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- 2001 -8/18 柏 - 横浜FM 8/11 FC東京 - 柏 7/21 柏 - 福岡 7/16 柏サテライト - 市原サテライト 7/ 7 柏 - 浦和 |
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[すべき事を怠るとこうなる]レイソル5−1セレッソ 9/7 日立柏サッカー場このサイトで日立台の試合を取り上げるのは実は初めてです。と言いつつも、観戦記をアップするのが次の試合も終わった後ってだめじゃん....。明神と洪明甫を欠いて守備をどう安定させるかが課題のレイソルですが、セレッソ戦に限って言うとあまり関係ありませんでした。盧廷潤と金都根を放出してまで獲得した外国人選手がスタメンにいないとは.....。なんで?他サイトでも言われていますが、やることなすことが全て降格に向かっているように見えるのは気のせいでしょうか。 試合開始前から強烈な雨が降ったり止んだりしていて、神戸戦を思い起こさせるような悪コンディションでした。そういえば、日立台での勝利って神戸戦以来ないのですよね....。もっとも、日立台での試合そのものがしばらくなかっただけですが。洪明甫の代わりは根引、明神の代わりが柳想鉄と、わかりやすい方策をレイソルは取ってきました。まあ、3トップはしませんでした。余談ですが、この日のスーパーサッカーで3TOP柳想鉄と紹介していましたが、試合を見ていればボランチのポジションにいたことは明白なのですが。下手なことは言えないものです。その他で気になるのはなぜベンチなのかわからないワシントンと、久しぶりのトップベンチ入りの長谷川太郎です。最近のサテライトの中では一番好調なので、ぜひともピッチの中で練習の成果を見てみたいものです。 試合はセレッソペースで始まりました。レイソルはボールは回せるものの、取られないためにパスしているとしか見えず、攻め手がありません。ダイレクトパスの連続もありませんし、その点においてはF・マリノス戦よりも劣っていました。対するセレッソは左ウィングバックの西谷の切れ込みが恐ろしく冴えていました。が、点には結びつきません。筆者の席がアウェー側に片寄っていたので、なぜ点に結びつかないのかは良くわかりません。森島が悪い意味で消えていたように見えましたが。 レイソルの攻めはほとんどシュートまでもっていけませんでしたが、黄善洪(だったと思う)がコーナーキックを獲得します。ここで、筆者の前にいたおっさんが「大野じゃ駄目だ。望に蹴らせろ」と大野に文句を飛ばしていました。筆者的には永井俊太か砂川に蹴らせた方がいいと思うのですが。と思っていたら、渡辺毅にドンピシャリと合い先制します。こんな先制の仕方でいいのでしょうか、とセレッソに申しわけない気持ちになるような先制でした。それまでほとんどシュート打っていないのに。 この辺りから、レイソルがペースをつかみます。何かよくスルーパスが出るなあと思っていたら、大野がフリーでボールを扱っていました。マークがつかない条件がつきますが、大野のスルーパスは中村俊輔、小野伸二に引けを取りません。それほど大野の出来はよかったです。裏を返すと、大野を無力化するには、マークをつけて前向きにボールを持たせないだけでいいわけです。なにか、トップ下の選手としては致命的な弱点な気もしますが。 後半に入り、北嶋のポストプレーが目立ち始めます。そこから大野を経由して平山や黄善洪がサイドを抉りだします。この辺で追加点がほしいなと思った矢先、北嶋のはたいた所になぜかいた柳想鉄が蹴り込んでゴール!!日立台が歓喜に沸きます。後半の早い時間帯に点を入れて、いい感じで残り時間を戦えそうです。 しかし、さんざんチャンスを作りますが、黄善洪が外しに外します。前所属していたセレッソが相手なので奮起していたのがよくわかるプレーなのですが、はっきり言って空回りです。前半、枠を外してセレッソサポの前で悔しそうにしていた姿がとても哀れに見えました。が、セレッソにとどめを刺したのも黄善洪でした。これまたゴールシーンがよく見えなかったのですが。 これで完全にグロッキーなセレッソにレイソルはやりたい放題でした。北嶋はポストプレーでキープしまsくり。大野は2列目から自由に試合を組み立て、萩村は足をつりました。で、望IN,萩村out。といきなり望にボールがこぼれてきて得点です。沸きに沸く日立台。もう雨が降っていることなどどうでもいいです。 最後、テストなのか時間稼ぎ要員なのかよくわかりませんが、北嶋out,長谷川太郎in。この時もスタジアムは歓声に包まれますが、度胆を抜かれたのは、ファーストタッチでボールをキープすると、そのままゴール前に切り込みシュート!!ネットを揺すります。いや、これは凄かったです。この試合でもっとも盛り上がった瞬間でしょう。最後あからさまに集中力が切れているところをワシントンに詰められ1ゴールとられましたが、この後プレーが再開することなく試合終了は拍子抜けでした。終わって見れば神戸戦と同じ5−1で勝利しました。雨の日立台の試合が5−1に終わるジンクスとなるのか(ある意味)楽しみです。たぶんならないけど。 ・本日のやればできるじゃん 消えない大野。フリーにさせるとこうも恐ろしいということを見せつけてくれました。マークをつかれるとこうもなにもできない選手なのかと落胆させられることも多いのですが。久々のスルーパスを堪能させていただきました。 ・本日の殺すリスト入り 濱名主審。あからさまなセレッソ寄りのジャッジを見せつけてくれました。これが長居の試合ならば笑ってすませますが、柏でそういうジャッジは.....。個人的に松崎と同クラスの評価です。最悪の審判は私てきに布施となっています。 ・本日の一人かやの外。 渡辺光輝。西谷の対応に追われ、ほとんど最終ラインから抜け出せなかった。かと言って西谷を抑えていたわけでも決してない。砂川と替えさせられなかったのは砂川がもっと守れないからないと思ったが、入江と替えるのはアリだと思いました。ひょっとして重度のスランプか? TOPへ戻る [泣きたくなるような予定調和]レイソル0−1F・マリノス 8/18 柏の葉柏の葉で試合をするとろくでもない事ばかりがおこるのにはもう慣れてしまいましたが、案の定、横断幕はフロントと柏市批判で埋め尽くされました。よく1日でこれだけの量を用意できたものだと感心しました。なんか評価の方向性が違う気はしますが、それは放っておきましょう。それよりもこの日は8月とは思えないほど寒かったのですが....。ユニの上にジャケットを羽織るのは情けないので半袖で我慢しましたが、こんな時期に薩川@半袖御本尊様の偉大さが分かるとは予想外でした。普段買うビールも買わずに席に着きます(って柏の葉のメインスタンドでビールを買ったことがないのはなんで?)。スタメンはほぼ予想どうりでした。レイソル側はいつもとほぼ変わらず。黄善洪がベンチ(お疲れモード故)にいる位が珍しいところでしょうか。マリノス側は右アウトサイドが明神を追い落としかかっている波戸、左アウトサイドが新加入のドゥトラと、俊輔よりも不気味な布陣です。FWは最近好調な坂田とスペインに行ってダウングレードしてきた城の2トップでした。城じゃなくて平間だったならばもっと虐殺されたことでしょう。不気味な存在の1人のブリットはベンチにも入らず。どんなヤツかちょっと気にしていたので残念。でも、城はまだ商品価値としては高いのですねえ。 試合は、先月よく見たまったりとした展開が続きました。平山は波戸にほぼ封じられ、渡辺光輝はドゥトラの自滅を待つしかないといった状況でした。レイソルはワンタッチでボールを回すとFマリノスの陣形を揺さぶることはできるのですが、その先の崩しのパスがないためにそこでボールが後ろに戻ってしまいます。一方のFマリノスは個人のキープ力がレイソルとは桁が違うため、ボールを持つ間にパス先を探しますが、周りが何にも感じてくれないため、崩す行為まで至りません。頼みの俊輔も、ボールを持ってもパスの出し先がないために困っていました(それで明神辺りに詰め寄られてボールを奪われていました)。 と言った所で前半は特に見せ場もなく終了しました。ペリマンは何か手を打ってくるかなぁ、でも打つ手はないだろうなぁと思いつつ、ぼぉーとしていました。試合前に売っていた福袋がハーフタイムには無くなっていたのが心残りでしたが、そんな事位しかありませんでした。 後半に入ってもやや同じ展開。ただ、前線と最終ラインが間延びし始め、中盤のマークが緩くなってきました。俊輔のマークはそれなりにきついものの、ボランチの上野・遠藤が自由にボールを散らし、飛び出す余裕が出てきました。一方のレイソルは明神・萩村のコンビでは球回しには不安が残り、大野はFC東京戦同じく沈黙したままです。何かイヤな雰囲気だな、と思った矢先に俊輔がフリーでボールをもらい、即座にディフェンスラインの裏に。城は全く反応できませんでしたが、その裏から坂田が飛び出してゴールに流し込みます。 点を取られる前に光輝から砂川に変わっていましたが、ここにきてベンチはエマージェンシーです。黄善洪in、萩村out。加藤望in、平山out。3トップ&両サイド交代はFC東京戦でも見せてくれましたが、望と砂川のポジションが逆。柳想鉄も、FC東京戦では形式上はボランチでしたが、この日はトップに張りつきっ放し。中盤を逆に支配されてピンチを何度か迎えます。相手がもうちょっと意思統一できていれば一方的な試合になっていた所です。 最後はほうり込み戦術で点を取りに行きましたが、そうそう決まるわけもなく、点をとる方程式が解けないままタイムアップとなりました。とってもくやしいけれども、順当な結果なのでなんともやりきれない気持ちになりました。柏の葉はなにか縁起が悪いよぅ......(それは柿落としからだが)。 ・本日の隠れキャラ(隠れっぱなし) レイソル・大野、Fマリノス・城。FC東京戦ではわずかな機会を逃さなかったが、今日は完全に消えていました。崩しのパスが出なかったのはほとんど大野の責任t言って過言ではないでしょう。いいときはサイドに流れて平山/光輝のサポートをするのになぁ。城はいうまでもないでしょう。前節の前園みたいに赤紙をもらうよりマシ程度です。本当に何やっていたの? ・本日はあまりミラクルでない松崎 目立ったプレーはなし。珍しいが良いことではある。ただ、俊輔保護条例に基づき、彼へのチャージには容赦なく笛を吹いて救っていた。絶滅しないように奮闘する姿は美しい(俊輔サポにはこう見えたに違いない)。 ・本日の南のパントキック。 かつてない位まっすぐに飛んでいた。彼のキックの出来には周期があるの? ・本日の敗因その1 監督の采配ミスでしょう。でなければ、意思が選手に伝わっていなかったかのどちらかです。FC東京戦では右:望、左:砂川だったのがこの日は右:砂川、左:望と逆ではないですか。そりゃ動きがぎこちないのは(そして押し込まれるのは)無理もないです。練習してないのだし。 ・本日の敗因その2 3トップになったのはいいけれど、FWはちゃんと中盤をケアしなさい(怒)!!前で張っていてもボールが飛んでこなければ意味はないでしょうが。望・砂川に上がれとペリマンはさんざん言っていたが(なぜか聞こえた)、あれだけ中盤が薄いと上がれませんよ、普通。 TOPへ戻る [守備に変化あり]FC東京2−2レイソル 8/11 東京スタジアム監督交代してから初の公式戦。ストレスの残る試合(福岡戦)から半月以上経過し、どう変わってくれるのかうずうずしながらこの日を待っていました。が、よりによって前日徹夜する羽目になってしまい、眠い目をこすりながら飛田急へ向かっています。今日は、内容次第では睡魔との戦いになりそうです。が、結論からいうと忌憂に終わりました。互いに点のとれる雰囲気はありませんでしたが、攻撃陣がふがいないというよりも守備陣が踏ん張ったという印象です(ちょっと持ち上げすぎ)。 柏の3バックは真ん中に萩村。ストッパーが渡辺毅、根引でした。洪明甫は明神とともにボランチでした。薩川が出場していない中で、DFの安定感を求めると、上がることのまずない萩村を最終ラインに置くことは間違っていないと思いますし、萩村、柳想鉄よりも洪明甫の方が試合の組み立てに1日の長があります。 試合は、攻めるFCに受けるレイソルという形で始まりました。FC東京は、FWはアマラオ1人ですが、攻めになると左MFの小林成光、右MFの佐藤由紀彦がトップに張り付き、ボランチの三浦文丈が2列目に上がって4-1-2-3のような形になってボールを支配しますが、なぜか速攻がないため、全くピンチに見えません。一方の柏レイソルもサイドに蓋をされると何もできない見本のように攻め手がありません。まぁ、つまらないミスからカウンターを貰わないのでストレスは溜まりませんが。 ...と言っている間にパスミスからカウンターをくらいました。DFの人数が足りないのでやばいなぁと思ったらやはり由紀彦に決められました。今日もだめかなぁ。が、これでレイソルのエンジンに火が入ったようです。コリアントリオを始めとしてかなりアグレッシブになります。...って試合開始からエンジン掛けてくれ。あと、カード貰いすぎ(泣)。前半はこのまま終了。なんか、いつもの負けパターンの様相です。ペリマンは修正できるのでしょうか? 後半になってFC東京小林out、増田in。増田は小林と同じポジションにつきます(たぶん。最後まで姿を確認できなかったが(笑))。柏レイソルは根引out、北嶋in。洪明甫をDFに、柳をMFに持ってきます。まさか、1ストッパー2スイーパーの3バックをやるとは思いませんでした。何か、平山も吸収して4バックになっている気もしますが(笑)。この辺りから中盤が互いに間延びし始め、右からのクロスを跳ねかえした所で大野がミドルシュートを決め、同点に追い付きます。これまでいいところのなかった(=消えていた)大野ですが、北嶋よろしく1分の仕事で結果を出しました。 が、あいかわらずリズムを掴めないレイソルイレブン。再三攻め込まれながらも平山、萩村で潰していたレイソルの左サイドですが、佐藤由紀彦のフェイントに2人(誰だかは不明)引っ掛かってしまい、ケリーに勝ち越し点を決められてしまいます。またケリーかぃ...。 ここでペリマンが動きだす。大野か黄洪善に代えて加藤望かな?と思ったのですが(それは西野の采配なのだが...)、渡辺光輝に代えて加藤望、平山に代えて砂川を投入してきました。ペリマン監督はサイド攻撃を捨てたのかと思いましたよ。が、ドリブラー2人をサイドにつけたのは正解でした。左サイドは佐藤由紀彦に押しこまれていましたが、右サイドは増田が消えていたこともあって、深くまで抉れることができるようになりました。が、最終ラインを深くしてきたFC東京にクロスがことごとく跳ね返されます。「これは駄目だな...」と総評を考えていたロスタイムに、ハーフウェーライン左から大野が放り込みます(あれはもう、アーリークロスでさえない)。それは安易ではないか?と心の中でツッコミを入れてみましたが、それがゴール左で折り返してなぜかそこにいた柳想鉄が押しこみ同点!思わず競輪に勝った水野真紀に負けない位のガッツポーズをしてしまいました。ちなみに、折り返したのは渡辺毅でしたが、FW陣はどこへ? で、延長戦です。やはり左サイドからピンチを招いていますが、ベンチには入江と佐藤大のみ...。防ぎようがないではないかと思っていましたが、ここでペリマンが動き入江in、大野out。ほぼ4バックの形になりましたが、驚くべきことにこれで左サイドに蓋をする(佐藤由紀彦を封じる)ことに成功したのです。あぁビックリ。おまけに守備の負担の減った砂川が暴れ始めます。左サイドを切り崩したかと思えば、真ん中でゲームを組み立てたり。ま、このままタイムアップだったのでインパクトは弱いですが。そう、このままお互い決定機を何回かはずして引き分けに終わってしまいました。でもまあ、負け試合を拾ったこともありますが、今後に期待を持てる内容で筆者的には満足でした。次は勝てよ!! ・本日のMVP FC東京は佐藤由紀彦。柏レイソルは大野。互いに2得点に絡む活躍。由紀彦が再三チャンスを作り出していたのに対し、大野はほとんど消えていたのは秘密。この両者が代えられた時点で引き分けは決まっていたのかもしれない(いても引き分けのような気もするが)。 ・本日の存在感の薄い人 FC東京は増田。柏レイソル黄洪善。2人ともどこにいるのかわからなかった(笑)。 ・本日の辺見主審 ぎりぎり及第点という所か。ファウルを取ったり取らなかったりしていたが、どうも時間帯によって周期的にファウルの基準が上下していた模様。 ・本日の南のパントキック。 最悪(笑)。南の蹴り損ねがアマラオに渡ってあわやという場面が2度続いたあとで(2度も続くな)、プレスを受けて南に返す渡辺毅もどうかと思うが。あの場面はきっと条件反射でパスしたな、絶対。 ・本日のボランチ 明神とのコンビは前半は洪明甫で後半以降は柳想鉄だったが、連携はスムーズになっていた。1stステージであんなにバランスが悪かったのが嘘のよう。洪先生(?)は後半は最終ラインに移ったが、スイーパー萩村のさらにスイーパーみたいな役割で上手くスペースを潰していた。柳軍曹(?)は球の散らしは上手いし積極的に飛び出すし、途中から2列目まで上がっていました。 ・本日のオフサイドトラップ? 結構オフサイドをレイソルは取っていた。ペリマンってオフサイド嫌いでは?と思ったが、最終ラインはあまり高くなかった。普段は低い位置にいて、ペナルティーエリアまで詰め寄られた時点でオフサイドを取りに行っていた。後半は4バックだか1ストップ2スイーパーだかよくわからないDF陣だったが、西野時代との違いが現れていて期待が持てそうだ。 TOPへ戻る [湿った導火線]レイソル1−0アビスパ 7/21 柏の葉「バレンタインの惨劇」以来、何かが起こると肝心のvsアビスパの対決については、冷静になったピッコリが巧くかわした形になった。北嶋のマーカーは前田ではなく小島(光)。柳と服部の対決も期待していたが、洪大先生が不在によって萩村スイーパー・根引ストッパー・柳ボランチとなり、接触はあまりなかった。マリオは前半終了間際に激洪して「戦闘準備」は完了したと思われたが、大魔王は「子供の喧嘩にはつきあってられぬ」とばかりに無視を決め込む(というより自軍の修正で手一杯という感じだったが) 試合内容はお互い一杯一杯で、最近流行のまったりとした内容となった。アビスパは最終ラインの前のスペースが妙に空くのだが、そこにレイソルの選手が誰もいない。望はサイドに流れて起点を作っているのだが、他の選手は望が作ったスペースをなぜ利用しない?という感じでそれなりのチャンスしか作り出せない。一方のアビスパは前半:バデア・後半:中払が張り切って試合を組み立てるが、なぜかフィニッシュまで持っていけない。山下は渡辺毅に、服部が根引に封じられていたからだが。後半に入るとアビスパがサイドに蓋をしてしまい、レイソルがボールを支配するものの、最終ライン手前でキャッチボールをするばかりで崩そうとする気配なし。例えて言うと、時間かせぎのパス回しのような感じ。まだ点が入っていないが。と思っている間にコーナーキックから混戦となり渡辺毅が押し込んだ。こんな形でしか点が入らないだろうな、というような偶然のゴール。で、その後も(試合内容的に)変わることなく試合終了。レイソルもアビスパもどっちもどっちで、運よく勝ったという感じだ。取りたてた成果もなし。あの異様な雰囲気がなければブチ切れたくなるような内容だった。直樹が倒されて一触即発の時間もあったが結局なにもなし。サポーターが応援拒否をするも試合内容は不甲斐無い。でも結果は出した。なんか、爆弾に火をつけたけれど、導火線が湿っていて途中で火が消えたような90分でした。はぁ。 ・本日の21人目のフィールドプレーヤー 長田。ポストプレーが1回にインターセプトが1回と無難なプレー。頑張った人にもれなくカードをプレゼントしてた模様。ジャッジは酷い出来だったが、今日の両チームの状態では誰が審判やっても大勢に影響はなかったと思う。 ・本日のゴールキック まともに飛んでいた。でもなぜ佐藤大がスタメン?サテライトもでていないのに。 ・本日のガチンコ対決あるいは服部vs根引 完全に勝ち目がないと思っていたが、なんのなんの、互角以上の出来ではないか。あの服部を削りにいった根性は立派。 ・本日の時間稼ぎ要員 酒井。見え見えのオフサイドトラップにひっかかるな。 ・本日のレアもの 萩村のプレースキック。根引をおしのいて普通にリスタートするのかと思ったら、みんな上がるではないか。でも案の上、まともに飛んでない。 ・本日の応援拒否について(少し真面目) 応援拒否した側の気持ちも分かるし、自然発生した応援をしている人の気持ちも分かる。「応援拒否」はサポーターとしては叱咤激励する最後の手段なので、その覚悟はよく伝わった。サポーターだってあんな応援(あえて「応援」と書かしていただく)はしたくないし見たくない。しかし、今シーズンの情けない試合内容(結果ではない)を見ると、当然の帰結とも思えるので、今回は応援拒否に反対する気はない。が、見に来ている他の観客には関係のない話で、「見にいかなければよかった」と思っている人も少なくないはずだ。その辺りはやはり反省すべきだと思う。「応援拒否をやるな」と言っているわけではない。「応援拒否をやった」ことに対する責任はきちんと取ってほしいだけだ(ここでいう「責任」とは、他の観客に対しての事情の説明、場合によっては不快にさせてしまったことへの謝罪を含む)。観客には罪はない。「最終手段」であるならば、それくらいの覚悟はできていると思っている。 TOPへ戻る [マークのズレ]レイソルサテライト3−3JEFユナイテッドサテライト 7/16 柏の葉実はサテライトは初スタメンはGK吉田,DF入江/根引/中澤,MF落合/藪崎/田ノ上/永井/杉山,FW玉田/長谷川の布陣。トップみたいにくさびを当てるのが難しそうな、一昔前のレイソルのようだ。しかし、玉田がFWやっているなんて全然知らなかった(平山のライバルではなかったのか?)。 前半は両FWがサイドに流れて起点をつくっているように見えた。両WBが全然上がってこない。むしろボランチの藪崎あたりがよく攻めに顔をだす。藪崎って守備的な選手と思っていたのだが、気のせいか?入江はボールを持つと慌てたようにステップが小刻みになる。あれは見ていて不安になる。 試合は、前半早々に玉田の豪快なミドルが炸裂し先制するも、JEF林に追いつかれ前半終了。玉田と林(特に林)は格の違いを見せつけるかのように動きがよかった。後半は玉田がまたもや決めるも再び林に決められる。長谷川太郎の代わりに入った菅原太郎が勝ち越しゴールを決めるものの、今度は佐藤寿人に追いつかれ、そのまま試合終了。 後半途中からディフェンスラインがボロボロになった。サイドにボールが流れた時に何故マークがずれる?おかげで中澤の1対1の強さを検証することはできなかった。今日はそれ以前の問題だ。1対1を作らずにあいてにシュートまでゆるすのだから。 ・本日のパントキック 1本だけっていうのはどういうこと?吉田はスローイングばっかり使っていた。結構遠くまで飛ぶからいいけど。 ・本日のヘタレクロス 入江の1本のみ。全体的にはそんなに悪くはないと思うぞ。 ・本日の株価急上昇 菅原太郎。ボールを離すタイミングはエジウソン並みに遅かった長谷川太郎と交代で出場。ポストプレーははっきりいって下手くそだが(あれだけ背があるのに)、ストライドの長いドリブル突破はえらく気に入ってしまった。静岡学園出身だけあって足元の技術もかなりあり、彼がボールを持つと何かしでかしてくれるのではと(悪い意味ではなく)期待させてくれる。事実、混戦から点をもぎ取っている。 ・本日のトップ起用推薦 玉田と林。2人ともこの試合で格の違いを見せつけるかのようなプレーぶりを披露。特に林はスペースへの飛び込みがうまかった。トップ最終節ではベンチ入りさせることを強く希望する。 ・本日の消えていた人 前半:杉山。右サイドにいたのは知っていたが、ほとんど何もやっていない。まるで昨日の村井のようだ。ま、前半は皆日陰を求めるように左サイドにばかりボールを回していたので、雀の涙程度には同情するが。 後半:永井。前半はそれなりにボールに絡み、FK/CKも玉田と分け合っていた。が、後半に入ってほとんどボールに触れていない。玉田がボールを受けに下がり、そこから展開する形ばかり。レイソルのトップ下は「消える」のが最近の流行か? ・本日の大激怒 田ノ上。君が上がってシュートを打つのは構わないが、相手ボール時に最後まで左ウィングにいるのはやめてくれ。後ろのスペースを同じパターンで2,3度使われたぞ。ひょっとて手を抜いていないか?しかしこれで平山怪我時に入江が使われた理由がわかった気がする。 ・先週のFW 直樹がメインスタンド最上段で観戦していた。前半終了後に存在に気づいたが、顔だけ見て「誰だっけ?」と直樹と思いつかなかったのは秘密。ちょうどAWAYユニを買ったばかり(セールで安かったもので...(^^;)サインをもらおうかとも考えたのだが、前述のこともあり恥ずかしくてやめた(笑)。目があってたりしてたらやだな...。なお、もう1人のFW、北嶋選手は有給消化のためか現れなかった模様。 TOPへ戻る [最初の10分間]レイソル3−2レッドダイヤモンズ 7/7 国立競技場名古屋戦を全く見ていないのでなんとも言えないが、昨年の強い頃のレイソルをみるような試合だった....前後半最初の10分までは。レイソルの3−5−2システムの特徴として「サイドから攻め込んだら逆サイドはゴール前にいる」攻めがある。昨年は平山のクロスを光輝がヘッドで押し込んだり、光輝のクロスを平山がボレーするというシーンをよく見かけたが、今年はほとんど見られなかった。それもそのはずで、あまりにアーリークロスを上げさせられすぎ。当然逆サイドの選手がゴール前に詰め寄れずに攻め淡白になってしまう。 一点目はサイドに流れた大野からのクロスを光輝が決めたもの。二点目はアーリークロス気味だったが光輝のクロスを平山が合わせたものだ。ここまでなら及第点をやれるが、そのあとがいただけなさすぎ。光輝は攻め上がらないか守りに戻らないかのどちらかだし(怒)、レッズに押し込まれる時間帯にはまさかのトレスボランチ(明神、萩村、柳)が見られるし(でも柳想鉄は積極的で好感度UPなのだが(笑))、集中力が切れた隙に二点目を奪われるし(あれは余計な失点だ(呆))、安定とはいいがたい試合運びであった(前後半の最初に点を取っていなかったらと思うとねえ)。 完全封鎖ディフェンスは復活にはまだ遠いが、薩川が大活躍してたのは印象的。浦和のスピードスター達に決定的な仕事をさせなかった(はず)のは彼がことごとく潰していたから。もっとも、岡野は工夫がないので自分が飛び込むスペースがなかっただけだが(笑)。 ・本日のゴールキックまたはバックパス 今日一番のスリルの瞬間。トゥットがよく詰め寄るし。安藤の方が安定していたぞ。 ・本日のヘタレクロス 萩村。直樹がピッチにいたのかと思った(笑)。やはりヤツにロビングを上げさせてはならない。 ・本日の個人的格上げ 柳想鉄。前半のシュートのほとんどが彼のものだったと思う。でも元は取ったと思って病欠するなよ。後半倒れていた時は「またか」と半分あきらめていたぞ。 ・本日のマリーシア なし(笑)。1点を守る必死な姿は、今振り返ると(選手もサポーターも)微笑ましいが、昨年のアントラーズみたいに憎たらしい試合展開にできないのかねえ。 ・本日の浦和レッズ ロボ出場おめでとう(笑)。やはり伸二とトゥットはすごかった。特に伸二はボールを持つとキープしまくり。明神に一度奪われた位か。しかし、周りが伸二についていけないのでトゥットへのスルーばっかり(笑)。しかもサイドにトゥットが流れても全然怖くない。後半途中から皆伸二にボールを預けっぱなしだったが、あれでは「ピクシー後」のグランパスより「伸二後」のレッズのほうが先行きが不安。グランパスはウェズレイ大爆発のようだし。 ・本日のミラクル松崎 あいかわらずのファンタジスタ的なジャッジを連発。敵・味方・サポーターの誰も予測しえないところでの笛を吹きまくり。だが、いつもは熱くなるキムチ3人衆をはじめ誰もが放置プレーに撤した結果か、試合への影響はほとんどなし(奇跡だ)。 ・本日の前に座っていたお嬢様方へ 砂川の交代時に「平山と交代?!」と叫んでしまいましたが、あれは柳想鉄の間違いでした(間違えてごめんなさいm(_ _)m)。だって「8」の表示が「6」に見えたんだもん。 ・セレッソ戦への要望 開始からのいい形をもう10分延長してくれ、頼むから。 TOPへ戻る |
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