栗本薫作品の年表-判定理由(その1)
by 八巻大樹さん

---MLの成果1


矛盾が生じたときには、
1、作品中に記載された主要事件の前後関係、時期的関係
2、現実世界の事件の記述によって特定される年代
3、その作品の語り手によって記述された語り手自身の情報 を優先してみました。それでも矛盾が生じるときには、より矛盾が 少なくなると思われるほうを採用しています。



・天狼星−1985年11月〜1986年1月 (ハレー彗星が来る年)
・天狼星II−1987年1月 (天狼星の約1年後)
・蝶の墓−1988年7〜8月 (天狼星IIの約1年後)
・ヴァンパイア−1993年8月〜 (「蝶の墓」および作中の晶の年齢から)

・猫目石−1985年7〜9月
・怒りをこめてふりかえれ−1993年11月〜1994年6月
・殺怪獣事件−1994年5月頃

 以上3つは栗本薫の年齢、山科正信の肩書き、事件の前後関係から。


・ぼくらの時代−1979年6〜7月
・ぼくらの気持−1981年
・ぼくらの世界−1982年5月

 以上3つは栗本薫の年齢から。


・魔境遊撃隊−1985年春 (栗本薫の年齢および「猫目石」との前後関係)
・仮面舞踏会−1990年1月 (「天狼星」等との時期的関係など)
・顔のない街−1980年3月 (「仮面舞踏会」および作中の稔の年齢から)
・絃の聖域−1980年10〜11月 (「顔のない街」との時期的関係、山科正信の肩書きから)



、、、これまではこんなところだったでしょうか。



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