考古学のおやつ

2002年1-4月の発言

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東京の学生(30 Apr 2002 17:35:16)
先日、芝川町、窪A遺跡の見学に行って来ました。そこで、ちょっと不可解なことを耳にしました。と、いうのは、誰でも自由に現地に立ち入りして、見学しているのに、発掘調査員らしき人に、立ち入りを禁止された方がいたと言うことです。どこから見えた方か知りませんが、あんな山奥まではるばる行って、見学できないのは、ずいぶん気の毒におもいました。できるだけ多くの人に見ていただいてこそ、意味のあるものだと思いますが、、、、県や、芝川町、あるいは、発掘を担当している人は、そのような、特定の立ち入り禁止者を決めているのでしょうか?それならば、事前に公表していただきたいと思います。

白井〜〜Link(15 Apr 2002 07:25:06)
村上さま
補足していただいたおかげで,ご主張の意味が納得できました。
最初の引用でほかの部分が「(中略)」となっていたことに,もっと気を配るべきでした。
蛇足の感は確かにありますので,当該部分は原文から削除いたしました。

村上昇(15 Apr 2002 00:59:39)
先の発言は言葉足らずでしたので、補足致します。

>試行錯誤のためには指摘も必要です。指摘がより的確であることによって改善の道筋が明らかになります。

私の意図としては、指摘することそのものに関して反対していたのではありません。
むしろ、指摘するべきは毅然として指摘する姿勢には感服いたします。
まず、この点は、補足する必要を感じました。
では、何故発言をしたかというと、「どうしても市民を待たせたいの?」という、
この表現が気にかかったからです。

ネットでの発言は、要点を簡潔に記す必要があり、とかく、不必要に先鋭化します。
すくなくも、私はそのように感じています。
事件化するようなほどの重大な事柄に対しては、確かに初めから厳しく指摘する必要があるでしょう。
しかし、今回はどうでしょうか?
初めから完璧なもの、もしくは満足のいくものを提示できることは、そうはありません。
「どうしても市民を待たせたいの?」という表現は、個人的な感想として、この点で若干気になった訳です。
誤解を受ける恐れがあることを承知で述べると、少し悪意を持っての発言では?と受け取られかねないのではと危惧を抱きました。

ですから、繰り返しになりますが、
業界人同士の馴れ合いを助長する気はありませんし、ましてや、指摘そのものを控えたほうが良いとも考えてはおりません。
強いて付け加えるとすると、指摘するにも今回の表現は如何かと思ったということです。
別に、表現の自由云々を規制するつもりはありません。
HPの問題点は、件の一文までの記述で十分伝わるのではないでしょうか。
おせっかいだと言われればそれまでではありますが。
実際、おせっかいなのでしょうが、これも「指摘」と言えば「指摘」に入るのでしょうか。
普段、このHPのお世話になっている者の一人として、
また、昨今のネット上での先鋭化した表現を快く思わない者として、発言いたしました。

あと、匿名での発言はフェアではないと思いましたので、HNを変更いたしました。
「昨今のネット上での先鋭化した表現を快く思わない」ので、ネット上での発言を控えておりますが。
いえ、このHPそのものに不快感を抱いている訳ではありませんので、念のため。
考古学系HPに限らず、あくまで、一般論です。

白井〜〜Link(14 Apr 2002 16:39:46)
得意だろうが不得意だろうが,官公庁が市民の便宜のために公開しているものです。何を公開しているのか自覚しなければならないでしょう。
試行錯誤のためには指摘も必要です。指摘がより的確であることによって改善の道筋が明らかになります。

現状を指摘すると長い目で見ていないことになるのでしょうか?
寛容であることは事実を見て見ぬ振りすることなのでしょうか?
こんな掲示板で業界人の仲間内への甘さを暴露したところで,割を食うのは京都市民だけですよ。

寛容すぎますか?(14 Apr 2002 06:55:19)
京都市埋蔵文化財調査センターがサイト開設。
(中略)
そのHTMLも「file:///C:/netcomm/bunkazai/d01.gif」というローカルディスクの画像をプリロードするという無意味な記述のために必要以上に大きくなっている。どうしても市民を待たせたいの?

気まぐれニュースリンクでの上記の記事ですが、ちょっとだけ、なにかとお世話になっている京都市さんの弁護を。。。
私の知る限り、京都市埋文でサイト作りが非常に得意である、といった方はいらっしゃらないかと思います。
また、世代的にも、どちらかと言えば「そこまでは得意じゃないよ」といった世代の方が中心だと。
おそらく、そういった中でも、社会的な要望に応えようと試行錯誤の上で始めた「試み」だと思います。
先日も、ある技師さんが嬉しそうに、「やっとうちでもHPが出来たんだよ」とおっしゃってました。
難しいながらも、やっとHPが出来て嬉しいといった感じで。
必要なところは今後改善されるでしょうし、もう少し長い目で見てもいいのでは?
と、個人的には思いました。
寛容すぎますかね?

白井〜〜Link( 8 Apr 2002 23:28:13)
「大阪府立弥生文化博物館」名義で記入されている方へ

機種依存文字(ローマ数字や○内数字)の使用はご遠慮ください。
また,そのような現象を招きやすい「既存ドキュメントの丸写し」はできるだけ避けてください。

白井〜〜Link( 4 Apr 2002 23:29:37)
ご質問には,簡単な唯一の回答と言うものが存在しません。それは,機関によってまちまちだからです。
それは各機関が教育委員会の直営か,財団か,また,文化財担当職員をどのような身分と位置づけるか,によって,必要な試験・資格が異なるからです。行政職と大部分共通する公務員試験(久しく忘却していた数学や理科が出題される)を受けさせるところ,公立学校の教員として採用して埋文センターに出向させるところ,機関独自の選考を行うところなど,千差万別です。

さらに,あえてご質問に一言で答えるならば,「この掲示板で聞くべきではなかった」ということになるでしょう。それは,こういうことです。
この掲示板であなたの書き込みを見た人は,あなたが何の専門で,どのくらいの技量を持って,どこに住んでいて,どのような職場を希望しているか,まったくわかりません。また,そのような個人情報をここに書くべきでもありません。だから,せっかくのご質問ではありますが,この場にふさわしい質問とはいえないのです。

まず,あなたの就職したい地域・職種などについて,具体的な考えを持ち,アルバイトなどの立場でその機関の仕事に携わるとか,先輩などから情報を聞くべきです。指導してもらっている教授たちにも相談すべきです。掲示板に書き込むよりも,よりあなたにふさわしい回答を得ることができるでしょう。

地域によっては現在ほとんど募集を行っていないこともあるでしょう。人気の職場は数十倍,あるいは3桁の競争率になっていることでしょう。技量や資格があっても希望の就職ができない人もたくさんいます。それだけに,あなたの身近で得られるはずのさまざまな情報や便宜に目を向けるべきです。

まどか( 4 Apr 2002 14:34:44)
 はじめまして。私は考古学を専攻している大学三年生です。そろそろ就職のことを考え出し、憂鬱になっています。私の希望は埋蔵文化財センターや博物館の学芸員など、考古学に関係する仕事です。そこで質問なのですが、埋蔵文化財センターなどの専門職員になるには、公務員試験を受ける必要はあるのでしょうか。それとも、学芸員の資格のみで、採用基準を満たすことができるのでしょうか。実際にそのような職業に就いていらっしゃる方でもどなたでもいいので教えてください。お願いします。

考子(29 Mar 2002 21:42:31)
↓是非行こうと思います!!

たにた(24 Mar 2002 19:51:41)
現説・発掘掲示板でもお知らせしましたが、芝川町の窪A遺跡の現地説明会は
30日に2回目を行うこととなりました。

縄文時代草創期南九州先進説に一石を投じる発掘例になると思われます。

このような遺跡はなるべく多くの人に見てもらうことが重要と思われます。
ぜひお越し下さい。

キートン〜〜Link(23 Mar 2002 19:52:01)
本日3/23に行なわれた巨勢山古墳群の現地説明会を公開開始しました。
まだ完成しておりませんが、配付資料や写真などをご覧頂けます。
さらに今回は、動画もご覧頂けます。
明日行かれる方は、予習にどうぞ!

古代浪漫's ROAD

たにた(21 Mar 2002 08:25:25)
現説掲示板の方にも書き込みましたが、縄文時代草創期の集落跡が
静岡県富士郡芝川町にて発見されました。

現説にぜひお越し下さい。

鏡王女(18 Feb 2002 01:06:49)
はじめまして。突然ですが、ご教授ください。金箔の製造技法を調べています。
古代中世現代、いずれの時代でも。洋の東西を問わず。こんな本に載っているという情報でも結構です。今のところ、日本に関しては、ほぼ資料がそろいました。中国に関しては、天工開物に記載があるのはみました。その他、特に朝鮮半島、ヨーロッパ、古代エジプト、等々「紙」を使わない金箔製造法について情報お願いします。

キートン〜〜Link(14 Feb 2002 16:39:50)
今年に入って行なわれた現説の資料、写真、音声ファイルの公開を開始しました。

1/27 奈良・香芝市の下田東遺跡
2/10 大阪・富田林市のお亀石古墳

お亀石古墳 現説では、神戸商船大学教授が考古学ファンの質問に答える音声ファイルがあります。
必聴ですよ!

古代浪漫's ROAD

また2/17 飛鳥京庭園跡で行なわれる現説も公開予定です。

ichimi( 9 Feb 2002 20:43:34)
発掘現場紹介してください。

おがみ大五郎〜〜Link( 5 Feb 2002 01:30:17)
展覧会・研究会掲示板に狭山池博物館シンポジウム開催情報を投稿させていただきましたが、開催日と会場を重複記載してしまいました。迂闊でした。お詫び申し上げます。もし目障りのようでしたらば削除をお願い申し上げます。

白井〜〜Link( 3 Feb 2002 23:55:36)
イベント掲示板に書き込みをされている皆さんにお願いします。
最近、フォームの書式や注意事項を無視した書き込みが多く、困っています。
会場や会期が重複して記されても、煩雑な長文となるばかりで情報としての有用性を自ら損ないます。
また、記述の重複やムダなあいさつ文、無意味な改行・空白行・全角スペースによって不必要な長文となれば、ほかの人の書き込みをはるか下方に追いやってしまい、誰の得にもなりません。
もし、書き込みの動機が「イベントの宣伝」にあるのなら、ご自身の書き込みとその結果に対して、もっと自覚的になっていただきたいと思います。
皆様のご理解とご協力に期待いたします。
さらに、問題解決のためにも、既存ドキュメントの丸ごとコピーはおやめください。

chica〜〜Link( 2 Feb 2002 20:30:40)
Hi Chicaです。 みなさんお元気ですか?
富士見土器部会では、2月17日(日)水子貝塚公園の庭にて縄文土器の野焼きをします。(雨天順延24日)
興味がありましたらば、見にきてね。場所は埼玉県、東部東上線みずほ台駅下車徒歩15分です。
 私の土器作りのホームページに土器販売コーナーを作ってみました。(製作者との個人交渉となります)
直通URL: http://members.aol.com/hamagri
まだ簡単な作りですが、こちらも興味がありましたらば、のぞいてみてください。
 土器を作っている方々とリンクを貼りたい、ちか より。

大阪府立弥生文化博物館〜〜Link(30 Jan 2002 21:51:25)
大阪府立弥生文化博物館では博物館ボランティアを募集します。
申込みは2002年3月10日まで
詳しくはHPをご覧ください。

大阪府立弥生文化博物館〜〜Link(17 Jan 2002 16:46:32)
HPリンク集増補しました。
今回は、大阪府内は寝屋川市・貝塚市、
銅鐸にこだわって、野洲町・加茂町など増やしました。
弥生時代にかかわる、博物館・埋文センター・個別の遺跡にかかわるページなど
探しては増やしています。
市町村のページなどで、トップページからずっと先にある文化財ページなど、
発掘されていらっしゃる方、お教えいただければ幸いです。

横田幸男〜〜Link(14 Jan 2002 17:31:48)
 新年おめでとうございます。2002年になり、二十一世紀の人類と日本の飛躍につながる古代から現代におよぶ提起や、楽しい歌の解説など、盛りだくさんの内容を御用意しました。
 ゆっくりかみ砕いてお読み下さい。今後長文は、図版や資料を加えたPDF版も用意する考えもございますが、まずは皆さまの方でT-time(有料)などに読みこんで、見ていただければ幸いです。

    「新古代学の扉」 古田史学の会 インタネット事務局 横田
    www.furutasigaku.jp

一、日本の原理主義批判
 社団法人・日本外国特派員協会2001年10月 5日発表要旨です。英文も掲載(英文PDFも1月中掲載)神護石問題です。

二、 「逃げざる陵墓」を掲載(2001年1月講演)
神の手の論証・年輪年代測定法・曲水の宴と東北王朝・続天皇陵の軍事的基礎など

 年輪年代測定法と曲水の宴、これで論理的に東北王朝の存在が明確になりました。したがって『東日流外三郡誌(和田家文書)』偽書論争は、無価値に等しい論争となりました。もちろん東北王朝の存在は、中国文献で蝦夷国として認められています。
神の手の論証として、藤村新一の問題も扱っています。

三、「君が代は卑弥呼(ひみか)に捧げられた歌」を掲載
 君が代の新しい理解の到達点であり、現代をも含んださらなる問題の出発点としての提起です。これはアイデアの宝庫として、何ごとも決めつけずに「考える」という意味をこめて二〇〇二年へのメッセージです。祭祀と古墳、陶土員*と和歌などの問題です。

四、史料として古田史学会報1998年分を23号から29号まで公開。
 なお古田史学会報28号(1998年 10月12日号)に「東日流外三郡誌」裁判判決を客観的に解説した『判例タイムズ』の記事を紹介。

五、『古代史の十字路』・『壬申大乱』(東洋書林)の解説および史料批判として、
 ■人麻呂の運命に「君が家に我が住坂の家道をも我れは忘れじ命死なずは」と「淡海(あふみ)の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ」を掲載

六、『壬申大乱』(東洋書林)の解説および史料批判として、■人麻呂の運命に
  「州柔(つぬ)の歌」を掲載。
  これだけでも分かりにくいでしょうから、さらに解説を掲載する予定です。以上

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