で散策した。それにしてもこの町、本当に日本人が多い。ツェルマットだけでよいというなら海外旅行初心者でも全然不便を感じないと思う。日本料理屋もあるし、寿司屋もあるのだから。魚は地中海から持ってくるとのことで味も美味しいとのことだ。この日は、半日自由行動なので夕飯も自分で自由にして良いとのことだった。実は、スイスの食事は質素でジャガイモ料理が多い。毎回、ジャガイモと肉、あるいはトラウト(マス)といった調子であとはボソボソとしたパンとスープみたいな感じだ。決して美食家ぶるつもりはないが、このパターンの繰り返しだといい加減別の食事が恋しくなる。何となく、ご飯が食べたいなぁと思うところは根っからの日本人である。スイスに来る前に友人からカレーライスを食べさせてくれるところがあるというのを聞いていたがどこで食べられるのか店の名前を忘れてしまった。そこで添乗員さんに聞いたら「ゾンネでしょう」と教えてくれた。オーナーの方が親日家で日本人に大変人気のあるホテルということで、夕飯はそこへ行ってみることにした。実は、予約も何もしていない状態で行くので内心は、半分、無理だとあきらめていた。ホテル・ゾンネはツェルマットの大分奥まったところにあるしゃれた雰囲気のホテルだった。入り口で予約なしで食事ができるか確認したところ、宿泊客や予約客で一杯だということで諦めて帰ろうとしたら、オーナーの女性がカウンターバーでカレーライスだったら出せるという、ご厚意に甘えてカウンターバーで食べさせていただくことにした。カレーライスの味はとても美味しかった。まさか、スイスに来てこうした食事ができるとは思えなかった。それと、私のような予約なしの不躾な訪問者に対して気を遣っていただいて恐縮するばかりだった。それでも、親切にもてなしてくれたホテル・ゾンネの皆さんに今でも感謝している。興味のある方は、ホームページがあるので訪問してみてはいかがだろうか。(http://www.sonne.masch.com) こうして、昼・夜とご飯を食べることができて幸せなクマのプーであった。めでたし、めでたし。 |
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街中の十字架
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ツタの家
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墓地
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ホテル・ゾンネのバー
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ゾンネで食べたカレー
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ホテル・ゾンネ (Hotel Sonne)
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