私は…

略歴

近影
1957年
東京都で生まれる。
1977年
声楽家を志し、武蔵野音楽大学で声楽を専攻。
1980年
大学を卒業。武蔵野音楽大学大学院で声楽を専攻。
1982年
大学院を終了。後、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に所属してオペラスタッフとして活躍。鈴木敬介、栗山昌良、三谷礼二、西澤敬一各氏のアシスタントとして演出の研鑚を積む。
1989年
文化庁派遣在外研修員として、ウィーン国立歌劇場にて、オペラ演出を研修。
1991年
リメイク版「フィガロの結婚」(スザンナ:佐藤しのぶ、伯爵夫人:大倉由紀枝)高い評価を得る。
1992年
作曲 松井和彦氏のオペラ「笠地蔵」の台本と演出を担当。この作品は、再演を繰り返される。
1995年
二期会公演 プッチーニ「三部作」、東京室内歌劇場公演 芥川也寸志「ヒロシマのオルフェ」、日生劇場公演 松井和彦「笠地蔵・北風と太陽」で、演出力が絶賛され、第23回ジローオペラ、新人賞を受賞する。
2000年
新国立劇場デビューとなった松村禎三「沈黙」が、高く評価される。
びわ湖ホール青少年オペラ劇場で林光「森は生きている」を演出。現在に至るまでびわ湖ホールの重要なレパートリーとして上演され続けている。
2001年
ザ・カレッジ・オペラハウス公演「ヒロシマのオルフェ」では、大阪舞台芸術奨励賞を受賞。
2002年
国民文化祭鳥取で新倉健氏の作曲で、「ポラーノの広場」の台本と演出を担当。高い評価を得る。以降、新倉氏とのオペラ創作のコラボレーションが続いている。
2003年
大阪音楽大学カレッジオペラハウスでの松村禎三「沈黙」が再び高い評価を得、第一回目の新国立劇場地域招聘公演に選ばる。
2005年
「沈黙」が平成17年度新国立劇場地域招聘公演として、新国立劇場で再演され、大阪への凱旋公演が文化庁芸術祭大賞を受賞。
2011年
びわ湖ホール「音楽会へ出かけよう!」の構成演出を手掛ける。滋賀県内外から高く評価され、以降10年間続いた。(2020年はコロナ感染で中止))
2017年
びわ湖ホールA. サリヴァン/コミック・オペラ「ミカド」を演出、平成29年度新国立劇場 地域招聘オペラ公演として、新国立劇場中ホールでも上演され高い評価を得る。
2019年
没後500年を迎えるレオナルド・ダ・ヴィンチにちなみ開かれた古楽アンサンブル、アントネッロ主催の「ダ・ヴィンチ音楽祭 in 川口」の「オルフェオ物語」を演出。公演は第50回 ENEOS音楽賞 洋楽部門奨励賞をはじめ各賞を受賞する。

その他

オペラ台本
松井和彦作曲 「笠地蔵」 「走れメロス」新倉健作曲「ポラーノの広場」 「窓(ウィンドウズ) 前田佳世子作曲「どんぐりと山猫」
原稿