Web Technorogies

Usability について  - Others

Previous | 1 2 3 4 5 6 7 8 | Next 

いよいよ最後になりました。最後に残った要件を見てみましょう。

なるべくスクロールの少ないページ構成にする

コンピュータのモニタ上で長文を読む場合、スクロールしながら読む場合と、ワンクリックでページを切り替えて読んでいく場合とでは、後者の方が疲労が少なくなります。Webページは、なるべく1ページ内に収めるようにするか、長文になる場合は、ページを切り替えていくデザインにすることをお奨めします。

本文(見出しなどを除く)のフォントは 10 pt 〜 14 ptにする

長時間文章を読む際に最も疲労の少ないフォントサイズは 10 pt 前後です。(米国での研究結果)

日本語の文字の場合は字画が多いですから、それを考慮すると 10ptのもう一サイズ大きいフォントの方が良いかもしれませんね。

固定のフォントサイズは使用しない

HTML あるいは、CSS ( Cascading Style Sheet ) の仕様では、フォントサイズの指定に固定サイズ (10 pt など) を指定できることになっています。フォントの大きさを固定することによって、確かにデザイナーの意図した通りのページを表示することが可能になりますが、逆にブラウザーが備えている表示フォントのサイズ変更の機能が使えなくなってしまいます。同様に、見出しなどを画像で表示することも同様の意味でユーザビリティを下げる要因になります。

フォントサイズは、相対サイズ (3、2 em、120 % など) で指定するようにしましょう。また、メニューなども可能な限り画像を使わないようにしましょう。

あらゆるウィンドウサイズで見やすい作りにする

ありがちなミスですが、一般の人が Webページをデザインするときは、いつも自分が使用しているブラウザーのサイズでデザインします。当たり前のことですが、あなたのページを見るユーザーのブラウザーのサイズは様々です。

ブラウザーのサイズをいろいろな大きさに変更して、見にくくなったりしないかテストしましょう。

 

さて、ユーザビリティとは何なのか?、またユーザビリティを向上させる為に注意すべき点は何なのか?、という内容を連載してきましたがいかがでしたでしょうか?

皆さんの Web ページデザインにもしくはソフトウェアのデザインに役立っていただけるとうれしい限りです。
なお、もっと詳しい内容を知りたい、勉強したいという場合は、以下のリンクを参照してください。

Microsoft
Microsoft Usability Research - Microsoft のユーザビリティ研究のホームページ
Microsoft Usability Lab - Microsoft のユーザビリティ ラボ
User Experience and Interface Design Resources - UI デザインチームのホームページ
Official Guidelines for User Interface Developers and Designers - Windows の UI ガイドライン

IBM
Ease of Use - IBM のユーザビリティ ホームページ
Web Design Guidelines

Association for Computing Machinery
The Windows© 95 User Interface: A Case Study in Usability Engineering
Usability Improvements in Lotus cc:Mail for Windows

Apple
Macintosh Human Interface Guidelines - Mac の UI ガイドライン

Previous | 1 2 3 4 5 6 7 8 | Next