ツアー4日目

 

 

7/2/2000 ゴルナーグラート展望台と軽ハイキング

1. ゴルナーグラート展望台へ (Gornergrat)

ゴルナーグラート。マッターホルンの展望台としてあまりにも有名な場所。ツェルマットから登山電車で小一時間のところにある標高3400メートル程の大展望台だ。登山電車は、殆ど日本人で昨日以上に驚く。富士山頂と殆ど同じ標高で、走ったり早歩きしても頭痛や軽い酸欠を起こすためゆっくりと歩くの原則。とにかく、空気が薄いので高山病になる人がいる。私も、最初なれるまで息苦しい感じがした。お天気は快晴でマッターホルンの勇姿を長時間拝むことができ本当にラッキーだった。今回のスイス旅行の中で、山としての美しさや雄大さではこのマッターホルンが一番だったと思う。ゴルナーグラート一帯は残雪や氷河が間近に見ることができる。こうした景色も日本にはないところだ。ただ、夏場は本当にここはスイスなのかと思うくらい日本人が多い。これは驚きに値する。(何てことはない、自分もその内の一人なのだが) 後で知った話だが、マッターホルンは日中よりも夕方が非常によいとのこと。考えてみると日没とマッターホルンが見渡せるわけだからもっともな話かもしれない。このホームページの読者の中でゴルナーグラート方面に行きたいという方がいらしたら、夕方のゴルナーグラートをコースに加えてみてはいかがだろうか。

早朝のマッターホルン
ゴルナーグラート駅とマッターホルン
展望台から見る氷河

 

2. ハイキング

小ハイキング ゴルナーグラートから登山電車で一駅下ったところから軽いハイキングをしようということで、高山植物の中をゆるゆると歩いた。スイスの高山植物を楽しむならば6月下旬〜7月中旬位が最も種類が豊富で旬なのだそうだ。(8月はもう終わっているらしい)いろいろな花々が咲いていて時間を忘れて写真を撮影し続けた。マッターホルンの景色もさることながら、高山植物の咲く景色はまた別の意味で可憐で美しい。ほとんど、草原状でアルプスのハイキングといった感じだ。途中に池のような場所があり、そこで昼食。おにぎり弁当だった。食事のことは後ほど書くが、昼食にお米が食べられて良かった。一駅下ったところで登山電車に乗り、ツェルマットの町に下りた。

道ばたに咲く花
ゲンティア(アルプス三大花)
アルプスのハイキング

 

 

 

 

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