考古学のおやつ

2002年7-9月の発言

[自由書式掲示板|展覧会・研究会掲示板|現説・発掘掲示板|ニュース掲示板]
[2002年5-6月|2002年10-11月|最新|編年表]
白井〜〜Link(28 Sep 2002 22:40:25)
ご指摘ありがとうございます。
趣旨はよくわかるのですが,報道の要約としては,これが正しいのです。
26日・27日の共同通信・宮崎日日新聞・朝日新聞・毎日新聞・読売新聞でいずれも九州初と報じています。
しかも,26日の毎日新聞,27日の宮崎日日新聞・朝日新聞では,類例に楯築墳丘墓や西谷3号墓を挙げており,必ずしも「古墳時代の」というニュアンスでないことを明記しています。
「九州初」報道がどこから生じたのか,柳沢氏の発表に由来するのか,新聞記者にコメントした河上氏や石野氏のコメントによるのか,この場にある資料では判断がつきません(今,柳沢氏からいただいたメール情報を参照できない場所にいます)。
ひとまず記事要約はそのままにし,注記を添える形で対応しようと思います。

(28 Sep 2002 00:27:12)
26日の記事に「宮崎市・檍1号墳で日本最大の木槨。幅4m,長さ7.2m。古墳前期。木槨の九州での確認は初」とありましたが、福岡市比恵遺跡6次や嘉穂郡鎌田原遺跡などで弥生時代の木槨が検出・報告されています。「九州で」の後に「古墳時代の」を入れられたほうが良いのではありませんか。

(26 Sep 2002 08:16:21)
ニュースリンクの和歌山のところ
終戦間際ですよね〜

>土偶マンさん
図や写真などが既に公表されてるなら、
好事家がもっててもいいのでは?
なかったらとらしてもらえば。
素人考えですが。

chica〜〜Link(24 Sep 2002 05:03:58)
だんだんと秋になってきて銀杏が、落ち始めています。遺跡からは銀杏は出ないようですが縄文人は食べていただろうし利用していたと思います。去年、やってみたのですが銀杏のくさい、くさーい果肉にカラムシを漬けておくと、繊維が細くなるような感じで糸がとてもやわらかくなりました。やってみてね。 ちかより。

chica〜〜Link(23 Sep 2002 23:15:26)
続、縄文の色...カヤの実(茶色)とトチノ実(黄色)とで黄土色。桑の実(紫色)とトチノ実(黄色)とで、お抹茶色(アーミーグリーン)の糸が出来た。
 桑の実で(実のなる時期6月)土器を黒に近い藍色っぽい紫色に染めれます。土器を作っている方、お試しください。とても良い色だと私は思いました。
RE土偶マンさんへ、発掘場所とかのデータがはっきりと確認出来ない物は学術的な価値がないそうですから、個人持ちでよいのでないかと思います、というか、わたしも欲しいのよー。ちかより。

土偶マン(23 Sep 2002 10:12:18)
皆さんにお聞きしたいのですが文化財保護法以前から出土した縄文土器や土偶、勾玉、埴輪など古代の出土品を個人の好事家が所有することをどう思われますか 考古学の観点からもしかしたらその中には今まで発見されていないような遺物があり考古学の発展に繋がるかもしれません やはり文化財と言う事から博物館などにすべて入ってしまう方が良いのでしょうか または学術的に発掘されたものではないから別に問題にならないのでしょうか

なおなお(23 Sep 2002 09:57:54)
こんにちは

SYMAN(22 Sep 2002 01:22:38)
東大や京大は文部科学省の所管だからでしょうか。
いずれにしても、日朝会談での合意内容から問題を絞り込んでいく過程で記者の恣意が入り込んでいる可能性もあるので、記事のみから憶測することにあまり意味はないと思います。

早傘(21 Sep 2002 11:25:45)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020921-00000202-yom-soci
「北朝鮮出土文化財の取り扱い、日朝交渉のテーブルに」
>文化庁が把握している、北朝鮮出土の文化財は約550件。(中略)ほとんどを東京国立博物館が所有している。

戦前の官営発掘の出土品を東大や京大が沢山もってそうに思うのですが、勘違い?
それともすでに韓国に返したということでしょうか?

chica〜〜Link(18 Sep 2002 09:41:07)
今、トチノミが落ちています。アク抜きをすると食べれるとか。トチノミを拾ってきて、中の黄色い実をトチノミの外殻を焼いて作った灰汁を熱くしたのに漬けました。黄色のアク汁がかなり出ました。その黄色汁に、木綿糸とカラムシとを漬けてみました。お日さんに干して乾かすと、まっききの黄色になったぁ..万歳!
 この前の羽村でのC.T.キリーさんの講演会で「想像でいいです、縄文時代には何色があったと思いますか?」と質問しました。キリーさんがすぐに「黄色、だが証拠がない、分かりません」と答えられました。この方法で糸が黄色に染まる(^−^)ちかより。

白井〜〜Link(14 Sep 2002 08:44:53)
ご指摘ありがとうございます。
直しておきました。

(13 Sep 2002 06:44:36)
11日のニュースのところ
青谷町が島根県になってますが鳥取県ですよ。

額田王猫(31 Aug 2002 02:22:34)
ご丁寧なお返事いたみいります。「桶に巻いたような云々」は人から聞いたように思います。
ありがとうございました。

内田〜〜Link(31 Aug 2002 01:52:16)
 桶巻きについて質問させていただいた者ですが、専攻が国文です。
 考古学は奥が深いですね。私としては、「桶巻き」の語の意味が知りたかったので、簡潔なご説明で十分でした。
 記事に書いてあります。というご説明は、なかなか痛いご指摘でしたけれど。
(勉強しなさいよ、という感じでしょうか?)

白井〜〜Link(31 Aug 2002 00:56:19)
「ほんとに桶に巻いて」というのが,「世間一般の“桶”とおなじものか」というニュアンスならば,この“桶”は瓦作りの専用の器具に対する略称なので,世間一般の“桶”であろうはずがなく,やはり「桶ではなかったです」と言わざるを得ないでしょう。
「板と板の突き合わせを桶を作る時のようにしつらえて綴った、南京玉すだれのような物」というのが,この場合の“桶”に当たるのだろうと思います。
「名の由来」については,額田王猫 さんの参照された文献がわからない上,私の手元には充分な資料が揃わないので,なんともいえませんが,下に挙げた文献を見ると,平瓦のもとになる粘土円筒を作成するため器具(模骨)は戦前から桶に喩えられていたようです。
チャットでは,その性格上,参考文献を省略したり,比喩を乱暴なものにせざるを得ませんでしたが,大まかな説明としてはありうる線ではないかと思います。
→小林行雄1964「造瓦技法」『続古代の技術』,東京・塙書房,308-342
→佐原眞1972「平瓦桶巻作り」考古学雑誌第58巻第2号,東京・日本考古学会,30-72

額田王猫(30 Aug 2002 23:44:49)
すみません。「桶巻き」のことで 少しこだわっています。
「夜食のとも」に「桶に巻いて」と説明されていますが、ほんとに桶に巻いていたんでしょうか?山本の瓦屋さんが復元したのを見たのですが、桶ではなかったです。板と板の突き合わせを桶を作る時のようにしつらえて綴った、南京玉すだれのような物でした。「桶巻き」の名の由来は、桶に巻いて作ったような痕があるというのではなかったでしょうか?

岡安(27 Aug 2002 23:22:49)
まず宮代さんに怒られてしまいました。

岡安(27 Aug 2002 15:59:13)
またやってしまいました。67話がどこかへ消えたと勝手に勘違いしてしまいました。
ところで、私も登場する?!
三年後までに、少し宗旨変えをはかっておきます。桃崎さんに怒られながら。

白井〜〜Link(27 Aug 2002 07:51:28)
額田王猫さま
ご指摘ありがとうございます。
編集途中のものが掲載されていました。直しておきました。

岡安さま
別に1には戻っていませんが。65話に書き足したのをご覧になったのでそう思われるのでしょうか。
岡安さんの登場は何回か先です(3年後くらい(^^;?)

岡安光彦(27 Aug 2002 00:50:19)
「共伴の戒律」楽しみにしてます。
1に戻ってしまい、ちょっと残念。
すごろくで「1に戻る」の目を出したみたいな気持ちです。
次を期待しております。

額田王猫(27 Aug 2002 00:17:10)
細かいことですが、きまぐれnewslink 24日付け 唐招提寺の瓦のニュースで
桶巻が「桶牧」になっていました。出典の共同の方は「おけ巻き」になっていました。

新登場(10 Aug 2002 14:13:57)
でわさようなら

新登場(10 Aug 2002 14:11:56)
こんにちわ。新登場です。

白井〜〜Link( 3 Aug 2002 08:11:09)
中山さま
ご指摘ありがとうございます。引用元の岐阜新聞では「丸山古窯跡群」でした。ところが毎日新聞・読売新聞では「丸石古窯跡群」でした。引用元と不整合なのはこちらのミスです。
しかし,実際に正しい名称はどちらなのでしょうか?

早傘さま
ご指摘のとおりと確認しましたので,訂正しておきました。

中山( 3 Aug 2002 07:01:48)
「岐阜:土岐市・丸石古窯跡群で鎌倉前半の人物像頭部。仏像か。財団法人岐阜県文化財保護センター8/1発表。関市・岐阜県博物館11/16-12/15「岐阜県文化財保護センター速報展」で一般公開へ。[岐阜新聞]」の記事中遺跡名は「丸山古窯」ではなかったでしょうか。
些細なことばかりで申し訳ございません。

早傘(31 Jul 2002 00:40:38)
各種編年表、いつもお世話になっています
さて、研究会編年表の
 >特別公開講座 山中一郎氏「旧石器ねつ造事件と世界の旧石器文化」
 >2002年8月10日(土)14:00:広島県立歴史民俗資料館/広島県三次市(16/May/2002)
は、反響が大きかったのか、会場が三次ロイヤルホテル大ホールに変更になっています。
http://www.manabi.pref.hiroshima.jp/rekimin/bunkazaikouza.html

globe(19 Jul 2002 01:46:04)
ちかさんありがとうございます。
実は今、劇のスタッフ(時代考証班なんですけど・・・)をやっていて、
そのうちの1シーンに縄文時代草創期の祭で土器を壊す場面があったのです。打ち合わせの最中で”祭をするということはそこに定住しているのではないのか!? 時代から考えるとこのシーンはおかしい”といった意見が出て結局このシーンは無くなってしまいました。
意見を述べてくれた方にも感謝しています。 またここで色々質問するかも知れませんが、その時はよろしくお願いします。 本当にアリガトウ!!

かめ(16 Jul 2002 15:35:26)
ちかさんへ
アドバイスありがとうございました。
教わっているときは何がなんだかわからない状態でしたが、手順がわかってくると、少しながらもだんだんと作業が進むようになりました。
あとは慣れと自信がつけば、手順良くできそうな感じがします。(不安なので何回も測ってしまうのです)
ホント習うより慣れろですね。
基礎を身に着けるためにもとにかく数をこなして、がんばっていこうと思います。
ありがとうございました。

amuro〜〜Link(15 Jul 2002 19:42:19)
展覧会・研究会掲示板のところで、書き込み失敗しました。
日時や場所が重複してしまい、見苦しい状況になりました。
管理人さま、織豊期城郭研究会の皆さま、申し訳ございません。

ちか〜〜Link(14 Jul 2002 18:31:39)
RE. ハーイ、かめさん。土器部会の土器に詳しい方に聞いてみました。実測の為の本は大きな本屋さんの考古学コーナーにあるそうです。が、習うより慣れろで、やっていっておぼえるのがよしとの事です。
RE. Hi,globe. 上と同じ方の回答ですが『(本に書いてない事について)そうでしょう、縄文草創期に祭じたいが、あったかどうかも?』とかなりきびしい意見でした。 ちかより。

globe(12 Jul 2002 00:40:34)
今、縄文草創期の祭りについて調べているのですが、
当時の祭りの最中に土器を壊していたという話を聴きました。
土偶を壊していた事は分かりましたが、土器についてはどこにも書いてありません。
どなたか知ってる人がいたら教えてください.
お願いします。

かめ( 4 Jul 2002 20:11:46)
初めまして。
整理事務所に勤めている者で、2週間ほど前から土器の実測を始めました。
作業の手順が身についていないため、とても時間がかかっています。
あれこれしているうちに1日あっという間。仕事になりません。
実測のマニュアル本みたいなものがありましたら、教えていただきたいのですが。
よろしくお願いします。

白井〜〜Link( 2 Jul 2002 22:58:17)
いえ,ここは間違い指摘コーナーの意味もあるので,間違いがあれば指摘もあるのが当然です。
間違えないのが一番いいんですけどね。

マトリョ−シカ( 2 Jul 2002 21:44:49)
はじめまして。掲示板が管理人さんの誤植指摘コ−ナ−??
になっているようですが、凹まないで頑張ってください。
(--)

白井〜〜Link( 1 Jul 2002 23:41:11)
う〜〜ん(--;,わざとやってるわけじゃないんですが,推敲が足らないですね。
ご指摘ありがとうございました。直しておきました。
6月下旬版ニュースリンクはぼろぼろでした。

原人( 1 Jul 2002 23:02:23)
ニュースリンクの側原人って・・・

[2002年5-6月|2002年10-11月|最新|編年表]
[自由書式掲示板|展覧会・研究会掲示板|現説・発掘掲示板|ニュース掲示板]
白井克也 Copyright © SHIRAI Katsuya 1998-2002. All rights reserved.