ツアー6日目

7/4/2000   ユングフラウ・ヨッホとアルプスハイキングの一日 Vol1

 

1. ユングフラウ・ヨッホへ

5:30頃に目が覚める。ホテル一帯は霧に包まれていて殆ど視界が利かない状態だった。6:30発の登山電車に乗るので必要な準備をして朝食を取った後、駅へ向かう。駅に向かう途中から、小雨模様となり出鼻をおられるような感じがした。今日行く、ユングフラウ・ヨッホはスイスアルプスを間近に一望できる大展望台。スイス観光の目玉とも言えるスポットだ。

ヴェンゲンを出てしばらくすると雨足は強くなり、乗換駅であるクライネシャイデックに着いたとき土砂降りとなる。完全に雨雲の中にいるため夜のような暗さで不気味な感じがした。

ヴェンゲンから登山電車を乗り継いで約1時間20分程度だろうか。アルプスの三大北壁として有名アイガーの真ん中をトンネルで抜け、標高3,400メートルに位置する大展望台ユングフラウ・ヨッホに到着。観光施設とはいえ、富士山頂なみの高山なので空気は薄く、走ったりしようものなら酸欠状態を起こすためゆっくり動くようにとの指示がある。エレベーターで展望台に着くと、外は吹雪だった。さすがに、高山の気象条件は厳しい。気温は、3〜4度程度なので真冬の装備をしてこないと体調をおかしくする。

早朝6:30のヴェンゲンの天候

氷河のトンネル、アイスメーア
氷河のトンネルアイスメーアにある氷像

 

2. 展望台からの風景

殆どの観光ツアーはこの展望台見学に2時間程度しか時間をとらない。そのため天候が悪い場合、何も見られずに下山するということになる。ところが、私たちのツアーは、午後のハイキングとユングフラウ・ヨッホの見学だけなので十分な自由時間をとれたことがある意味でラッキーだった。時間が経つにつれて天気が持ち直しアルプスの山々と一同に会することができた。最後は青空の下、外に出ることもできた。

最大の氷河、アレッジ氷河
ユングフラウ峰 (4,158m)
ユングフラウヨッホ展望台

 

 

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